ランドリールームが乾かない3つの理由|後悔しないための換気・間取りの工夫を解説
ランドリールームは、洗濯物を干せる便利なスペースですが、「なかなか乾かない」「湿気がこもる」などの悩みを抱えるご家庭も多いのではないでしょうか。
乾かない原因を知り、適切に対策することで、快適なランドリールームを作れます。
この記事では、洗濯物が乾かない原因を3つに分けて解説します。
ランドリールームを作って後悔しないための対応策、乾きやすい間取りのポイントもぜひ参考になさってください。
<コラムのポイント>
-
・ランドリールームが乾かない主な原因は、「換気不足・洗濯物の干しすぎ・天候の影響」です。
- ・換気システムや除湿機などを導入して、洗濯物が素早く乾かしましょう。
- ・間取り設計で「洗濯物が乾きやすい」を作れば、より家事効率がアップします。
- ・ランドリールームでの洗濯物の上手な乾かし方も、お役立てください。
ランドリールームが乾かない理由とは
「洗濯物がなかなか乾かない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
湿気がこもりやすい空間では、乾燥しづらくなるだけでなく、カビや匂いの原因にもなります。この章では、ランドリールームが乾かない3つの理由と、その対策について詳しく解説します。
換気不足の問題
ランドリールームが乾かない原因の一つが、換気不足です。
洗濯物を干すことで湿度が上がり、換気が不十分だと湿気がこもります。
「洗濯物が乾かない」と困らないよう、下記のような対策を取り入れましょう。
対策|自然換気、換気扇などの活用
- ・窓を設置し、自然換気しやすくする。
- ・換気扇やサーキュレーターを活用し、空気の流れをよくする。
- ・除湿機を設置し、湿気を取り除く。
洗濯物の干し過ぎ
洗濯物を密に干すと、空気の流れが遮り、乾きづらくなります。
特に厚手の衣類やバスタオルなどが密集していると、中に湿気がこもりやすくなるため注意が必要です。
対策|間隔を空ける、風の通り道を作るなど
- ・洗濯物同士の間隔を空ける。
- ・ハンガーの向きを統一して、風の通り道を作る。
- ・一部の衣類は乾燥機で仕上げ、量を減らす。
天候の影響
外の湿度が高い日や雨の日には、ランドリールーム内の湿度も上がり、乾きづらくなります。
特に梅雨の時期や冬場は気温も下がるため、ランドリールームでも乾きづらいケースが増えます。
対策|除湿機やサーキュレーターを使用する
- ・エアコンの除湿モードを活用する。
- ・換気扇や除湿機によって湿度を下げる。
- ・サーキュレーターで空気を循環させる。など
「ランドリールームが乾かない」と後悔しないための対応策
この章では、ランドリールームが乾かないと後悔しないために、取り入れたい対応策を3つご紹介します。
換気システムや、乾燥機置き場を考慮して設計しておけば、より快適で家事効率のよい家に仕上がります。
打ち合わせ時から、確認しておきましょう。
強力な換気システムを導入する
自然換気や換気システムに加えて乾燥機を併用することで、短時間で効率的に洗濯物を乾かせます。
下記のような設備を整えましょう。
- ・換気扇を設置し、常に湿気を排出する。
- ・吸気口と排気口を作り、空気の流れをよくする。など
乾燥機を併用する
自然換気や換気システムに乾燥機を併用することで、短時間で効率的に洗濯物を乾かせます。
- ・ガス衣類乾燥機を導入するなど、パワフルな乾燥システムを活用する。
- ・ヒートポンプ式乾燥機は、ヒーターも水も使用しないため省エネが叶い、衣類にもやさしい。
除湿機・サーキュレーターを設置する
除湿機を設置することで、ランドリールーム内の湿度を適切にコントロールしやすくなります。
以下の点を考慮して、導入を検討しましょう。
- ・衣類を傷めにくいよう、衣類乾燥モード付きの除湿機を選ぶ。
- ・サーキュレーターで風を循環させ、洗濯物の乾燥を助ける。
こちらの記事でも、平屋のランドリールームの施工事例を解説しています。
合わせてご確認ください。
乾きやすいランドリールーム間取り
ランドリールームで洗濯物が乾きやすい環境を作るためには、間取りの工夫が重要です。
換気対策や動線を考慮した設計を行うことで、洗濯物が素早く乾き、家事の負担も軽減されます。
この章では、乾きやすいランドリールームの間取りのポイントについて詳しく解説します。
窓を設けて自然換気を取り入れる
適切な位置に窓を設置することで、湿気が逃げやすくなります。
自然換気がしやすい環境を作りましょう。
- ・対角線上に窓を配置すると、風が通りやすい。
- ・窓が作りづらい環境でも高窓や小窓を設けて、湿気がこもらない設計にする。
洗濯機・乾燥機の配置を工夫する
洗濯機と乾燥機を縦型に配置すると、ランドリールームの空間を有効活用できます。
狭いスペースの場合でも、高さを活かせばすっきりとした空間を作れます。
- ・ガス乾燥機を置ける造作棚などを備え、下部に洗濯機スペースを確保する。
- ・造作カウンターなどで作業スペースを確保し、洗濯の流れをスムーズにする。
物干しスペースを適切に配置する
ランドリールーム内で洗濯物を干す場合、天井吊り下げタイプの物干しを活用すると、空間を広く使えます。
- ・ハンガーバーなど室内物干しアイテムを天井に設置する。
- ・可動式の物干しを導入し、必要なときだけ使えるように工夫する。
こちらの記事でも、おしゃれで使いやすいランドリールームの施工事例をご紹介しています。
狭いスペースを活かすコツも、合わせてご確認ください。
<あわせて読みたい>
ランドリールームの上手な乾かし方
最後にこの章では、ランドリールームで効率よく洗濯物を乾かすために意識したいポイントをご紹介します。
干し方の工夫や風の流れを考慮することで、乾燥時間を短縮し、湿気がこもるのを防ぎやすくなります。
ランドリールームで「洗濯物が乾かない」とストレスにならないよう、ぜひご確認ください。
洗濯物の配置を工夫する
洗濯物の干し方を工夫することで、乾燥時間を短縮できます。
- ・厚手の衣類はできるだけ外側に、薄手の衣類は内側に干す。
- ・ハンガーの向きを統一して、風が洗濯物の間を通るようにする。
空気を循環させる
空気が循環しなければ、洗濯物が乾きづらくなります。
- ・乾きづらい場合は、サーキュレーターを2台設置し、空気の流れを作る。
- ・エアコンや除湿機と併用することで、湿気を取りながら乾燥を加速させる。
室温と湿度を調整する
適切な温度と湿度に保つことで、乾燥しやすい環境を作れます。
- ・湿度を50%以下に保つように調整する。
- ・室温を20~25℃にすることで乾燥時間を短縮する。など
まとめ
この記事では、ランドリールームが乾かない理由や、後悔しないための対応策、乾きやすい間取りのポイントを詳しく解説しました。
ランドリールームが乾かない主な原因は、換気不足・洗濯物の干し過ぎ・天候の影響です。
これらの問題を解決するためには、換気システムを強化したり、乾燥機や除湿機、サーキュレーターを活用したりなど設備を整えましょう。
また、窓の配置や乾燥しやすい間取り設計も重要なポイントです。
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