注文住宅でデザイン性の高い階段を設けた施工事例|種類・形状やおしゃれにするポイントを紹介
「マイホームにはデザイン性の高い階段を設けたい」と考えていらっしゃる方は、多いのではないでしょうか。
おしゃれな階段は、住宅のデザインにアクセントを加えてくれる重要な役割があり、階段を設ける場所、素材、種類、形状などにこだわることでクオリティの高い階段をつくれます。
今回は、以下のポイントを中心に注文住宅でデザイン性の高い階段を設けるためのポイントや実際の施工事例などを紹介します。
<コラムのポイント>
・階段の素材、種類、形状、場所などを紹介します。
・デザイン性の高いおしゃれな階段の施工事例を紹介します。
・デザイン性だけでなく、動線や安全対策も意識して意匠性と機能性を兼ね備える階段をつくりましょう。
目次
おしゃれなデザインの階段をつくるためのポイント
おしゃれなデザインの階段をつくるには、「素材」「種類」「形状」と「階段を設ける場所」にこだわることが大切です。
ここでは、おしゃれなデザインの階段をつくるためのポイントを紹介します。
素材
注文住宅に設ける一般的な階段の素材と特徴は以下のとおりです。
- ・木材:施工費用を抑えやすい、加工しやすい、ナチュラルなテイスト
- ・スチール:加工に手間がかかる、スタイリッシュな雰囲気、施工費用が高額になりがち
- ・アルミ:錆びにくく、軽い、強度が低い
- ・ステンレス:耐久性が高い、錆びにくい
例えば、ナチュラルなテイストを目指すなら木材を採用し、モダンでスタイリッシュな雰囲気にしたいのであれば、スチールを選ぶなど目的とするデザインに合わせた素材を選びましょう。
種類
階段には、以下のような種類があります。
直階段
直階段は、ストレートに2階へ向かう階段のことです。
かね折れ階段
かね折り階段は、途中で90度曲がるL字型の階段のことを指します。
折り返し階段
折り返し階段は、階段の途中に踊り場を設け、180度折り返すタイプのことです。
回り階段
回り階段は、踊り場を設けないらせん状の階段のことを指します。
らせん階段
ステップ(踏み板)をらせん状に配置した階段をらせん階段と呼びます。
このように、階段の種類は様々です。
空間にアクセントを加えたいなら、存在感のあるらせん階段や折り返し階段を採用するなどの工夫ができます。
形状
階段の形状を大きく分けると「箱型」「オープン型」があります。
箱型
<施工事例>生活動線にこだわった2階建
踏み板と垂直部分を蹴込板で塞ぐボックス型の階段です。
オープン階段
<施工事例>green for reborn
蹴込板がなく、階段の向こう側が見渡せる階段です。
オープン型の階段は、スケルトン階段と呼ばれることもあり、空間を開放的に見せるのに効果的です。
以下の記事では、スケルトン階段のメリット・デメリットを紹介していますので、ぜひごらんください。
場所
一般的に、階段を配置する場所は以下のとおりです。
- ・玄関
- ・リビングの端
- ・リビングの中央
階段をどこに配置するかは、目的によって決めましょう。
(例)
- 「階段を住宅デザインのアクセントにしたい」:リビングの中央に配置
- 「帰宅動線をよくしたい」:玄関に配置
- 「リビングを広く見せたい」:リビングの端に配置
以下の記事では、リビング階段の実例やメリット・デメリットなどを紹介していますので、ぜひごらんください。
<あわせて読みたい>
デザイン性の高いおしゃれな階段の施工事例を紹介
実際におしゃれな階段の施工事例を見ることでイメージを膨らませましょう。
リビングの端にデザイン性の高い階段を設けた事例
こちらは、リビングの端にオープン型の階段を設けた事例です。
吹き抜けのあるリビングにスタイリッシュなテイストの階段がアクセントとなり、開放的な雰囲気を実現しました。
<施工事例>平屋のように暮らす2階建
開放感のあるリビングにデザイン性の高い階段を設けた施工事例
こちらは、開放感のあるリビングにデザイン性の高い階段を設けた施工事例です。
