新築注文住宅で失敗しない!知っておきたい対策ガイド
新築注文住宅は、自由な工事が可能なことが最大のメリットです。一方で、デメリットは、住んでみないとわからないことが多いということです。そこで今回は、「あのときこうしておけばよかった」ということがないように、抑えておくべきポイントをご紹介します。注文住宅を新築する際によくある失敗事例を参考に、納得の家づくりのヒントをみていきましょう。
失敗したくない!新築注文住宅の口コミ
一生に一度の家づくりだから、失敗や後悔をしたくない。皆さんそうは思っていても、何らかパーフェクトにはいかないことがあるのも家づくり。そこで、先人の失敗談や成功事例を参考にポイントを検討してみましょう。
住宅を新築して失敗したと思うことについての口コミ
住宅を新築する際に失敗したと考えている点について口コミには以下のようなものがありました。
・家族が増えて部屋が足りなくなった。
・収納が狭く、クローゼットを増やしたい。
・天井を高くしたので照明の電球交換や窓の開閉はやっぱり大変。
・隣家のプライベート空間に近いのでもう少し配慮したほうがよかった、など。
家の間取りや隣家との関係など、実際に住んでみてわかる住み心地やその後の家族構成の変化などもありますが、計画段階からある程度想定できることもあります。できるだけ想定外のケースがないように検討しておきたいですね。長く愛着をもって住める家にするためには、ライフスタイルの変化も見据えて慎重に検討しておく必要があります。様々な間取りや吹き抜けなどは多くの施工実績がある工務店であれば対策のノウハウも蓄積されていますので、工務店の担当者に事前に相談しておくとよいでしょう。
一方で、家を注文住宅で新築して満足している方は、
・工事士さんに自分たちだけでは思いつかなかった提案をしてくれた。
・何度も時間をかけて話し合いをして、ドアノブ1つ、コンセント1つまでこだわりました。
・皆さんいい方で、家づくりが楽しかったです、など
満足されている方は、建築士や工務店スタッフと納得がいくまで相談しながら家づくりを進めてきた方が多いようです。自分たちらしい家づくりをするには、理想のイメージの共有と納得いくまでしっかりと話し合って決めていくことが重要です。難しいと思われたことでもなんとかして要望を叶えることができる方法を考え、実現できるとより一層の充実感が得られているようです。
新築注文住宅の間取りの失敗と成功の傾向は?
注文住宅で家を新築する際、もっとも検討に注意が必要なのは間取りです。間取りは、自分たちの理想の暮らしを実現するための日々の生活にかかわる重要な選択です。注文住宅は間取りの自由度が高いので、様々なパターンが想定できます。その際に、注意する点は、家族構成やライフスタイルの変化と生活動線です。
間取りは、家族構成の変化によって、大きく左右されます。子どもが小さいうちは目を離さないようにしたいですし、子供が成長すれば個室も必要になるでしょう。子供が独立して自分たちが年齢を重ねた場合の家の広さも考えると、間取りを変更できたり、間取りを変更しなくても比較的コンパクトに暮らせる間取りや広さを想定したほうがよいかもしれません。
特に、日々の家事のしやすさは動線の工事にかかっています。リビングを中心とした主動線、キッチンを中心とした家事動線など、家族が生活するために無駄のない様々な動きを想定して間取りを検討する必要があります。
新築注文住宅のキッチンからの動線と使いやすさ
新築の注文住宅であれば、キッチンを中心とした家事動線はしっかりと検討することになるでしょう。キッチンで調理をしながら、洗濯や掃除など、様々な家事をこなしているわけですので、もし水回りや勝手口などへの家事動線をしっかり検討しないことがあれば、それは失敗になってしまいます。家事動線がよい家は満足度が高くなりますので、必ず家事をする人全員で考えてください。
最近導入されるケースが多いアイランドキッチンは、スタイリッシュで利便性も高いことから人気ですが、キッチンがリビングから丸見えになってしまうため、シンクまわりにモノが置きづらかったり、収納に工夫が必要です。
新築の注文住宅なら玄関の収納も考えたい
