自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット・デメリット|狭いリビングでもスペースを確保する間取りアイデアも紹介

自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット・デメリット|狭いリビングでもスペースを確保する間取りアイデアも紹介

子育て世代の方は、ママの目が届くリビングにお子様が自由に遊べるキッズスペースがあると安心して家事を行うことができるのでおすすめです。

ただし、自宅にキッズスペースをつくる際は、広さ・間取り・デザイン性などいくつかのポイントがあるので、注意しましょう。

しっかりとポイントを押さえてキッズスペースをつくることで、お子様が安全に使いやすく、且つおしゃれなマイホームが実現します。

今回は、以下のポイントを中心に自宅にキッズスペースをつくるメリット・デメリットや間取りのポイントなどを紹介します。

<コラムのポイント>

・自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット・デメリットを紹介します。

・キッズスペースは、「デザイン性」「安全性」「将来性」を意識して間取りを考えましょう。

・おしゃれで使い勝手がよいキッズスペースの施工事例を紹介します。

 

自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット・デメリット

自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット・デメリット

自宅のリビングにキッズスペースをつくることで、たくさんのメリットがありますが、デメリットもあります。

事前にメリット・デメリットを把握しておくことで、キッズスペースで失敗する可能性を軽減できますので、それぞれ見ていきましょう。

自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット

自宅にキッズスペースをつくることで以下のようなメリットがあります。

  • ・お子様を見守れる
  • ・片付けの習慣がつき、お子様自身の成長につながる
  • ・お子様とコミュニケーションをとりやすい
  • ・リビング全体が散らかりにくい
  • ・お子様が成長した後は、多用途に活用できる

特にお子様が小さいうちは、大人の目が届きやすいリビングにキッズスペースを設けることで、安心して見守れることが大きなメリットです。

また、お子様が小さな段階でキッズスペースを自分のスペースとして認識させ、おもちゃ・絵本などを片付ける習慣をつけさせることにより、お子様自身の成長を促せるのも魅力の1つです。

自宅のリビングにキッズスペースをつくるデメリット

自宅のリビングにキッズスペースをつくるデメリットは以下のとおりです。

  • ・リビングの他のスペースを圧迫する
  • ・リビングが乱雑に見えてしまうこともある
  • ・安全性に注意する必要がある

キッズスペースの広さによっては、リビングの他のスペースが狭くなってしまうこともあるので、お子様の人数やリビング全体の広さなどを考慮して適切なバランスになるように検討が必要です。

キッズスペースで失敗しないための6つのポイント

キッズスペースで失敗しないためのポイント

ここまで紹介してきたように、キッズスペースにはたくさんのメリットがありますが、「つくらなければよかった・・」と後悔することもあります。

ここでは、キッズスペースで失敗しないための6つのポイントを紹介します。

キッズスペースをつくる場所

お子様が小さいうちは、大人の目が届きやすいリビングにキッズスペースをつくることをおすすめします。

リビングのスペースをできるだけ減らしたくない場合には、以下のようなアイデアがあるので参考にしてください。

  • ・階段下のスペースを有効活用
  • ・ソファの前などにラグマットを敷く
  • ・リビングのコーナーに配置する

特別なキッズスペースをつくらなくてもソファの前後のスペースにラグマットを敷いてキッズスペースにすることも可能です。

また、キッズスペースはリビングのコーナーに配置すると、リビングの空間を広く見せられますのでおすすめです。

安全性を確保する

お子様が小さなうちは、転倒して思わぬケガをすることもあるので、以下のように安全対策を講じましょう。

  • ・キッズスペースには段差を設けない
  • ・ラグマット・クッションフロアを敷く
  • ・ベビーゲート・キッズフェンスなど柵を配置する

ラグマット・クッションフロアなどクッション性のある素材を敷くことで、仮にお子様が転倒しても大きなケガにならずに済むので安心です。

間取りにキッズスペースを設けるなら、小上がりや柔らかい畳を使用した畳コーナーもおすすめです。

 

