犬と暮らす家|土間のある間取り、家づくりのアイディア集を紹介
大切な家族の一員である愛犬。この先の長い時間を過ごしていくマイホームづくりにおいては、愛犬との居心地の良い家づくりも大切にしたいポイントのひとつ。
こちらのコラムでは、愛犬が快適に暮らせるのはもちろん、愛犬のお世話もしやすい「犬と暮らす家づくり」をテーマに、土間を取り入れた間取りや家づくりのアイディア・考え方をまとめてご紹介します。
<コラムのポイント>
・犬と暮らす家づくりのポイントは、まずは愛犬の性格を理解することや愛犬とどのようなライフスタイルを送りたいのかをベースに考えること。
・愛犬のお世話をしやすい家を叶えるのにぴったりなのが、土間を取り入れた間取り。土間を設けた間取りの紹介や、そのほか犬との豊かな暮らしを実現する家づくりのアイディアもったぷりとお伝えします。
目次
犬と暮らす家づくりのポイント
まずは、家づくりを始める前に考えておきたい2つのポイントをご紹介します。
・犬の性格を理解してみよう
犬種や犬によって性格に多少の違いはありますが、まずは犬がどのような性格をしているのかを理解しておきましょう。
犬は、外で元気よく走り回ることができる散歩が大好き。そのため、散歩へ出かけるための準備や帰宅後のお手入れがスムーズにおこなえる家づくりが大切です。また屋内では、犬は狭いところだと安心して休むことができるため、リラックスして眠れる場所を設けてあげるようにしましょう。
そのほかにも、犬は汗をかかないため体温調整が苦手で、暑さに弱いといった特徴があるため、犬が過ごしやすい温度を保つことを意識した家づくりも大切に。
・犬との理想のライフスタイルは?
ご家庭によっては犬を外で飼っていたり、屋内の特定の場所のみ立ち入れるようにしていたり、完全に同じ生活空間で一緒に過ごしているといったように、愛犬とのライフスタイルはさまざま。
そのため、犬とどのように暮らしていきたいかによって、家の間取りや重点をおきたいポイントも変わってくるでしょう。たとえば、屋内で愛犬と暮らしたい場合は抜け毛や臭い対策、犬が危険な場所へ侵入しないように気をつけたり、外で飼う場合は、広い庭でのびのびと過ごせる環境をつくることがより重要になってきます。
犬と暮らす家【土間のある間取り】
犬と暮らす家では、外と屋内の境界に土間スペースがある間取りが特におすすめ。
・土間を設けるメリット
土間を設けるメリットのひとつは、愛犬が快適に過ごせるスペースとして利用できること。暑さが苦手な犬は、人が快適に感じる温度よりも少し低めの温度が心地よく感じます。そのため、土間のひんやりとした床の上は、愛犬にとって気持ち良く過ごせる場所となります。
また、土間スペースは床が汚れるのを気にする必要がないため、愛犬のお世話をする私たちにとっても、お手入れや掃除がしやすくなるというメリットも。
・土間玄関の間取り
犬と暮らす家づくりでおすすめしたいのは、玄関から入ってすぐのところに土間を設ける間取り。
広々とした土間スペースを取り入れれば、散歩準備や帰ってきた時に犬のお手入れをするのが楽ちんに。また、お散歩グッズなどモノを収納しておく場所を設けられるといったメリットもあります。
・土間リビングの間取り
玄関のほかに、リビングに土間スペースを設けるといったアイディアも。
犬がくつろぐ専用スペースを設けながら、家族と一緒に過ごせる空間がほしい方にはおすすめです。また、上記の写真のように土間リビングのすぐ外に中庭やテラスを設けると、気軽に外に出て遊ぶこともできます。
犬と暮らす家づくり【アイディア集】
続いては、犬と暮らす家づくりの間取りアイディアや、注意しておきたいポイントをまとめて紹介します。
・広い庭にドッグランをつくる
散歩が大好きな犬のために、広い庭にドッグランをつくるというアイディアも。
庭を設けることで犬が自由に走り回れるだけではなく、外でBBQするなど、ちょっとしたアウトドアを楽しむこともでき、生活の幅も広がります。
・テラスや中庭で屋外空間を設ける
広い庭が難しい場合でも、屋内からつながる場所にちょっとしたテラスや中庭を設けて、屋外空間をつくるのも良いでしょう。
屋外の開放感を感じる家は、犬にとっても気持ちよく暮らせる環境に。二階にテラスを設ける場合は、犬が転落しないように十分配慮したつくりにしましょう。
・床材は滑りにくいものをチョイス
床材として一般的な複合フローリングだと、犬が走り回る際に滑ってしまうことも。そのため、床材は犬の足元が滑りにくいものを選ぶと良いでしょう。
コルクや、パネルを敷き詰めるタイプのタイルカーペットなどがおすすめ。
・足の洗い場を設けて散歩帰りも楽に
玄関から出てすぐのところに足の洗い場を設けると、散歩帰りに愛犬の足を洗いやすくなります。
お風呂場や狭い玄関内で足を洗うのは、窮屈で洗いにくく面倒に感じがち。玄関前でささっとキレイにできれば、散歩帰りも楽ちんに。
・危険な場所に入らないように注意
愛犬を屋内で飼う場合は、ケガをするような危険なエリアには立ち入らせないように注意。
気をつけたいのはキッチン周り。料理中に火の近くに来てしまうと油はねや火事につながる危険があるため、キッチンの入り口に侵入防止の柵を設けるなど、工夫してみましょう。
・移動しやすい段差にする
家の中で犬の移動を自由にさせている場合は、犬が移動しやすい緩やかな段差を設けるように配慮するのも大切。
4本足の犬にとって階段の上り下りは特に大変なため、段差を小さめにするのがおすすめです。
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こちらのコラムでは、犬と暮らす家づくりのアイディアや注意点などをまとめてご紹介しました。
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