造作洗面台にタイルを取り入れる魅力と注意点|おしゃれな実例と後悔しないための工夫
洗面台にタイルを取り入れると、空間全体が一気におしゃれで特別な雰囲気に変わります。
既製品にはない質感やデザインを選べる「造作洗面台」なら、暮らし方に合わせて理想をかたちにできるのが大きな魅力です。
一方で、手入れやデメリットを理解していないと「後悔した」と感じてしまうこともあります。
そこでこの記事では、造作洗面台にタイルを採用する魅力やおしゃれなデザイン、注意点や後悔しないための工夫について詳しくご紹介します。
<コラムのポイント>
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・タイルを採用すると、デザインや素材の自由度が広がります
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・木材・モルタル・大理石調など、さまざまな素材に合わせて楽しめます
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・タイルの目地汚れや水はねなど、メンテナンス性に注意が必要です
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・タイルを導入した実例も参考になさってください。
目次
造作洗面台にタイルを使うメリット
造作洗面台にタイルを取り入れると、住まい全体の印象を格上げするような存在感を放ちます。
単なる機能的な設備ではなく、インテリアの一部として「見せる洗面空間」を演出できるのが魅力です。
例えば、以下のようなメリットがあります。
デザインの自由度が高い | 色・形・サイズ・貼り方を自由に選べる |
素材感を楽しめる | 陶器やガラスなど素材特有の風合いが空間に表情を与える |
インテリアとの調和 | 床や壁の仕上げ材と合わせやすい |
造作ならではの柔軟さによって、好みやライフスタイルに合わせた「一点もの」の洗面台が実現するのも利点です。
タイルと木素材など、異素材ミックスすることで生まれるおしゃれ感や上質感を楽しみましょう。
こちらの記事では、洗面所をおしゃれで快適にするレイアウトのポイントをご紹介しています。
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タイルを使用した造作洗面台|後悔しやすいポイント
一方で、実際に使いはじめてから「こんなはずじゃなかった」と感じるケースもあります。
特に毎日使う水回りだからこそ、汚れやメンテナンスの手間が気になるものです。
洗面台タイルで後悔しやすいポイントは以下の通りです。
- ・目地に汚れがたまりやすい
- ・水はねでカビやシミが目立つ
- ・施工が難しくDIYでは仕上がりに差が出る
特に「目地」は水回り特有の汚れが出やすく、放置すると黒ずみやカビが目立ちやすい部分です。
最初に素材や目地材をしっかり選び、清掃しやすい環境を整えることが後悔を防ぐポイントになります。
タイルを使用した造作洗面台のデメリット
タイルはデザイン性だけでなく、耐水性や耐久性の高さも魅力です。
ただしメリットばかりではなく、実際に暮らす中で感じやすいデメリットもあります。
- ・ひんやり感:冬は触れると冷たく感じやすい
- ・割れやすさ:硬いものをぶつけると欠けやすい
- ・施工コストの高さ:壁紙やパネルと比べると施工の手間が増える
タイルを見た目だけで決めてしまうと、「別の仕上げにすればよかった」と後悔する原因になりかねません。
見た目と実用性のバランスを取り、慎重に検討しましょう。
おしゃれな造作洗面台|タイルデザインの種類
おしゃれな造作洗面台に使われるタイルには、いくつか定番があります。
それぞれに特徴があり、空間の雰囲気を大きく変える要素です。
サブウェイタイル | シンプルで清潔感があり、北欧・ブルックリン風にも合う |
モザイクタイル | 小さなタイルの集合体で、遊び心あるデザインに仕上がる |
ヘキサゴンタイル | 六角形のモチーフで、モダンでスタイリッシュな空間づくりが叶う |
ガラスタイル | 光を反射して明るく華やかな印象に仕上がる |
選ぶタイルによって「可愛らしい」「スタイリッシュ」「ホテルライク」など空間の雰囲気が大きく変わります。
理想の暮らし方や内装の好みに合わせて選ぶのがポイントです。
タイルの存在感だけが際立ちすぎないよう、洗面所全体のテイストや色合いに合わせて慎重に選定しましょう。
こちらの記事では、おしゃれで機能的な洗面所をつくるポイントをご紹介しています。
合わせて、ごらんください。
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DIYで洗面所にタイルを取り入れられるのか
最近はDIYで洗面所をアレンジする方もいらっしゃいます。
比較的小さな面積から挑戦しやすいのも、洗面所ならではです。
DIYでよく使われる方法としては、次のような工夫があります。
- ・シート状のタイルを使えば貼りやすい
- ・目地材つきの製品を選べば、比較的容易に仕上がる
- ・小面積から挑戦すると失敗が少ない
ただし、DIYは手軽さの反面、防水処理や仕上がりの精度に差が出やすいのが難点です。
特に広範囲を施工する場合や長く使いたい場合は、専門業者に依頼することで安心して使用できます。
こちらの記事では、造作洗面台のご提案を含むブルーハウスの家の性能や標準仕様、施工事例を詳しくご紹介しています。
ぜひ、参考になさってください。
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タイルを取り入れた「造作洗面台」の実例
最後にこの章では、タイルを採用したおしゃれな造作洗面台の実例をご紹介します。
自然素材の温もりとタイルの質感がマッチしたデザインです。
モザイクタイルを取り入れた造作洗面台の実例
カジュアル感とクラシカルな魅力を両立した、モザイクタイルを採用した実例です。
オープンタイプの木製造作洗面台を取り入れ、自然素材のぬくもりを活かしました。
シックなモダンスタイルだけでなく、カフェ風テイストにもよく合います。
ヘリンボーンタイルを取り入れた造作洗面台の実例
デザイン性が高いヘリンボーンタイルを採用した、造作洗面台の実例です。
水ハネが気になる蛇口周りにだけタイルを施し、デザイン性と機能性を高めました。
ヘリンボーンタイルは、ナチュラル・北欧・モダン・インダストリアルなど、あらゆるテイストに合わせやすく個性的な壁面を演出します。
まとめ|造作洗面台をタイルを「自分らしく」彩る
この記事では、造作洗面台にタイルを採用する魅力やおしゃれなデザイン、注意点や後悔しないための工夫について詳しくご紹介してきました。
造作洗面台にタイルを取り入れると、既製品にはないおしゃれで個性的な空間を演出できます。
ただし目地の汚れやカビ、割れやすさなどのデメリットを理解しなければ、日々の暮らしの中で後悔につながることもあり注意が必要です。
人気のサブウェイタイルやモザイクタイルなどを取り入れる際も、見た目だけでなくメンテナンス性を意識しましょう。
タイルの魅力と注意点を理解すれば、理想を形にした洗面空間が実現します。
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