サウナ付き一戸建ては新築・中古どちらがおすすめ?価格やメリット・デメリットを比較
「毎日サウナに入れるマイホームが欲しい」と考え、サウナ付きの一戸建てを検討する方が増えています。
いつでも好きな時に入れるホームサウナがあると、ととのい生活の幅が広がります。
しかし、実際にサウナ付きの一戸建てを検討するとなると、新築住宅を買うのか、建てるのか、または中古住宅をリノベーションするのかなど、選択肢が多く迷いますよね。
そこで今回は、サウナ付き一戸建てで暮らす選択肢5つをピックアップし、それぞれの価格相場やメリット・デメリットをご紹介します。
<コラムのポイント>
- ・サウナ付き一戸建ては新築・中古それぞれにメリット・デメリットがあり、予算や要望に合わせて選ぶことが大切です。
- ・サウナ付き新築一戸建ては、ご自身のサウナスタイルに合わせて、現代のトレンドにマッチする間取りやレイアウトを選べるのがメリット。
- ・中古住宅×サウナは、新築より費用を抑えられるのが魅力的です。
- ・サウナ室の広さやレイアウト、水風呂やととのいスペースの確保など、サウナ付き一戸建ての購入や建築で考えるべきポイントを解説します。
目次
サウナ付き一戸建てが人気?
サウナブームによって多くの方がととのい体験を楽しんでいますが、店舗はピークタイムに混雑することが多く、「ととのい難民」になっていることも少なくありません。
また、家の近くに理想的なサウナ施設が無いこともありますし、ひんぱんに行くと往復の時間や利用料金が負担になります。
そこで、サウナ付き一戸建てに住んで、プライベートサウナで毎日好きな時にととのいたいと考える人が増えています。
サウナの本場であるフィンランドでは、ほとんどの自宅にホームサウナが付いていて、毎日のように汗を流すのが一般的です。
日本ではまだサウナ付き一戸建ては少数派ですが、フィンランドのように毎日ととのう生活を求める方が増えています。
サウナ付き一戸建ての選択肢
実際にサウナ付き一戸建てを手に入れる場合、一般的には5つの選択肢が考えられます。
どの方法が合うかは人それぞれです。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
サウナ付き建売住宅を購入する
最近はサウナを組み込んだ建売住宅や分譲住宅も販売されています。
※サウナ付き建売住宅のメリット
- 実物を見てサウナの広さや間取りを確認できる
- 予算オーバーの心配がない
- 購入後すぐに住める
完成した状態で販売されている建売住宅なら、サウナの広さや使い勝手、間取りなどを確認してから購入できます。イメージ違いや失敗のリスクが少ないのが大きなメリットです。
また、サウナを含めたトータル価格が表示されているため、予算オーバーの心配がなく、資金計画を立てやすい点も魅力です。
手続が終わればすぐに引っ越せるので、ホームサウナ生活を早めにスタートできるのもうれしいポイントですね。
※サウナ付き建売住宅のデメリット
- サウナの広さや仕様を変更できない
- 物件数自体が少ない
建売住宅は間取りや仕様を変更できないため、自分好みのサウナ環境が手に入るかは運しだいなのがデメリットです。
また、サウナ付き建売住宅自体の数が少ないため、理想の物件を見つけるハードルも高いです。
サウナ付き注文住宅を建てる
サウナの設置に対応できるハウスメーカーを選んで、注文住宅を建てるのも一般的な選択肢です。
※サウナ付き注文住宅のメリット
- こだわりのサウナ環境を実現できる
- 水風呂やととのいスペースもつくりやすい
間取りを自由に決められる注文住宅なら、ととのいスタイルに合わせてこだわりのサウナをつくれるのがメリットです。
水風呂の配置やととのいスペースへの動線なども決められるので、よりクオリティが高いサウナ環境をつくりたい方におすすめ。
※サウナ付き注文住宅のデメリット
- こだわると価格が高くなる
- 完成までに時間がかかる
注文住宅は自由度が高い反面、サウナや間取りにこだわると価格が高くなり、予算オーバーするリスクがあります。
また、一般的な注文住宅は完成までに1年前後の時間がかかることが多いのもデメリットの1つと言えます。
サウナ付き中古住宅を購入する
元々サウナが付いている中古住宅を探して購入するのも選択肢の1つです。
※サウナ付き中古住宅のメリット
- 費用負担を抑えられる
- 実物を見て選べる
- 購入後すぐに住める
中古住宅は新築より価格が控えめなので、頭金や住宅ローンの負担を抑えてサウナ生活を実現できるのがメリットです。
