平屋リビングから子供部屋に続く間取りの魅力|注意点とおすすめの配置

リビングから近い便利な子供部屋

多くの方が家づくりの中で最も時間をかけて検討するのが間取りではないでしょうか。

その中でも子供部屋は、お子様の人数や成長など新築の段階ではあくまで「計画」であるため、理想的な広さやレイアウトといった条件を挙げるのもなかなか難しいですよね。

そこで今回は、お子様の成長に合わせて対応しやすい「リビング続きの子供部屋」について、平屋間取りの観点から考えていきます。

おすすめの平屋リビング×子供部屋の実例や機能性に関しても解説しますので、ぜひ間取りづくりの参考にしてみてくださいね。

<コラムのポイント>

  • ・平屋リビングから続く子供部屋をつくる魅力と注意ポイントを解説します。
  • ・平屋リビング×子供部屋に必要な条件と機能性を紹介します。
  • ・平屋で便利なリビング続きの子供部屋におすすめな間取り実例を見てみましょう。


 

「平屋リビング」×子供部屋の間取りメリット

リビングから各部屋が見えないプライバシー性のある平屋間取り

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お子様が生まれる前やまだ小さいうちは、個室としての子供部屋は必要ないように思えますが、お子様の成長は意外に早く小学生にもなると、徐々に家族と一緒に過ごす空間とは別に自分だけの時間が過ごせる場所が必要になってきます。

とは言え、まだ子育て中のご家庭で新築を建てる場合、リビングから離れた場所に個室を設けても使い勝手が悪いですよね。

そこで今回は、お子様の誕生から成長、独立後までのライフスタイルを考えて、無駄なくつくれる「リビング横レイアウトの子供部屋」について解説します。

まずは、リビング横に子供部屋を配置するメリットについて見ていきましょう。

 

親子でお互いの様子が把握できる

リビング横に子供部屋を配置する1番のメリットは、親子がいつでもお互いの様子が分かる安心感ではないでしょうか。

お子様が何をしているのか把握しやすく、何か問題があればすぐに対応できる距離感が便利です。

また、お子様側から見てもつかず離れずの程よい場所に親が見えるため、それぞれ別に作業していたとしても、お互いが心地よく好きな時間を過ごせるでしょう。

 

コミュニケーションが快適

程よい距離感で過ごせる間取りということは、家族間で快適なコミュニケーションを取る上で有効です。

ご家族が集まるリビングからよく見えるオープンな場所に配置する他、将来個室にすることも考えて半個室風のレイアウトに仕上げるのもいいでしょう。

いずれにしても、リビングすぐの子供部屋配置は、お互いに顔を合わせて会話したり、ちょっとした手助けを求めたりするのに便利ですよね。

 

リビングの一部としての使い勝手がいい

例えば、まだ1人で片付けの習慣がついていないお子様に個室を与えてしまうと、ものが散らかりやすいだけ場所になる可能性があります。

しかし、子供部屋をリビングから見える場所にレイアウトすることで、ご家族が片付け・掃除するタイミングに合わせて一緒に動きやすい環境がつくれます。

また、将来お子様が成長して別の個室に移ったり、独立して部屋を使わなくなったりした時は、リビング収納やご家族の趣味室として自由に活用しやすいのもメリットです。

 

省スペースでも実現できる

リビングから離れた場所に個室をつくる場合、リビングを出て部屋までの道のりに「廊下」を設けることになります。

廊下の多い間取りは、部屋として使える床面積を消費してしまうので、広さに限りのある平屋を選ぶ場合、あまりおすすめできません。

しかし、リビング続きの子供部屋なら直接リビングから子供部屋に、子供部屋からリビングに移動できるので、床面積の節約にもなり、仮に小さな子供部屋であっても見通しのいい開放的な視界が楽しめる空間が確保できます。

 

▶ブルーハウスの家づくり

 

 