以下の記事では、畳コーナーで失敗しないポイントを解説していますので、ぜひごらんください。

統一感のあるカラーコーディネートを行う

キッズアイテムは、視覚を刺激する鮮やかなカラーが多い傾向があります。

ラグマット・クッションフロア、収納などのインテリアは淡い色、木目など温かみがありながら、主張が強くない色を選ぶようにしましょう。

リビングの雰囲気とかけ離れたカラーは、悪目立ちの原因になるので、リビングのテイストに合わせてトータルコーディネートすることが大切です。

収納スペースを確保する

お子様に「使ったものは片付ける」習慣を身につけさせるためにも、しっかりと収納スペースを確保しましょう。

片付けが楽しくなるように、お子様向けの収納を選びがちですが、ある程度大きくなっても使えるデザインを選ぶと経済的です。

キッズテーブルを置く

キッズスペースが常に散らかっていると、リビング全体の雰囲気も乱雑に見えます。

お子様用の小さなテーブルを置くと、おもちゃ・本などを広げるスペースがテーブルの上になりやすいのでおすすめです。

ライフステージの変化に対応できる間取りにする

「キッズスペースをつくったけれど、子どもが大きくなったら使わなくなった」というような後悔をしないためにも、ライフステージの変化に対応できる間取りにすることが大切です。

お子様が小さなときは、キッズスペースとして活用し、大きくなったら間仕切りを設けて子供部屋として利用できるような間取りにすると便利です。

例えば、以下のような間取りにすると、使い勝手がよいスペースになります。

【将来的に子ども部屋にできるスペース】

キッチン横のスペースは、お子様が小さな段階ではキッズスペースやフリースペースとして利用し、大きくなったら間仕切りを設けて子ども部屋として使うことができます。

将来的に子ども部屋にできるスペース

<施工事例>楽・働を体現した家

狭いリビングでもキッズスペースをつくる方法

狭いリビングでもキッズスペースをつくる方法

「リビングが狭いのでキッズスペースは諦めるしかない・・」とお悩みの方は、狭いリビングでもキッズスペースをつくる方法を検討しましょう。

ここでは、狭いリビングでもキッズスペースをつくる方法を紹介します。

キッズスペースの広さはどれくらい必要?

キッズスペースに必要な広さは、家族構成やお子様の年齢により異なります、概ね以下のとおりです。

  • ・乳幼児期:1畳
  • ・幼児期:2~3畳
  • ・多目的に使いたい:4.5~6畳

「将来的に撤去するのか」「お子様が成長した後も多目的に利用したいか」などライフプランによってキッズスペースの広さを決めましょう。

畳コーナーを設けて多目的に使う

リビングに、和室の小上がりや畳コーナーを設けると、以下のようにご家族で多目的に使用できるのでおすすめです。

  • ・お子様の遊び場・お昼寝スペース
  • ・ママの家事スペース
  • ・大人のちょっとした休憩場所
  • ・来客時には客間として使える

デッドスペースを有効活用する

例えば、ソファーの前後、階段下など普段使わないデッドスペースを有効活用することでキッズスペースをつくれます。

(例)

  • ・壁に棚をつくる
  • ・カウンター下に設ける
  • ・壁面収納を利用する

ただし、お子様の安全性を確保するために、コーナークッション・フロアマットなどを利用して安心して遊ばせられる空間をつくりましょう。

スキップフロアを設ける

スキップフロアを設けることで、縦の空間を有効活用できるので間取りに余裕がなくてもキッズスペースを確保できます。

「秘密基地」のようなスペースになるため、お子様が喜ぶキッズスペースになります。

リビングの一部を家具で仕切る

間取りにキッズスペースを設けなくても、リビングの一部をソファーや収納棚などの家具で仕切ることで空間をつくれます。

お子様の成長とともに、使わなくなったときに家具の配置を変えることで元に戻せるのでおすすめです。

ワークスペースと兼用する

お子様だけのキッズスペースをつくる余裕がない場合には、大人のワークスペースと兼用することでスペースを有効活用できます。

お子様の成長に伴って、リビング学習にも利用できるので便利です。

 