また、実物をチェックできるので失敗のリスクが少なく、購入後早めに引っ越せる点は建売住宅同様魅力ですね。
※サウナ付き中古住宅のデメリット
- サウナ自体が古く狭いことが多い
- 物件数が少ない
- 中古住宅ならではのリスクもある
一昔前のホームサウナは小さなボックスタイプが主流だったため、中古住宅だと広さやクオリティに満足できない可能性が高いです。
また、サウナ付き中古住宅自体の数が少ないのもデメリット。
中古住宅は雨漏りやシロアリ被害などのリスクもあるため、物件選びの難易度は高めです。
中古住宅をリノベーションしてサウナを組み込む
一般的な中古住宅を購入して、リノベーションでサウナを組み込む方法もあります。
※中古住宅リノベーション+サウナのメリット
- 費用負担を抑えられる
- 物件の選択肢が広い
- サウナ自体の自由度が高い
リーズナブルな中古住宅を見つけてリノベーションでサウナを設置すれば、新築より費用を抑えられる可能性が高いです。
また、リノベーション前提で中古住宅を探すなら、物件の選択肢が増えるのもメリット。
間取り変更も含めてサウナを設置すれば、カスタマイズの自由度が高いため、理想の環境もつくりやすいです。
※中古住宅リノベーション+サウナのデメリット
- 間取りづくりの難易度が高い
- ベースとなる中古住宅選びが大変
- 予算オーバーのリスクがある
元々サウナが付いていない中古住宅をリノベーションする場合、間取りづくりの難易度は少し高めです。
物件によってどこまでリノベーションできるかも変わるため、木造住宅の構造やサウナ設置に詳しい施工会社に相談する必要があります。
また、リノベーションはかなり費用相場が広く、仕様によって変動するため、予算オーバーのリスクがあるのも注意すべき点です。
戸建ての庭にサウナを設置する
少し広めの庭がある新築・中古住宅を購入して、屋外用のサウナを設置するのも1つの選択肢です。
※屋外サウナ設置のメリット
- 屋内スペースを圧迫しない
- 設置難易度が低い
- サウナの広さやストーブの選択肢が豊富
庭にサウナを設置すれば、屋内スペースを圧迫しないため、居室や収納とバランスを取りやすいのは大きなメリットです。
また、建ぺい率や防火基準などを満たせば、設置の難易度が低いのも魅力。
庭に余裕があれば広めのサウナも設置できますし、薪ストーブなどを選ぶことも可能です。
※中古住宅+屋外サウナのデメリット
- 天候や季節によっては使いづらい
- プライバシー確保が必要
- 塗装メンテナンスが必要
屋外サウナは雨や風が強い日は使いづらく、敷地の状況によっては外からの目線などに対策が必要です。
また、バレルサウナやサウナ小屋は雨風にさらされるため、定期的な塗装メンテナンスが必要になるのも注意すべきポイント。
サウナ付き一戸建ての価格相場は?
実際にサウナ付きの一戸建てを検討する際、価格も気になるポイントですよね。
戸建て住宅の平均価格をベースに、ホームサウナを実現するのに必要な費用相場を考えてみましょう。
|
平均価格 |
建売住宅 |
3,603万円 |
土地付注文住宅 |
4,903万円 |
中古戸建住宅 |
2,536万円 |
〈出典〉フラット35利用者調査 2023年度のデータを引用
住宅ローンのフラット35を利用した方のデータによると、ベースとなる戸建て住宅の平均価格は上記のとおりです。
一般的な戸建て住宅のサウナ設置費用は300万円前後と言われています。平均価格にプラスすると、建売住宅は4,000万円弱、注文住宅は5,000万円前後が費用総額の目安となりそうです。
一方、中古住宅は2,536万円と平均価格がかなり安めですが、戸建て住宅のフルリノベーションは一般的に1,000~1,500万円が相場と言われています。
中古住宅にリノベーションでサウナを設置する場合の合計費用は、3,500~4,000万円が目安となりそうです。
ホームサウナの価格や施工費用は、選ぶ製品や仕様によって変動しますが、1つの目安として参考にしてみてください。
まとめ
サウナ付き一戸建ては新築・中古リノベーションなどさまざまな選択肢があり、それぞれメリット・デメリットがあります。
ご予算や求めるサウナ環境に合わせて、ホームサウナを実現するための方法を選びましょう。
実際にサウナ付き一戸建てを検討する際は、実績が豊富なハウスメーカーや施工会社に相談するのがおすすめです。
信頼できる会社を見つけて、理想のホームサウナ環境を実現してみてください。
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