サニタリールームとは｜おしゃれで機能的な洗面所・トイレ等の内装・物干し・収納実例とポイント

サニタリールームは、住まいの快適性を左右する大切な場所です。

おしゃれなデザインと機能性を兼ね備えたサニタリールームは、内装や動線設計、収納の工夫などによって実現します。

そこで今回は、サニタリールームの内装アイデアや便利な物干しアイデア、収納の実例まで、理想的な空間を実現するためのポイントを詳しく解説します。

家族全員が使いやすく、美しく整った空間を目指す方は、ぜひ参考になさってください。

サニタリールームとは｜用途・種類・特徴を解説

サニタリールームは、洗面や洗濯など日々の衛生管理を支える重要な場所です。

この章では、サニタリールームの用途・種類・特徴を解説します。

サニタリールームの用途

サニタリールームには、下記のようにいくつかの用途があります。

• ・洗面・浴室・トイレなど、清潔を保つための空間。
• ・洗濯機や乾燥機を設置し、衣類の洗濯・乾燥を効率よく行う空間。
• ・タオルや洗剤などの収納場所として、生活用品を整理整頓する空間。

サニタリールームの種類

サニタリールームには、単独の機能だけでなく、複数の用途を満たすタイプもあります。

主に下記のような種類があるため、どのタイプが希望に近いのかを確認しておきましょう。

• ・洗面所タイプ:｜洗面台と収納がメインのシンプルな作り。
• ・ユーティリティタイプ:｜洗濯機や乾燥機を備え、家事全般に役立つ多機能型。
• ・独立型タイプ｜浴室やトイレなど、単独の機能を備えた空間。

サニタリールームの特徴

サニタリールームは家の中で重要な場所ですが、狭く生活感も出やすいため、インテリアにこだわることが難しいと感じられる方は多いことでしょう。

サニタリールームの特徴を理解し、設計段階から使いやすさを考慮すれば、洗練された空間が作れます。

• ・コンパクト設計｜ 限られたスペースを、有効活用する機能性を備える。
• ・水回りが集約｜洗面所やトイレ、浴室など水回りが集まり湿気が溜まりやすいため、換気計画が重要。
• ・来客の使用｜家族だけでなく、来客が使用する場合もあるため整理整頓が必要。

