ハイドア引き戸が便利な理由とは|導入時の後悔ポイントと解決策を解説
ハイドア引き戸は、天井までの高さがあることで開放感を演出し、空間を広く見せる効果が期待できます。
コンパクトな開閉部が叶う引き戸ならではの機能性も兼ね備えているため、スペースを有効活用できるのも魅力です。
しかし便利である一方で、導入前に確認しておきたいデメリットもあります。
この記事では、ハイドア引き戸が便利な理由と、導入時に後悔しがちなポイント、具体的な解決策を解説します。
<コラムのポイント>
- ハイドア引き戸が便利だと感じられる理由を解説します。
- コストや遮音性など、後悔するポイントと解決策を確認しましょう。
- ハイドア引き戸に合うインテリアコーディネート術をご紹介します。
目次
ハイドア引き戸が便利な理由
ハイドア引き戸は、標準的な高さが2,400mmから2,700mmと一般的な引き戸よりも高めに設定されています。
現代的な暮らしに合うデザイン性と機能性であるため多くの住宅で取り入れられている建具です。
この章では、ハイドア引き戸が便利な理由を解説します。
ハイドア引き戸が便利な理由 |
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開放感を演出できる
ハイドア引き戸は、天井まで届く高めのドアを設置するため、開け放した時に開放感を演出できます。
音も静かで動きも軽やかなため、ライフスタイルに合わせて開閉がしやすいのも魅力です。
バリアフリーで開閉がしやすい
開けっぱなしにした状態でもドアが邪魔になることはなく、壁にすっきりと収納されるため部屋全体が広く感じられます。
引き戸タイプは開閉がしやすく、移動しやすいことも利点です。
開閉に場所を取らない
ハイドア引き戸の最大の利点は、空間を有効活用できることです。
引き戸は、開き戸のように広い開閉部が不要であるため、狭い場所や家具が近くにある場合でも設置しやすいと言えます。
ハイドア引き戸の後悔ポイントと解決策
魅力の多いハイドア引き戸ですが、いつくかの注意点もあります。
後悔ポイントと解決策を確認し、導入する際のヒントとしてお役立てください。
コストが高くなりがち
標準のドアと比較して、ハイドア引き戸は特注となることが多く、製造や設置コストが高くなる可能性があります。
選ぶ素材やデザイン、モデルなどにより異なりますが、一般的に通常の引き戸の1.5倍程度が価格の目安です。
解決策
ハイドア引き戸はバリエーションがあり価格帯も幅広いため、予算に合った素材やデザインを選ぶことも重要なポイントです。
予算が限られている場合は、ハイドアを全部屋に取り入れるのではなく、人が集まるリビングなど開放感を得たい部屋だけに限定して設置することでコストを抑えられます。
遮音性に課題がある
引き戸は構造上ドアに隙間ができるケースが多く、開き戸に比べて音が漏れやすい傾向があります。
解決策
ドアの隙間に遮音シールやパッキンを取り付けることで、音漏れを防ぎ、遮音性を向上させます。
レールのメンテナンスが必要
ハイドア引き戸のレールにゴミや埃がたまりやすく、定期的な掃除を怠るとスムーズに動かなくなることもあるため注意が必要です。
解決策
掃除しやすい構造のレールを選び、定期的に細いブラシなどを使用して清掃することでスムーズな操作を維持しやすくなります。
掃除が面倒に感じる方は、レールレスデザインを検討するのもおすすめです。
ドア自体の重量が増す可能性がある
ハイドアは高さがあるため、通常の引き戸よりも重量があり、特にお子様や年配の方にとっては開閉が負担になることもあります。
解決策
軽量化された素材や、スムーズに開閉できるレールシステムを選ぶことで、負担を軽減します。
また自動開閉機能付きのタイプを選ぶことで、解決する可能性があるため検討しましょう。
ハイドア引き戸とインテリアコーディネート
ハイドア引き戸を導入する際は、周りのインテリアとの調和も考慮すると、おしゃれな空間づくりが叶います。
この章では、インテリアコーディネートのポイントを解説します。
ハイドア引き戸にガラスを取り入れる
自然光が入る部屋は、インテリアがナチュラルに映えおしゃれな雰囲気を演出できます。
部屋の採光性を高めるためには、ハイドア引き戸にガラスや透明なパネルを取り入れたデザインを選ぶのがおすすめです。
透明感のある素材を取り入れれば、ハイドアを閉じたままの状態でも光が部屋に届き明るい空間をつくれます。
高さを活かしたモダンな空間に
ハイドア引き戸は天井までの高さを活かし、縦のラインを強調し空間を広々と感じさせる効果が期待できます。
合わせる家具を低めを選び圧迫感を軽減する「ロースタイルインテリア」は、開放感だけでなくモダンで洗練された印象仕上がるためおすすめです。
大きな面積を占めるソファや、キャビネットなどの収納家具を腰よりも低い高さで揃えることを意識しましょう。
こちらの記事でも、ハイドアとともに検討されることが多い、高い天井のリビングや吹き抜けについて解説しています。
合わせてごらんください。
<あわせて読みたい>
>高天井のあるリビングのメリット・デメリット|吹き抜けとの違い、高さの目安・実例など解説
開閉時の空間の変化を楽しめるレイアウトに
引き戸の特性を活かして、ハイドアを開けて部屋を開放した状態と閉じた状態で異なるレイアウトを楽しむのも素敵です。
引き戸を開けることで隣接する空間と一体化させたり、閉じて個室のようなプライベート空間にしたりと、2種類の空間演出を楽しめます。
異なるテイストのインテリアを取り入れたい場合は、素材や色、テイストの統一感を意識しましょう。
こちらの記事でも、リビングや間取りのプランニングに役立つ情報をお届けしています。
合わせてごらんください。
>注文住宅のリビング・間取りの種類や失敗しないコツ・おしゃれにするアイデア|実例紹介
こちらのページでは、ブルーハウスの家の性能や標準仕様を詳しく紹介しています。
ブルーハウスは一流の建築家がお客様のライフスタイルやご要望をお伺いし、おしゃれで暮らしやすい平屋プランをご提案しております。
シンプルなデザインの平屋も多数実績がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
この記事では、ハイドア引き戸が便利な理由と、導入時に後悔しがちなポイント、具体的な解決策を解説してきました。
ブルーハウスは一流の建築家がお客様のライフスタイルやご要望をお伺いし、おしゃれで暮らしやすい平屋プランをご提案しております。
シンプルなデザインの平屋も多数実績がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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