庭におしゃれなドッグランのある家|メリット・デメリット、費用の目安、必要な広さなど紹介
「ドッグランのある家で愛犬と一緒に暮らしたい」とお考えの方は、多いのではないでしょうか。
ドッグランのある家があれば、走り回ることが大好きな愛犬を安心して遊ばせられますし、お子さまがいらっしゃれば一緒に遊べます。
しかし、実際のところ、マイホームにドッグランを設けるために「どのような設備を備えればよいのか」「どれくらいの広さが必要なのか」など疑問に思っていらっしゃる方も多いと思います。
そこで今回は、以下のポイントを中心にドッグランのある家のメリット・デメリットや必要な広さ・設備などをくわしく紹介します。
<コラムのポイント>
- ・ドッグランのある家づくりに必要な設備・広さを紹介します。
- ・ドッグランには「フェンス」「舗装材」のほかに「立水栓」「トイレスペース」があると便利です。
- ・ドッグランのある家の施工事例を紹介します。
目次
ドッグランのある家づくりに必要な設備
ドッグランのある家をつくるには、「フェンス・扉」「舗装材」が必須の設備になります。
その他に、「立水栓」「トイレスペース」などあったら便利な設備もありますので、参考にしてください。
フェンス・扉
ドッグランをつくるには、愛犬が外に飛び出さないためのフェンス、出入り口となる扉が必要です。
特に、フェンスの設置には、以下の点に注意しましょう。
- ・愛犬がすり抜けられない隙間にする
- ・愛犬が飛び越えられない高さにする
- ・フェンスが倒れないような強度にする
- ・マイホームと調和するデザインを選ぶ
愛犬が脱走すると非常に危険なので、フェンスの「高さ」「隙間」「強度」には十分に注意しましょう。
また、フェンスには、以下のようにさまざまなデザインがあり、住宅の印象を大きく左右するため慎重に検討する必要があります。
種類 | 特徴 |
---|---|
【アメリカンフェンス】 |
・アメリカンテイストを演出できる ・スチール製が多い |
【金属製フェンス】 |
・スチール・アルミなどの金属でつくられたフェンス ・風通しがよい ・アルミ製は耐久性が高い |
【ウッドフェンス】 |
・木製のフェンス ・落ち着いた暖かみのある印象を与えられる |
フェンスをマイホームのテイストと調和するデザインにすることで、クオリティの高いドッグランのある家に仕上がります。
舗装材
地面が固いと愛犬の足腰に負担がかかりますし、ストレスなく愛犬と暮らすためには汚れ対策も必要です。
愛犬が安心して走り回れるように、以下のような舗装材を取り入れましょう。
- ・天然芝
- ・人工芝
- ・ウッドチップ・バークチップ
立水栓
立水栓とは、屋外に設ける柱状の水栓のことを指し、ドッグランに立水栓があると愛犬の「足の洗い場」「飲み水の用意」にも活用できます。
特に、中庭にドッグランを設ける際に立水栓があると、家の中にスムーズに出入りできる動線を確保できます。
以下の記事では中庭のある家の魅力と注意点を紹介しています。
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トイレスペース
ドッグランにトイレスペースを設けると、常に清潔な状態を維持できます。
また、掃除も楽になることも魅力です。
家にドッグランを設けるために必要な広さ
ドッグランに必要な広さは、小型犬で100㎡、大型犬だと500㎡程度が理想的です。
しかし、戸建て住宅で上記のようなスペースを確保するのは難易度が高いため、以下のような限られた土地面積でも愛犬が楽しめる工夫が必要です。
- ・家の周りをドッグランにする
- ・駐車場とドッグランを併用する
愛犬が自由に走り回れる広さがあれば理想的ですが、ドッグランは愛犬が外気に触れる場所という目的もあります。
犬種によって必要な広さは異なりますが、小型犬であれば狭い庭でも工夫次第で十分に運動不足を解消できるドッグランのある家をつくれますので、施工業者に相談しましょう。
ドッグランをつくるために必要な費用相場
「マイホームにドッグランをつくるのにいくらかかるのか」と疑問に思っていらっしゃる方のために、ドッグランをつくるために必要な費用相場を紹介します。
