40坪のおしゃれな間取りアイデア10選|よくある失敗例と対策も
マイホームを建てるなら、少し広めのゆったりした住まいを手に入れたい。
このような考えを持つ方のおすすめしたいのが、平均よりも少し余裕のある「40坪」の広さ。4人家族なら空間にゆとりが生まれるほか、部屋数が増やせるなど間取りの自由度も上がるでしょう。
こちらのコラムでは、40坪のおしゃれな間取りアイデア10選、40坪でありがちな失敗例と対策法をまとめて解説。
40坪の家の間取りで迷っている…という方は、間取りアイデアや注意点を参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
・ゆとりのある40坪の家は間取りの自由度が上がるのが大きなメリットですが、それゆえにどんな間取りにしようか?と悩んでしまいがち。間取りアイデアを参考に、マイホームに取り入れたいポイントを見つけてみましょう。
・40坪はそのゆとりのある広さが逆にデメリットになってしまうことも。間取りや予算の注意点をしっかりと把握し、失敗&後悔のない家づくりを目指しましょう。
40坪の戸建ては広い?
「フラット35利用者調査」の2021年度の調査結果によると、注文住宅の平均住宅面積は123.8㎡とのこと。123.8㎡は坪数に換算すると「約37坪」となります。
また一般的に「戸建ての住宅面積は30〜40坪が平均」とも言われています。
上記のデータから考えると、40坪(約132㎡)の戸建ては平均よりも広めと言えるでしょう。特別広いわけではありませんが4人家族が住む家と仮定すると、ゆったりとスペースに余裕のある住まいが手に入るでしょう。
40坪のおしゃれな間取りアイデア10選
こちらでは、40坪の家に取り入れたいおしゃれな間取りアイデアを実例写真とともにご紹介。各間取りアイデアの特徴やどんな人におすすめなのかも解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・吹き抜け天井
1階の天井の一部分を取り除くことで天井を高くする「吹き抜け天井」のある間取り。吹き抜けにすることで2階の居住空間が削られてしまうため、床面積に余裕がないと実現できない間取りのひとつです。
おすすめはリビングの天井を吹き抜けにする間取り。高い天井のあるリビングは開放的で過ごしやすい空間になるのが魅力。
・リビング階段
吹き抜け天井と相性が良いのが「リビング階段」のある間取り。通常、廊下に設ける階段をリビング内に設置するのがリビング階段です。リビング内から2階に直接移動できるので生活導線が短くなるほか、家族同士のコミュニケーションが増えるのがメリット。
吹き抜けにしない場合でも、リビング内から2階に上がれるようにしたい、家族と顔を合わせる機会を増やしたいという方にはおすすめです。
・スキップフロア
1つの階層に高さの違うフロアが設けられた間取り、また1階と2階の間に設けた中二階のことを「スキップフロア」と言います。段差を使いフロアを増やすことで同じ床面積でも生活空間が広がるほか、立体感のあるおしゃれな空間になるのがメリット。
上記のように2階へと上がる途中に中二階を設けて、子どもの遊び場にしたり書斎や趣味のスペースとして利用するのも良いでしょう。
・土間玄関
靴を脱ぎ履きするスペースを広くとった「土間玄関」のある間取り。家族が多い方やペットがいる方、ベビーカーを玄関にそのまま置いておきたい、玄関の一部を物置として使いたいといった方におすすめの間取りです。
・シューズクローク
シューズクロークは、靴を収納するための専用スペースのこと。玄関から直接つながる場所に設けるのが一般的で、靴以外にもベビーカー、アウトドアグッズ、傘などを収納できるのがシューズクロークを設ける最大のメリット。
収納量がたっぷり欲しい方や、玄関の目に見える場所に靴を置いておきくないという方におすすめの間取りです。
・和室/小上がりの畳
面積に余裕がある場合は、部屋数を増やして和室を設けるのもおすすめ。日常的に和の雰囲気を楽しめるほか、ゲストルームとしても使用できるので重宝するでしょう。
