名古屋で木の家を建てたい!自然素材を活かした注文住宅の魅力
家に求めるものを考えたとき、やっぱり第一に「安心」や「安らぎ」が欲しいと考える人が多いのではないでしょうか。
近年、新築住宅の市場では、日本住宅の原点でもある平屋に代表されるような、家族同士や近隣とのつながりを感じながら暮らせる家の形が人気を吹き返しています。
こうした平屋は木造が主流ですが、中でも無垢材などの自然素材を多用した「木の家」が注目されています。
RC造などクールなデザイン住宅の人気が高まると同時に、自然とともに暮らしたかつての日本を感じられるような住宅や、木の匂い・質感を肌で感じられる住宅もまた、需要が高まっています。画一的でない、住宅デザインの多様化と選択の自由が広がっています。
今回は、木の家の魅力やメリット、無垢の木に代表される自然素材の特徴などについて詳しく解説したいと思います。ぬくもりを感じる家に住みたい方は参考にしてくださいね。
目次
木の家の魅力とメリット
健康で安心して暮らせる家
無垢材は、切り出した木材を一枚板として加工した建材です。
無垢材は水分を多く含んでいるため、そのまま使うと経年とともに乾燥が進み、使用した場所で変形や収縮を起こして構造や性能上の不具合を起こすことがあります。
そのため、無垢材はあらかじめ乾燥させて水分を抜いた状態(乾燥材)にしてから使用します。
天然の木材の乾燥は自然乾燥で最短でも2、3ヶ月、長くて2年~3年ほど期間が必要な場合があります。
手間と時間がかかっているため、合板や集成材よりもコストが高く、施工にも練度が必要です。
このような理由から、高度経済成長後の日本の住宅では、大量生産でき安くて施工しやすい複合フローリングや壁材が多用されるようになりました。
しかし、複合フローリングに使われる接着剤や塗料に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質が原因で、住む人の健康を害する「シックハウス症候群」になる人が増えるという問題も起きました。
そこで、改めて建築材料の身体への優しさの重要性が見直されています。
家の材料に天然素材を使用することは、人の健康で健やかな暮らしの基本になります。特に、フローリングや壁材は室内で使われる面積も大きく、身体に直接触れることが多い部分です。ここに無垢の木を使用することによって、身体への影響を抑え、気持ちよく過ごせる住環境をつくることができます。
天然の木材は、乾燥させてから使用しますが、家の中においては湿度が高いときは湿気を吸収し、湿度が低くなれば水分が放出される「調湿作用」を発揮します。湿度による不快感が軽減され、天然の除湿器、加湿器のような役割も果たしてくれます。
居心地のよさ、住環境向上
身体だけでなく、心にもやさしいのが木の家のもう一つの魅力でもあります。
家中に広がる天然木の香りは、心をリラックスさせてくれます。また、肌に触れる質感が心地よく、さらに時間が経つごとに色合いの変化を楽しめるのも無垢材ならではです。
無垢材の特徴と使用する場所
フローリング
木の家のベースにもなるのが無垢フローリングです。パイン(マツ)、チーク、オーク(ナラ)、アカシア、ウォールナット、杉、桐など様々な樹種のフローリングがあります。
また、それぞれの樹種でも色味などでいくつかの種類に分かれます。
例えば、フローリングでよく使われるオーク材は、密度が高く耐久性があり、床材として優秀な樹木です。北海道やロシアなどでよく見られるミズナラ、北米でポピュラーなホワイトオーク、赤みがかっていて木目が引き立つレッドオークなどに分類されます。
それぞれの特徴や好みの色合い、香りなどで選択します。
内壁材・建具・造作家具
室内の床以外にも、壁やドアなどの建具、テーブルなどの家具に無垢材を使うのもおすすめです。
天然木を壁に張る場合は、壁一面に貼るよりも、腰板として配置し、壁紙や塗り壁と合わせるとおしゃれで木の風合いも感じられる壁に仕上がります。
外壁材
外装材に木材を使うと、家の外観がガラッと変わり、目を引きます。経年変化とともに外観のイメージも風格あるものに変わっていき、味わい深い印象になります。
木の外装材は一般に木質系サイディングと呼ばれています。雨や風への耐久性を考慮して、表面に腐食を防ぐコーティングなどを施すのが一般的です。経年とともに塗装は薄くなるので、定期的にコーティングをしなおす必要があります。
自然素材の建築材料の一例
