平屋40坪で叶える満足な間取り|価格や広さの注意ポイントも解説
40坪前後の広さの平屋であれば、シンプルな四角形だけでなく凹凸のある間取りで、プライベートな中庭やインナーガレージ、優雅なリビングなど、おしゃれで自由な暮らしを叶えやすくなります。
今回は、広々とした間取りと高級感のある外観が魅力の平屋40坪の特徴と、気になる価格や広さの目安、使い勝手のいい間取り実現に役立つポイントを解説します。
スタイリッシュで快適な暮らしをデザインした、40坪の平屋におすすめの間取り実例もご紹介していますので、ぜひ満足な家づくりの参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・平屋40坪間取りの特徴や価格・広さの目安を把握しておきましょう。
- ・平屋40坪で叶えるおしゃれで快適な間取りの実例を見てみましょう。
- ・納得の価格や広さ、使い勝手のいい間取りを実現させるための注意ポイントを解説します。
平屋40坪間取りの特徴
まずは、平屋40坪の「価格」「広さ」「間取り」の特徴を見ていきましょう。
平屋40坪の「価格」
木造平屋の坪単価相場は、40~60万円前後なので、40坪では1,600~2,400万円前後の建築本体価格が相場となります。
この価格は、建築材料費や設備、グレードなどによっても大きく変わってきます。
また、この建築本体価格は「建築費全体」の約70%で、他に別途付帯工事費約20%とその他諸費用約10%が必要です。
土地探しから始める場合は、土地を購入するための費用や地盤調査、必要であれば改良工事にかかるコストも念頭に入れておく必要があります。
平屋40坪の「広さ」
40坪の平屋は、4~5人家族向けの3~5LDK間取りができる程の広さです。
3~5つの部屋をつくることができるので、子ども部屋(2~3人)+夫婦それぞれの部屋を持ったり、同居タイプの二世帯住宅を叶えたりするのも可能です。
他にも、憧れの趣味室を設けたり、家事効率を高めるランドリールームを設置したり、ゆとりあるライフスタイルの実現にもおすすめの坪数ではないでしょうか。
平屋40坪の「間取り」
イメージしやすく、平屋40坪でつくれる間取り・部屋割についても見てみましょう。
40坪=約80畳なので、例として以下のプランを参考に変化をつけてみるのもおすすめです。
- ・LDK: 25畳
- ・玄関ホール: 4畳
- ・洗面脱衣所: 5畳
- ・トイレ: 1畳
- ・個室×3: 6畳×3=18畳
- ・主寝室: 10畳
- ・書斎・趣味室: 3畳
- ・収納: 4畳
- ・インナーガレージ: 10畳
【実例】平屋40坪のこだわり間取り5選
40坪の平屋を建てるなら、ぜひ採用したいこだわり間取りを5パターンご紹介します。
①吹き抜けのある間取り
40坪平屋で、ゆったりとしたリビングを確保するなら、実例のような「吹き抜け」や「勾配天井」を採用して、明るく開放的な空間を演出するのがおすすめです。
また、吹き抜け×大開口をつくるなら、安心してオープンな景色が楽しめるよう、L字型・コの字型・ロの字型の中庭を設けてプライベート感を満喫するのもいいでしょう。
②デッドスペースを無くした間取り
間取りのデッドスペースを無くし、コンパクトな作業スペースや収納に役立てる方法もおすすめです。
実例の平屋では、キッチン×ダイニング⇔リビングの通路脇に、独立感のあるワークスペースを設けるために、作業に必要な書類などが収納できる「仕切り兼用棚」を造作しました。
約2~3畳のスペースがあれば、必ずしも個室でなくてもいい、書斎や収納をつくることができるので注目されています。
③中庭のある優雅な間取り
庭を囲むような形状で建てられた平屋なら、外から屋内への視線を遮る効果や屋内への日当たり・風通しの改善に役立つ間取りが叶います。
中庭のあるプライバシー性の高い平屋で、実例のようにオープンな視界が楽しめる贅沢な住まいを実現させてみてはいかがでしょうか。
④インナーガレージとつながる間取り
40坪前後の広さの平屋であれば、憧れのインナーガレージを設けることも可能です。
屋内で愛車やバイクを守るインナーガレージの特徴を活かして、居住スペースから出入りできる動線を確保することで、天気や時間帯を問わず快適に利用できる空間に仕上がります。
⑤バリアフリーで安心の間取り
ゆったりとした広さの平屋で、子育て中や老後の生活で安心のバリアフリー間取りを採用するのも、おすすめです。
まだ小さなお子様のお世話や将来車イスを利用する場合、実例のような水回り集約間取りで、短く効率的な動線や広い通路幅を確保することがポイントになります。
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平屋40坪で満足な間取りをつくる際の注意ポイント
最後に、満足度の高い間取りを考える際に気を付けておきたいポイントを解説します。
価格を抑えるシンプル構造がいい
シンプルな平屋の構造を活かして、無駄のないすっきりとした外観にこだわることで、建築コストはもちろん将来のメンテナンスにかかる手間や費用を抑えることができます。
節約したコストは、屋内の設備やお好みのデザイン仕様に回して、快適で心地いい暮らしの実現に役立てるのもいいですよね。
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広さに合わせた採光・通風確認をする
広い平屋を建てる場合、立地環境によっては間取りの中心エリアに十分な自然光や風が届かないケースがあります。
実例でもご紹介した、吹き抜けや勾配天井を採用する他、平屋の周囲に高い建物がある場合にはハイサイドライトや天窓を設置して、できるだけ長く光や風が取り込める向きや配置に工夫してみましょう。
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寒暖差の少ない屋内環境をつくる
冬は暖かく、夏は涼しい平屋を実現させるポイントは、建物全体の断熱性と気密性を高めることです。
例えば、予算を抑えるために品質を下げた断熱材のせいで、結果的にランニングコストのかかりやすい住まいになったという失敗を避けなければいけませんよね。
また、できるだけ空気循環を遮る「壁」を減らす間取りで、部屋ごとの温度差を無くす方法も開放感や見通し、動線の使い勝手ともに有効です。
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防犯・プライバシーに配慮する
平屋の場合、道路からの目線と生活者の目線が合いやすい高さにある点には注意が必要です。
また、1階に出入りのしやすい大きな窓やドアがあるため、防犯の観点からもしっかり対策しておくことが大切です。
土地購入前に周辺の環境をよく確認しておくことはもちろん、中庭や外構を広めにつくることで、通りから距離をあけて平屋を建てるなど、安心して暮らせる屋内環境を整えていきましょう。
まとめ:納得価格で満足な広さの平屋を手に入れる
平屋で40坪の間取りをつくるポイントや価格・広さ・間取りの特徴を解説してきました。
一般に建てられる平均的な平屋よりも、ゆとりのある空間が確保できるので、お子様の多いご家族や二世帯住宅をお考えの方にもおすすめです。
ぜひ、効率的な価格・間取り設計で、思い描いく理想の暮らしを実現させてくださいね。
ブルーハウスではさまざまな施工事例をご紹介しています。ぜひ、ご覧になってみてください。
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ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
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