個室として設けない場合も、上記の写真のようにリビングの延長に「小上がりの畳コーナー」を取り入れるのも良いでしょう。
・オープンキッチン
お料理好きの方におすすめの間取りが、広々としたオープンキッチンを設けるアイデア。
ダイニングとリビングとの間に間仕切りがないためキッチン自体の開放感はもちろん、LDK全体も広々として見えるのが魅力です。
・ランドリールーム
ランドリールームとは、洗濯、乾燥、アイロンがけなど洗濯にかかわるすべてのプロセスを1箇所で完結できる部屋のこと。洗濯機にかけてから干して衣服を畳むまですべて一室で完結できるので、移動が少なく済むうえに天気や時間を気にせず家事ができます。
仕事に育児に忙しいので、とにかく家事ラクになる間取りにしたいという方におすすめの間取り。
・中庭/テラス
プライベートなスペースで屋外空間を楽しみたい方には、中庭やプライベートテラス、アウトドアリビングを設けるのがおすすめ。普段家で過ごす時間が長い方や、BBQなど気軽にアウトドアが楽しみたい方にはぴったりでしょう。
・ビルトインガレージ
建物内にガレージを内蔵する間取りが、ビルトインガレージ。車を屋内に完全に収納できるので、愛車を傷つけたくない方や屋内で車いじりがしたい方にはぴったりの間取り。
また屋内から直接車に乗り降りできるので、雨の日や荷物が多い日でも車への移動が楽になります。
40坪の家を建てる際のよくある失敗例と対策法
最後に、40坪の家でよくみられる失敗例とその対策方法について解説します。
・予算オーバーになってしまった
間取りの自由度が上がるとあれもこれもとついつい欲が出てしまい、結果的に予算オーバーになってしまうケースがよく見られます。
そもそも家づくりにおいては、最終的に予算を少しオーバーしてしまうことはよくあることなので、事前にしっかりと予算を立てておき予算内に収まるように間取りに優先順位をつけながら決めていくことを意識してみましょう。
・家事導線が長くて移動が大変
広い家のデメリットは、その広さゆえに屋内での移動距離が長くなってしまうこと。そのため、家事導線や生活導線を深く考えずに間取りを決めてしまうと移動が大変に。
日々生活・家事をするうえで自分がどのように屋内を移動しているのか、しっかりとイメージしながら部屋の配置を決めてみましょう。
・冷暖房の効率が悪く過ごしにくい
吹き抜け天井や広いLDKなど一つの空間をあまりにも広くしすぎると、冷暖房の効率が悪くなり過ごしにくい住環境になってしまうことも。
夏は涼しく冬はあたたかい過ごしやすい家をつくるには、まずは高断熱・高気密な家づくりを意識すること。冷暖房に頼らずに、建物の構造からしっかりと暖かさ・涼しさを保てる家にすることがもっとも大切なポイントです。
さらに、広い空間にも効率的に冷暖房を効かせたい方は「全館空調」を取り入れるのもおすすめ。
愛知・豊橋市でおしゃれで広々とした家を建てるなら、ブルーハウスへ
今回のコラムでは、40坪の家におすすめのおしゃれな間取りアイデアとよくある失敗例をご紹介しました。
愛知・豊橋で注文住宅を手掛ける私たち「ブルーハウス」では、広々と開放的でおしゃれな家を数多く手がけております。
「家づくりのリサーチを始めたばかりで何から始めたらいいか分からない」「理想の家のイメージを膨らませたい」という方は、ブルーハウスのブルーハウスの家づくりセミナー・オープンハウスにぜひご参加ください。
お客様が理想のマイホームを実現することができるよう、最適なご提案・サポートをさせていただきます。
豊橋で暮らしを楽しむ!平屋コートハウスで体感ください
ブルーハウスは2021年、豊橋市に平屋コートハウスをオープンしました。ブルーハウスの家づくりをもっと知りたい方、住み心地を体感したい方、デザインを詳しく見てみたい方は、ぜひお気軽にご来場ください。
「建築家とつくる家」施工事例カタログプレゼント
「建築家とつくる家」施工事例コンセプトBOOKや、建築家の詳しいプロフィールを紹介したシートを無料でお送りします。豊橋でこだわりの家づくりをお考えの方はお気軽に「資料請求・問い合わせ」ボタンからご請求ください。
愛知で建築家と人生を最高に楽しむ家づくりをするなら