「平屋リビング」×子供部屋の間取りデメリット

リビングすぐの子供部屋

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続いて、平屋リビング続きの子供部屋をつくるデメリットについても見ておきましょう。

 

音漏れやプライバシーの問題

お子様がまだ小学生くらいまでの間なら、リビングからオープンな状態、あるいは仕切りを使ったゾーニングで事足りるケースが多いですが、中学~高校生にもなると勉強や自分時間に集中するための防音性やプライバシー性を備えた個室が必要になるかもしれません。

その時に、壁や扉をつくる工事にはコストがかかるので、お子様の将来のために、この部屋とは別に個室を用意しておいて、お子様が成長するまでの期間、書斎や寝室として使い、個室が必要な時期が来たらこれらの部屋を入れ替えるのも1つの方法です。

 

来客時に出入りが制限される

リビングで来客対応する場合、リビングから離れた個室とは違い、直接リビング⇔子供部屋を行き来する間取りなので、お客様から子供部屋が丸見えになってしまう、あるいは仕切りや死角があってもお客様がいる時間帯は出入りが制限される可能性があります。

小さなお子様の場合は問題ありませんが、小学生以上のお子様になると不便に感じるかもしれません。

子供部屋からリビングに出る動線の他に出入口を設けるプランを検討してみるのもいいかもしれません。

 

将来の使い道を考えて設計

メリットでも紹介したように、子供部屋はお子様の人数やライフステージによって求められる部屋数や広さ、機能性は変わってきます。

また、お子様が使わなくなった後の使い道も考えておきたいものですよね。

これら、さまざまなシチュエーションを総合して、いつでもフレキシブルに対応できるシンプルな空間づくりを目指しましょう。

 

【実例】「平屋リビング」の子供部屋に求める機能

次に「平屋リビング×子供部屋」に求める機能性を例に挙げてみましょう。

 

リビングの居心地を邪魔しない配置

部屋からすぐリビングに入る間取り

平屋をつくる場合、明るく開放的なリビングを間取りのメインにする方が多いのではないでしょうか。

そのため、子供部屋に限らず、リビング続きの空間をつくる際には、リビングの床面積や居心地を圧迫しない配置やインテリアのトータルコーディネートを意識することが大切です。

 

それぞれのプライバシーを守るレイアウト

将来的に部屋を仕切る子供部屋

お子様が複数いるご家庭では、兄弟姉妹それぞれの年齢に合わせて子供部屋を提供する必要があります。

それぞれのライフステージに合わせて「個室の子供部屋」と「リビング続きの子供部屋」を使い分けたり、1つの広い子供部屋を将来的に仕切るプランを採用したり、お子様の性別や年齢に合わせて、最適な間取りを考えてみましょう。

 

死角で区切る間取りも有効

リビング裏の死角を利用した部屋の配置

扉のないリビングすぐの個室でも、間取りの死角を活かしたレイアウトで独立感を出すことも可能です。

例えば、L字間取りやリビング裏の配置など、リビングに集まったご家族の目線から外れる場所に子供部屋を設ければ、将来個室が必要になる年頃まで長く使える部屋になることでしょう。

 

まとめ:こだわりの平屋間取りで納得の暮らし

平屋の間取りを有効活用することにもつながる「リビング続きの子供部屋」のメリットやデメリットの解説と共に、おすすめレイアウトの実例や機能性のポイントについて紹介してきました。

間取りの中でも特に難しい子供部屋だからこそ、ご家族のライフステージを見据えたフレキシブルな視野で、将来性のあるプランや対策を用意しておくことが重要です。

 

ブルーハウスではさまざまな間取りの実例をご紹介しています。

ぜひ、ご家族の暮らしに合う理想のプランを探してみてくださいね。

 

豊橋市で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ

ブルーハウスは、豊橋市でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさを両立した家づくりをしています。

  • ・デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
  • ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
  • ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
  • ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。

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