次に、無垢材以外に自然素材と呼ばれる建材をいくつか紹介します。人と自然にやさしい素材にこだわった家をつくりたい方は参考にしてください。
漆喰塗り壁、珪藻土
最近の注文住宅で人気なのが、漆喰の白い壁です。石灰を原料とし、調湿効果や消臭効果などの機能をもち、耐火性・耐熱性にも優れています。つなぎ目のない美しい見た目も特徴で、塗り方によって模様のような表現ができるなどデザイン性のある材料でもあります。
昔ながらの壁材ですが、仕上がりに差の出にくいクロス貼りと異なり、左官職人の技術に左右されることが多い壁のため、大量に新築が建てられた時代には塗り壁はあまり馴染みがなくなりました。
しかし、近年のDIYブームやオーガニックな暮らしの流行から塗り壁が再び注目されています。最近でも左官職人が、これまでの「和風住宅の壁」というイメージが変わるデザイン性の高い美しい塗り壁作品を公開して話題になったこともありました。
白い漆喰壁と天然木の梁や柱、腰壁などを組み合わせることで、それぞれの長所を活かした快適な室内をつくることができます。
漆喰とともに人気の塗り壁に珪藻土があります。植物性プランクトンが化石化したものを原料とした自然由来の材料です。最近ではバスマットやコースターにも珪藻土でできたものが登場しているように、珪藻土には優れた吸水性、調湿効果があります。耐火性にも優れ、七輪やレンガの材料として使われることもあります。
パルプ、麻などの壁紙
天然素材の壁紙(クロス)もあります。和紙でできた壁紙や珪藻土壁紙など、デザイン性と機能性を兼ね備えた壁紙が多く登場しています。
自然素材なので身体にもやさしい壁紙です。シックハウス対策など健康面を配慮して壁紙を選ぶ際は、日本壁装協会に登録されている「F☆☆☆☆」等級の壁紙を使うのが最も安全で、使用箇所に制限もありません。
また、壁紙そのものだけでなく、施工時に使用するパテや糊などの資材にも等級がありますので、心配な場合は施工前に確認してみましょう。
玄関やエクステリアの天然石
玄関周りや外構(エクステリア)は、家の外観に合わせて塀や門柱などに天然石を使用するとナチュラルでやさしい雰囲気になります。
ブルーハウスの木の家の実例
外壁、内装ともに天然木をふんだんに使った木の家です。
南国のサーファーズハウスをイメージし、家と外をつなぐ広いウッドデッキが特徴の開放的な家になっています。
一年中裸足で気持ちよく過ごせるフローリングから、壁、天井、階段、ドアなどあらゆる部分を同じ木材で統一することで、木の匂いとぬくもりを思いっきり感じられます。
キッチンのモザイクタイルやチェアなどにバランスよく配置されたパステルブルーが統一された空間のアクセントとなり、洗練された雰囲気を演出します。
まとめ
無垢材などを多用した自然素材の家は、無機質な建築物ではなく、常に家が寄り添ってくれているようなあたたかさを感じながら暮らすことができます。
家とともに成長し、家の経年を楽しむという視点も加わり、人生を豊かにしてくれます。
一生に一度の自分だけのマイホームづくりは、自分の大切にする価値観や理想とする暮らし方を考える人生の一大イベントです。
木の家を建てるなら、100%オーダーメイドの注文住宅や、木の家を専門とする工務店などに依頼するのがおすすめです。建売住宅では選択できない建材も選ぶことができるため、デザインにもこだわることができます。
ハウスメーカーや工務店を検討する際は、実際に建てた家の見学会に参加してみましょう。実際の木の香りや、居心地を体感することができます。
名古屋で健康的で安らげる木の家はブルーハウスにお任せください
ブルーハウスの注文住宅は、お客様の理想の家を叶えるため、建築家・施工者・スタッフがチームとなって柔軟で明確な家づくりのプランをご提案いたします。
カラダにも心にもやさしい自然素材住宅をスタンダードとし、床材・壁材・造作家具などに天然の無垢の木、内装材や外壁に漆喰壁を採用しています。
自然素材を使うことでシックハウス症候群を防ぎ快適な住環境を実現し、時とともに変化する家を楽しみながら健康的に暮らせる家をご提供します。
木の家を建てたいとお考えの方は是非一度、ブルーハウスにご相談ください。名古屋、豊橋のデザインラウンジでは、家づくりのご相談を随時受け付けております。
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木の家についてはこちらでも解説しています。