※ここで紹介する費用はあくまでも目安です。使用する素材の種類、環境により費用が変わりますので詳細は施工業者にお問い合わせください。
工事内容 | 費用相場 |
---|---|
フェンス設置 | 10,000~35,000円/㎡ |
舗装材 | 4,000~15,000円/㎡ |
立水栓の設置 | 20,000~80,000円 |
ドッグランのある家のメリット・デメリット
ドッグランのある家には、たくさんのメリットがありますが、デメリットもあるため事前に把握しておきましょう。
デメリットを事前に把握し、対策を講じることで後悔しないドッグランの家を実現できます。
ドッグランのある家のメリット
マイホームにドッグランを設けることで、以下のようなメリットがあります。
- ・散歩に行けない場合にも愛犬を遊ばせられる
- ・お子様の遊び場としても活用できる
- ・犬好きの友達を誘って遊べる
- ・広いスペースで犬のしつけやトレーニングが可能 など
特に、忙しくて散歩に行けない時でも愛犬を遊ばせられるので、愛犬の運動不足やストレスを解消できるのが大きなメリットです。
また、ドッグランを設けると同時に、「外壁」や玄関アプローチ・庭などの「外構」と調和させることで、全体としておしゃれな家に仕上がります。
ドッグランのある家のデメリット
ドッグランのある家のデメリットは、以下のとおりです。
- ・費用がかかる
- ・芝生や泥により汚れる
- ・定期的なメンテナンスが必要
例えば、舗装材として天然芝を採用した場合には、定期的な芝刈りや雑草の除去などのメンテナンスが必要です。
その他、フェンスや扉などの維持管理費がかかることにも注意しましょう。
ドッグランのある家の施工事例を紹介
ドッグランのある家の施工事例を見て、イメージを膨らませましょう。
こちらは、ドッグランのある平屋の外観です。
グレーを基調としたモダンでスタイリッシュな外観の平屋ですが、ドッグランがあることで暖かみのある雰囲気に仕上がりました。
<施工事例>ドッグランのある平屋
リビングにつながるウッドデッキを設けることで、愛犬と楽しく遊べる中庭を実現できました。
ポールライトを配置し、夜でも照度を確保できるため、防犯面もバッチリです。
<施工事例>ドッグランのある平屋
ドッグランのある家の注意点
マイホームにドッグランを設ける際には、いくつかの注意点があります。
例えば、「近隣トラブル」が起こらないようにドッグランの設計にも細心の注意を払いましょう。
近隣に迷惑をかけないようにする
ドッグランのある家で近隣トラブルになるケースとして多いのが、「犬の吠え声」です。
特に、「チワワ」「ビーグル」などの犬種は吠えやすい傾向があるため、以下のような対策を講じましょう。
- ・視界を遮るフェンスを設置する
- ・防音フェンスを採用する
- ・ドッグランを設置する前に近隣に挨拶をしておく
適切なフェンスの高さを確保する
フェンスの高さが低いと、愛犬が飛び越えたり、隙間から脱走する場合があり危険です。
フェンスの高さは、犬種やジャンプ力により異なりますが、概ね以下の高さを目安としましょう。
- ・小型犬:1.2m以上
- ・中型犬:1.5m以上
- ・大型犬:1.8m以上
愛犬と長く暮らすための家づくりには、その他にもさまざまな注意点があります。
以下の記事では、犬と暮らす家づくりのポイントを紹介していますので、ぜひごらんください。
まとめ
今回は、ドッグランのある家づくりに必要な設備や広さ、注意点などを紹介しました。
愛犬の運動不足を解消し快適に過ごせるドッグランのある家を実現するためにも、設計段階から「デザイン」「安全対策」などをしっかりと検討しましょう。
今回紹介した情報が、「ドッグランのある家」を検討している方の参考になれば幸いです。
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ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
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