愛知で注文住宅で予算オーバーしにくい家づくり~予算を見直す10のポイント!
愛知で注文住宅を建てるなら自由度の高い家づくりができるのが魅力です。一生に一度の家づくりだから、デザインや部材にもこだわりたいと思うと、つい予算がオーバーしてしまいがちです。そこで今回は、自分たちの理想の暮らしを叶えながら、お値打ち価格で注文住宅を建てる方法をご紹介します。たとえば予算オーバーになっても、プランをちょっと見直せば、リーズナブルな予算で理想の住まいが実現できるかもしれません。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
注文住宅の家づくりでこだわりを実現する予算調整10のポイント
自分たちらしい家づくりができる注文住宅ですが、どうしても予算には限りがあり、何とか理想の暮らしを実現するにはどうしたらいいかと悩むことも多いでしょう。間取りやデザインもよく、パーツにもこだわり、家族が長く愛着をもって暮らせる家づくりをするには、どのように考えればよいのでしょうか?
注文住宅は、デザインと性能を兼ね備えた家にする必要があります。デザインだけよくても、性能が高くなれば、長く愛着をもって家族が安全で安心に暮らせる家にはなりません。家づくりの予算で、いちばん重視する必要があるのは、家の安全性などの性能の高さです。耐震性、断熱性などの構造にかかわる部分です。家の構造は、家の形、間取り、構造材などの工事や部材の選び方によって予算が変わってきます。
安全性に関わる柱や耐震にかかわる柱、梁などの構造材は安全性を最優先すべきポイントです。大きな窓を設置する場合には頑丈な柱や梁にして耐震性を考慮する必要があります。屋根、壁、窓は家全体の断熱性能を高めるためにグレードを落とさず、性能を重視して選ぶとよいでしょう。このように家の構造に関わる部分は予算をケチらずに性能を重視して検討する必要があります。
ではこうした家の構造や安全性を重視しながら、予算を調整していくには、どのような視点で考えていけばいいのでしょうか?具体的にみていきましょう。
予算を見直すために実施たことは何ですか?
では、実際に注文住宅でプランニングをした際、予算オーバーになってしまったときに見直した項目は何か、施主の方に聞いてみました。
すると、構造を変えたこと、面積を狭くしたこと、その結果は以下のような回答がありました。
- 家の構造をシンプルに
当初は、段差を付けた屋根にしていたのですが、キューブのような四角いかたちに変更して再提案していただきました。 - 床面積を小さく
当初は30坪の平屋にしていたのですが、25坪にしてコンパクトにしました。基礎や屋根などの部材も少なくなり、動線も小さい方が動きやすそうなので予算的にもサイズを小さくする選択をしました。 - 設備を変更
輸入もののキッチンを予定していたところ、国産メーカーでも有名メーカーではないけども、シンプルなデザインで好みのものがあったので変更可にしました - 外構をとりやめにした
外構が重要だと考えていたのですが、後日追加で発注できることがわかり、別注とした、など。面積を小さく:そもそも家の面積を小さくした。構造材も
家の構造を見直す
①家の形をシンプルにする
まず家の形をシンプルにすることで予算が抑えやすくなります。家の形とは、平屋にするか、二階建てにするか、あるいは二階建てでも、上下階が凹凸のない四角い家か、凹凸があるかといった点です。平屋にしても二階建てにしても、凹凸がある構造のほうが予算はかかりますので、四角い総二階建てにすることで、材料費や施工費もかかりにくくなります。家のシルエットはデザイン性と間取りの都合などによっても変わってきますので、家のシルエットを優先するか、間取りを優先するか、いずれも妥協しないか、といった判断になってきます。
②屋根と外壁を考える
屋根の形によっても費用が変わってきます。寄棟、切妻、片流れ、陸屋根などの屋根の形があります。切妻、片流れなどにすると構造がシンプルになりますので、予算が抑えやすくなります。