上記のような特徴をふまえ、次の章では、サニタリールームを機能的にする動線設計のアイデアをご紹介します。

快適に使えるサニタリールームの動線設計

快適で使いやすいサニタリールームを作るために、欠かせないのが適切な動線設計です。

この章では、日々のストレスを軽減する、動線の工夫について解説します。

洗濯機から干し場までを短く

洗濯機、洗面台、干し場を一直線、または最短距離でつなげるレイアウトにすることで、家事効率が向上します。

こちらの記事でも、使いやすいランドリールームの実例やアイデアを詳しく解説しています。

合わせて、参考になさってください。

収納スペースを適切に配置

タオルや洗剤などの収納スペースを洗面台や洗濯機の近くに作り、出し入れしやすくすればスムーズな作業動線が実現します。

複数人でもスムーズに使える工夫

忙しい朝の時間などでも家族が同時に使用できるよう、工夫しましょう。

洗面台や鏡を広めに設置したり、通路幅を十分に確保したりと複数の人が使いやすく整えれば、日々のストレスが軽減します。

ご家族の人数が多い場合は、家の中に洗面台を2台設置するのもおすすめです。

【洗面所・トイレ】サニタリールーム実例｜内装ポイント

この章では、洗面所やトイレのサニタリールーム実例をご紹介します。

色使いや収納、照明など、生活感を抑える内装のポイントも参考になさってください。

洗面所・トイレの内装ポイント

・清潔感のある素材と色使い ・生活感が出るモノを隠す収納計画 ・間接照明で落ち着きやおしゃれさを演出

清潔感のある素材と色使い

ヘリンボーンデザインのタイルを取り入れた、洗面所の実例です。

白やベージュなど明るい色合いをベースに、防水性・耐久性にすぐれたタイルやパネルをポイント使いすることで、おしゃれで掃除しやすい空間を実現します。

収納を隠して生活感を抑える

木目の造作カウンターを取り入れた実例です。

扉付きキャビネットや、引き出し収納などを取り入れ、洗剤やタオルなどをすっきり収納すれば、生活感の出るモノを隠せます。

間接照明で落ち着きやおしゃれさを演出

照明や内装にこだわったトイレの実例です。

トイレの外には、デッドスペースに造作デスクを設置しました。

間接照明や暖色系の柔らかな光を取り入れれば、リラックス感のあるおしゃれな空間が作れます。

こちらの記事でも、洗面所の収納や内装、施工事例を詳しく解説しています。

合わせて、参考になさってください。

【洗面所】サニタリールーム実例｜物干し設置のポイント

夜干しや室内干しの際に役立つのが、物干しです。

換気扇や除湿器を併用し、湿気対策を徹底することで快適空間を保てます。

この章では洗面所やランドリースペースに物干しを設けた実例と、設置のポイントをご紹介します。

洗面所・ランドリースペースの物干し設置ポイント

・スペース不足なら天井吊り下げ型 ・窓や換気設備を取り入れる

スペース不足なら天井吊り下げ型

物干しと造作棚を設置した実例です。

サニタリースペースの広さに余裕がない場合は、天井に昇降式の物干しを設置するのがおすすめです。

また、目に触れてもおしゃれなスチールバーを設置しておけば、洗濯物を干さないタイミングでも美しい空間を保てます。

窓や換気設備を取り入れる

洗面台とランドリースペースを並列して設置した実例です。

洗濯物が乾きやすいよう、高窓を設置するなど窓のタイプや配置も工夫しましょう。

物干しを換気扇や浴室乾燥機の近くに設けることで、室内干しでも乾きやすい環境を整え、湿気対策にも効果が期待できます。

【洗面所・トイレ】サニタリールーム実例｜収納ポイント

最後のこの章では、サニタリールームの収納にフォーカスして実例をご紹介します。

洗面所やトイレのサニタリールームでは、省スペースで設置できる壁面収納を造作すると便利に使えます。

見せる収納と隠す収納をバランスよく取り入れましょう。

収納のポイントは下記の通りです。

洗面所・トイレの収納ポイント

・デッドスペースを無駄なく活用 ・見せる・隠す収納のバランス ・使いやすさを重視

 

デッドスペースを無駄なく活用

洗面台の下に造作棚を設けた実例です。

洗濯機上や洗面台下などのデッドスペースに造作棚や引き出しを設け、生活用品を隠して収納すると生活感を抑えられます。

見せる・隠す収納のバランス

洗面台の下に造作棚と、洗濯機の上にオープン棚を設置した実例です。

タオルやおしゃれなボトルはオープン棚に、生活感の出るアイテムは扉付きキャビネットやカゴなどに収納して、デザイン性と実用性を両立しましょう。

使いやすさを重視

トイレの上部に奥行きの浅いオープン棚を設置した実例です。

使用頻度の高いアイテムは、取り出しやすい場所にしまいましょう。

オープン棚を造作すれば、見た目もすっきりと整います。

まとめ

この記事では、サニタリールームの内装アイデアや便利な物干しアイデア、収納の実例まで、理想的な空間を実現するためのポイントを解説してきました。

おしゃれさと使いやすさを両立したサニタリールームは、家事効率を向上させるだけでなく、家の美観をより高めます。

特に洗面所は、内装や収納にこだわることで、身支度だけでなく洗濯効率もアップしますよ。

この記事が、理想のサニタリールームを作る参考となりますように。

ブルーハウスには、機能的でデザイン性にもすぐれたサニタリールームの施工実績が多数ございます。

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