大きな窓と吹き抜けのリビングには、オープン型の階段が相性がよいです。
<施工事例>気持ちいい光が差し込む住まい
リビング中央にデザイン性の高い階段を設けた施工事例
こちらは、リビングの中央にデザイン性の高い階段を設けた施工事例で、オープン階段の雰囲気がありながら全体的には安定性があるつくりになっているのが特徴的です。
<施工事例>趣味を楽しむ2人暮らしの家
玄関にデザイン性の高い階段を設けた施工事例
こちらは、玄関にデザイン性の高い階段を設けた施工事例です。
玄関にかっこいいアイアン手すりのあるオープン階段を設けることで、来客の目を惹くデザイン性の高い階段ができました。
<施工事例>変形地の家
シンプルな直進階段の施工事例
こちらは、直進階段の施工事例ですが、白い蹴込板と木製の踏み板がシンプルでありながらおしゃれな雰囲気を実現しています。
<施工事例>光差し込む暮らし
ブルーハウスには、今回紹介しきれなかったおしゃれなデザインの階段の施工事例がたくさんありますので、ぜひごらんください!
デザイン性の高い階段づくりで失敗しないためのポイント
最後に、デザイン性の高い階段を住宅の間取りに取り入れる際に失敗しないためのポイントを紹介します。
中二階を設ける
スキップフロアのような中二階を設けると、オリジナリティがあるおしゃれで使い勝手がよい階段に仕上がります。
【スキップフロアを設けた施工事例】
<施工事例>建築家をつくる憧れの暮らし
吹き抜けを設ける
例えば、吹き抜けを取り入れたリビング階段は、縦の空間を有効活用できるので、リビングを広く見せることができます。
さらに、吹き抜けの上部にも窓を設けられれば、採光性や風通しもよくなり、過ごしやすい住宅を実現できます。
生活動線を意識する
ご家族が快適に暮らすためには、デザイン性だけでなく、動線を意識した使いやすい階段をつくることが重要です。
例えば、「キッチンの近くに配置する」「建物の中心に階段を配置する」など動線を短くする工夫をすることで、使い勝手の良い階段になります。
照明にもこだわる
デザイン性の高いおしゃれな階段にこだわるなら、照明の「明るさ」「色」「照明器具」なども意識しましょう。
折り返し階段には、コーナー用のブラケットライト、吹き抜けのような高天井には吊り下げ型のペンダントライを取り入れるとおしゃれな雰囲気になります。
また、2階に寝室がある場合には、照明の色をリラックスできる電球色にするのがおすすめです。
安全対策を講じる
お子様や高齢者がいらっしゃる方は、階段の安全対策が必要です。
ご家族が、安心して暮らせる住宅をつくるためにも、以下の安全対策を講じましょう。
- ・手すりを設置する
- ・勾配を緩くする
- ・踏み板は滑りにくいものにする
- ・照明を明るくする
具体的には、「階段の勾配は40度程度にする」「踏み板を滑り止め加工がされたものにする」など工夫することで安全性を高められます。
防音対策も重要
階段は、使用頻度が高く足音が響きやすい傾向があるので、騒音トラブルの原因になることがあります。
生活時間が不規則で深夜に階段を使用する頻度が高い方は、「防音ドアを採用する」「防音効果が高い窓ガラスを取り入れる」など住宅の遮音性を高めることをおすすめします。
まとめ
今回は、デザイン性の高い階段をつくるポイントを紹介しました。
スタイリッシュなオープン型の階段もおしゃれですが、従来型の箱型階段もナチュラルで安心感のある雰囲気も魅力的です。
それぞれ、メリット・デメリットがあるので、家族構成やライフスタイル、住宅のテイストなど様々な要素を考慮して、デザイン性を選びましょう。
今回紹介した情報が、デザイン性の高い階段を設けた住宅づくりの参考になれば幸いです。
豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。
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