外壁も凹凸のある家より四角い家のほうが、外壁の構造材も少なくて済みます。構造的にもシンプルである分、強度も確保しやすくなります。デザイン的にもシンプルですきりとしたシルエットになりますので、メリハリをつけたい場合は、ツートンカラーの色や素材にしたり、窓の位置やサイズを工夫してもよいでしょう。
③外構ではフェンスなどを設置しないことも
外構にフェンスや門扉などを設置せず、植栽などにすることでもコストが抑えられます。
間取りを工夫する
④可能な範囲で床面積を抑える
可能な範囲で延べ床面積を減らすことで、材料費や施工費が抑えやすくなります。コンパクトな家事動線になりますし、実際に掃除も楽になるなどのメリットもあります。自分たちの家族構成やライフスタイルにどの程度の広さがあればよいか考えて、大幅に予算の調整が必要なのであれば、可能な範囲で床面積を減らすことも検討する必要があります。床面積の削減は大幅や予算カットには有効な方法ですが、家族が狭苦しく感じないような間取りの工夫なども含めて総合的に検討する必要があります。
⑤階段ホールをつくらずリビング階段にする
リビング階段にすると、階段ホールと他の部屋をつなぐドアなどの建具が必要ありません。リビングを必ず通って二階に上がる動線になることで、コミュニケーションもしやすくなります。
⑥部屋の間仕切り壁を減らす
リビングの一角にワークスペースを設置するなどができれば、別途個室を設ける櫃ヨガありません。家族構成やライフスタイルの変化によって子供部屋などの間仕切り壁が必要になることもありますが、いずれは不要になることも想定しておくと、子供が小さいうちは間仕切り壁が必要ないので、壁を減らすという工夫も可能です。ただし、将来的にも家の間取りを変えるのは簡単ではありませんので、慎重に検討したほうがよいでしょう。
⑦収納に扉が必要か検討する
パントリーなど、頻繁に出入りしたり、利用頻度が高い収納には扉がないほうが便利なこともあります。何がどこにあるのかが一目でわかりますので、モノの管理もしやすくなります。
⑧設備や部材を見直す
安全性や断熱性などの住宅性能に関わらない設備や部材は、構造や間取りを優先する場合、予算をおさえるためには見直しをする対象になります。
キッチン設備や浴室なども、オーダーメイドにするより、システムキッチンやユニット型の製品のほうが価格は抑えやすくなります。スタンダードなシリーズであれば、部品の取り寄せやメンテナンスもしやすいというメリットもあります。スタンダードだからこそ飽きの来ないシンプルなデザインのものもありますので、設備はスタンダードなものにして、インテリアなどで空間にメリハリをつけるという方法もあります。
⑨和室の必要性を考える
和室の落ち着いた空間は魅力ですが、コスト面では、洋室よりも構造が複雑になりますので割高になります。個室にせずにリビングの一角に畳のスペースなどを配置する方法もあります。
⑩内装材のグレードを見直す
フローリングの素材や内装のクロスなどはグレードがありますので、コストを見直す際には検討の余地があります。こちらも設備と同様に、できるだけスタンダードでシンプルな素材で仕上げたほうが、空間のデザインも損なわずに統一感がある仕上がりになり、コストも抑えやすくなります。ただし、異なる素材を使い分けると、デザインもちぐはぐになり、施工も複雑になりますので注意が必要です。
まとめ
注文住宅の魅力は自由度の高さですが、理想の暮らしを実現するためには、限られた予算とスペースの中で、デザイン性と機能性を兼ね備えた家づくりをする必要があります。工夫次第で、自分たちの理想の家を叶えることができます。予算が足りない、とあきらめずに、自分たちの理想を実現するために、実現したいことの優先順位を考えたうえで、家族が長く安心して暮らせる家にするために、建築家や工務店スタッフと相談しながら、デザイン性と機能性を兼ね備えた理想の住まいを考えていきましょう。
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