以下の記事では、お子様のリビング学習に有効なスタディースペースについて紹介していますので、ぜひごらんください。

 

おしゃれで使い勝手がよいキッズスペースの施工事例

おしゃれで使い勝手がよいキッズスペースの施工事例

実際に、キッズスペースを設けた事例を紹介します。

おしゃれで使い勝手がよいキッズスペースをつくりたい方は、ぜひ参考にしてください。

中2階にキッズスペースを設けた施工事例

こちらは、中2階にキッズスペースを設けた施工事例です。

リビングからお子様の様子を伺うこともできますし、フリースペースとしても活用できます。

中2階にキッズスペースを設けた施工事例

<施工事例>生活を魅せる家

スキップフロアの下にキッズスペースを設けた施工事例

こちらは、スキップフロアの下のスペースを有効活用して、キッズスペースを設けた施工事例です。

秘密基地のような空間は、お子様も喜びますし、空間をゾーニングできるのでリビングはすっきりと見えます。

スキップフロアの下にキッズスペースを設けた施工事例

<施工事例>建築家をつくる憧れの暮らし

小上がりのキッズスペースを設けた施工事例

こちらは、階段横に多目的に利用できる小上がりの畳スペースを設けた施工事例です。

柔らかい畳は、安全性が高く、お子様の遊び場としても活用できます。

<施工事例>光差し込む暮らし

 

ブルーハウスには今回紹介しきれなかったキッズスペースを設けた施工事例が他にもたくさんあります。ぜひごらんください!

<あわせて読みたい>

ブルーハウスの家づくりを詳しく紹介しています。

>ブルーハウスの家づくり|施工事例を見る

      まとめ

      今回は、自宅のリビングにキッズスペースをつくるメリット・デメリットや失敗しないためのポイントなどを紹介しました。

      キッズスペースは「デザイン性」「安全性」はもちろんのこと、お子様の成長に伴うライフステージの変化に対応できる間取りにするのが重要です。

      「おしゃれで使い勝手がよいキッズスペースをつくりたい」と考えていらっしゃる方に、今回紹介した情報が参考になれば幸いです。

      豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ

      ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。

      • ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
      • ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
      • ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
      • ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。

      愛知に住む人、豊橋に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。

      <合わせて読みたい>

      ブルーハウスの家の性能や標準仕様を詳しく紹介しています。

      ブルーハウスの家づくり|住宅仕様・性能

      豊橋で暮らしを楽しむ!平屋コートハウスで体感ください

      ブルーハウスは2021年、豊橋市に平屋コートハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。

      豊橋平屋モデルハウス(中庭のある家)

      ブルーハウス

      カタログ請求・お問い合わせ

      見学会・セミナー

      著者情報

      株式会社ブルーハウス 編集チーム

      注文住宅の専門家集団が、単に情報をまとめただけの簡易的な記事ではなく、注文住宅を中部エリアで検討している読者に役立つ、中身の濃い情報をお届けしています。

      【加盟】
      TOTOリモデルクラブ正会員
      YKK AP MADOショップ加盟店
      日本木造住宅産業協会会員

      【各種許認可】
      建設業登録許可番号
      愛知県知事 許可 ( 般 – 30 )第79115号

      【完成保証】
      住宅あんしん保証 登録番号03130
      ハウスジーメン 事業者番号MB2009022514

      【住宅瑕疵担保責任保険】
      住宅あんしん保証 登録番号03130
      JIO日本住宅保証検査機構 登録番号A4001132
      ハウスジーメン 事業者番号MB2009022514

      【地盤調査・保証制度】
      ジャパンホームシールド 登録番号62093