注文住宅で新築する際に玄関の収納は意外と重要です。下駄箱や出かける際に必要となる靴以外の収納についても検討しておきましょう。傘、ブーツや長靴などの天気によって必要になるもの、場合によっては、自転車やアウトドアグッズなどを収納できるスペースを確保する場合もあります。
玄関は外とのつながりのある場所ですので、掃除のしやすい土間の素材や、暗い中に家に帰ってきた際の照明のスイッチの位置や足元の段差なども重要です。
新築注文住宅のお風呂のスペースや窓の確保、掃除のしやすさがポイント
新築の注文住宅で、意外とお風呂が狭かったというケースがあります。ユニットバスなどの場合、既存の住宅よりも規格が狭くなる場合があり、内寸の確保が重要です。また、ゆったりめのバスタブも魅力ですが、広すぎても水道代やガス代が増えてしまいますので注意が必要です。窓が設置できない場合、湿気がこもり、浴室も暗くなりますので、換気と掃除のしやすさ、明るめの空間にするなどの工夫が必要です。
新築の注文住宅なら収納スペースは十分に確保しよう
新築の注文住宅であれば収納の確保を想定して工事しますが、実際にどの程度の収納スペースが必要かは、綿密な計算が必要です。収納するもののサイズや量、部屋ごとの想定が必要です。収納は扉の位置や左右開きの向きも含めて出し入れのしやすさも重要です。モノが入らないというケースはあとあとストレスにもなりますが、それを機に本当に必要なものを考えるきっかけにもなります。十分な収納スペースを確保したうえで、収納スペースの使い方、取り出しやすさなども考慮しておきましょう。
新築の注文住宅であれば配線も考慮できる
新築の注文住宅でも、ライフスタイルの変化によってコンセントが使いやすい場所にないというケースがあります。コンセントの数が不足する場合もありますが、自由に配線が工事できることで、逆に、コンセントの数は足りていても、あまり使わない場所に配置されていたり、使いたい場所になかったりすることが出てくることがあります。
家電や家具はライフスタイルの変化で必要なものが変わってきますので、コンセントは部屋の広さにより目安がありますが、位置は自由度がききますので十分検討する必要があります。
新築注文住宅での外壁の選び方
新築の注文住宅で外壁選びで失敗しやすいのは、素材と色の合わせかたです。外壁は家の表情を印象づける重要な要素で、それだけ面積も広いのですが、検討する際の見本は、小さなサンプルですので、実際の外壁の印象と異なる場合があります。
面積が広い分、少しの色の違いでも印象がガラッと変わります。汚れや染みが目立つこともあります。できるだけ同一の外壁が使われている家を見学させてもらったり、大きめのサンプルを使って工務店スタッフと検討しながら決めるのがよいでしょう。小さなサンプルを見て好みだけで決めてしまいがちですが、実際に外壁に使われているものを見たら印象がまるで違うということがよくあります。
新築注文住宅なら外構や庭も考えておこう
注文住宅を新築するなら、庭や外構のことも考えておく必要があります。オープンな家づくりをする際は外構はあえて植栽程度にする場合もありますが、外構は周辺環境や隣家とのプライバシーの確保も含めプランニング段階で建物とのバランスを統一感をもって検討しておく必要があります。
プライバシーの確保をするには植栽やフェンスなどの設置が必要となります。できるだけコストを抑えたい場合は、フェンスを減らしてオープン外構か植栽などでセミクローズドにするとよいでしょう。外構の予算は優先度が下がりがちですが、必要な場所に予算が配分できるようにあらかじめ検討しておきましょう。
まとめ
人生のうちで家づくりは何度もできるものではありません。だからこそ、他の人の失敗事例や検討のポイントを参考にして、自分たちの理想の家づくりを慎重に進める必要があります。
工事士や工務店スタッフに相談しながら、気になる点を納得ができるまで何度も確認していくことで、自分たちらしい理想の家が形になり、納得の家づくりができます。
注文してから建てる注文住宅を依頼する際に、「あのときこうすればよかった」と後悔しない家づくりをするためにも、様々な事例を工務店スタッフにも聞き、実際に現場を確認したり、大きめのサンプルを確認するなど、自分たちの目でしっかり確認しながら打ち合わせを進めていくことが重要です。
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