土間のある暮らし|間取り事例5選・メリットデメリットや注意点も
ウチとソトをつなげる開放的な空間が叶う「土間のある暮らし」。
「土間は昔ながらの古い家にあるもの」とイメージしがちですが、現代では屋外とのつながりを感じる家が注目されていることから、「土間」を取り入れる人たちも増えています。
こちらのコラムでは、土間のある暮らしのメリット・デメリットや注意点、間取り事例をたっぷりとご紹介。
土間のあるマイホームをご検討中の方が、事前に知っておくべき基本情報がすべてまとまった内容となっています。
<コラムのポイント>
・見た目もおしゃれな空間になると同時に、ワンランク上の生活スタイルが実現できるのが「土間」の魅力。一方で、土間ならではのデメリットや注意点もあるため、事前に確認しておきましょう。
・理想の暮らしや目的によって土間の取り入れ方は実にさまざま。間取り事例を参考に、あなたにぴったりの間取りを見つけてみましょう。
目次
土間の役割とは?
土間は「家の外と中をつなげる役割として、屋内にありながら靴を履いて過ごす空間」のことを指しています。
昔ながらの家では、農具の手入れや農作物を置く場所、また調理をする場所として、玄関から直接つながる場所に広い土間が設けられていました。
一方で、現代の住宅では収納スペースとしても使える「土間玄関」や、半屋外空間として過ごせる「土間リビング」などとして取り入れられているのが一般的です。
昔では当たり前のようにあった「土間」ですが、近年、再度注目されるようになったのにはどのような理由があるのでしょうか。
土間のある暮らしのメリット
土間のある暮らしならではの魅力、メリットについてみてみましょう。
・おしゃれな空間がつくれる
土間の床材は、コンクリートやモルタルが一般的で、そのほかにタイルや天然石なども使われています。
屋内の一部にコンクリートやモルタルの無機質なスペースが広がっていると、それだけでワンランク上のおしゃれな空間に見せることができます。土間空間のみ床の質感がガラッと変わるので、内装のアクセントにも。
・汚れを気にせず過ごせる
土間の最大の魅力とも言えるのが、汚れを気にせずに過ごせること。
一般的にはコンクリートの上で靴を履いて過ごす空間になるので、床が汚れるといった心配をすることなく、ペットと過ごしたりアウトドアを楽しんだりする場所として利用することができます。
・多目的に使える
多目的に利用できるのも、土間のある暮らしのメリット。
たとえば、広い土間玄関は愛犬のお散歩準備の場所として、ちょっとしたDIYをする場所として、またはベビーカー置き場としてなど、ライフスタイルの変化に合わせてさまざまな使い方ができます。
土間のある暮らしのデメリット・注意点
反対に、土間のある暮らしならではのデメリットや注意点についてみてみましょう。
・冬は寒く感じる
コンクリート剥き出しの床は夏は涼しくて気持ち良いですが、冬場は足元が冷えて寒く感じてしまうことも。
特にリビングに土間を設ける場合は日常的に過ごす場所にもなるため、寒さ対策をしっかりとしておきましょう。具体的には床暖房を取り入れたり、ストーブやヒーターを設置するのがおすすめ。
・メンテナンスの手間がかかる
土間スペースは、定期的にメンテナンスの必要が出てくる場合もあるので注意しておきましょう。
日常的には気になる場合にのみ、埃やゴミを履いて除去する程度で良いのですが、長い時間が経つとともにコンクリートにひび割れが生じてくることも。
頻繁に起こることではありませんが、もしもひび割れが目立ってきた場合には補修剤を使ってメンテナンスをしたり、専門業者に依頼すると良いでしょう。
・建築コストが増す
土間を設ける場合は、建築コストが増してしまうのもデメリットの一つ。予算を考慮しながら、土間スペースの範囲や床材、デザインを決めていくことが大切です。
さらに土間スペースを広く設けたい場合は、建築面積に余裕がないとそのほかの住居部分が狭くなってしまうので、間取りも慎重に決めるようにしましょう。
事前に土間の使い道を明確化しておくと、広さや間取りで失敗することはないでしょう。
土間のある暮らし|間取り事例5選
間取り事例を通して、土間のある家ではどのような暮らしが叶うのかをイメージしてみましょう。
・土間とリビングが直結する間取り
玄関扉を開けると、目の前には広々とした土間玄関と奥にはリビングが・・
ウチとソトが自然につながるように、土間玄関とリビングを直結した開放的な間取り。
さらにはリビング階段×吹き抜けを取り入れて、天井や壁などの仕切りを最小限に。無駄なスペースが一切ない広々とした空間を実現した間取りです。
・収納スペース付きの広々とした土間玄関
ベビーカーを置きたい場合やアウトドア好きの方にぴったりなのが、土間玄関に収納スペースを設けた間取り。
収納スペースでは、床が汚れるのを気にすることなくキャンプ用品を収納したり、アウトドアグッズのお手入れができます。
帰宅した際にはそのままベビーカーを畳む必要なく、そのまま保管することもできます。
・キッチンの勝手口に土間を設けた間取り
こちらは開放的なオープンキッチンの奥に、勝手口のある間取り。
キッチンと勝手口をつなぐ空間を土間仕様にしました。買い物帰りに荷物を置く場所として使えるので、とっても便利です。
・愛犬とくつろげる土間リビングの間取り
土間リビングにするなら、中庭やテラスと自然とつながるような間取りにするのがオススメ。愛犬と一緒に過ごしたり、ちょっとしたBBQやアウトドアを楽しむ場所として利用したい場合に最適です。
全面を土間にせず一部にはカーペットを敷いてくつろげるようにすると、バランスが取れて居心地の良さも抜群。土間スペースはわんちゃん達のリラックス空間に。
・お散歩帰りも楽ちんな土間玄関のある間取り
広々とした土間玄関の先に、ちょっとした小スペースを設けた間取り。外出時に必要なバックやお散歩グッズなどが収納でき、お出かけもスムーズに。
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こちらのコラムでは、土間のある暮らしのメリット・デメリットや間取り別の事例をご紹介しました。
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