明るいリビングを実現する8つの要素|採光たっぷりの快適空間にしたい!
家づくりのなかでも特にこだわりたいのは、家族と大切な時間を過ごすリビング。
「せっかくなら、明るく開放的で居心地の良い空間にしたい」という方も多いのではないでしょうか。
そこでこちらのコラムでは、明るいリビングを実現するために欠かせない8つの要素について解説します。さらに、採光たっぷりの広々としたリビングの実例もあわせて紹介しますので、お家づくりの参考にぜひご覧ください。
<コラムのポイント>
・リビングの明るさは、空間の印象を左右するだけではなく、人の健康や気分に与える影響も大きいのがポイント。太陽光を最大限に取り入れたり、空間をパッと明るく見せるコツを知っておきましょう。
・さまざまな住宅実例を見て、窓の配置やLDKのレイアウト、インテリアなどを参考に、あなたにとっての理想のリビングのカタチを見つけてみましょう。
目次
明るいリビングのメリット
明るいリビングにすると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。代表的な3つのポイントを見てみましょう。
・部屋が広く見える
たっぷりと採光できる明るいリビングは、実際の間取りよりも部屋をより広く見せてくれる効果が。
住み心地の良さを叶えるためには、「広い空間」が大切な要素のひとつ。リビングの床面積には限りがあっても、明るい空間を意識して見せ方を変えるだけで、開放的なリビングにすることができます。
・おしゃれな雰囲気に
おしゃれな雰囲気づくりのためには、インテリアや内装にこだわるだけではありません。光がたっぷりとふり注ぐ開放的なリビングは、それだけでおしゃれな空間を演出することができます。
住みやすい環境だけではなく、おしゃれな見た目のリビングを手に入れたいという方は、採光性の良さを意識した家づくりも大切です。
・気分も上がって健康的に
明るい空間で過ごすことは、私たちの精神にも良い影響を及ぼしてくれる効果が。
太陽光を浴びると、精神を安定させる働きをする「セロトニン」という物質が分泌されることがわかっています。太陽の光をたくさん取り入れることで、リラックスした穏やかな生活が送れるように。
また、最近は在宅ワークが増えてきていることもあり、「暗い屋内で長時間過ごすと気分が落ち込んでしまう」という声もよく聞きますよね。
薄暗いリビングはこんなデメリットが…
反対に、日当たりの悪いリビングでの生活は、どのようなデメリットがあるのでしょうか。
・生活リズムが乱れることも
人間には、生まれつき「体内時計」という日々の生活リズムを整えるための機能が備わっています。この「体内時計」に影響を与えているのが太陽の光。
光の当たらない薄暗い部屋では、昼夜の区別がつきにくくなってしまい、日中に眠くなったり夜に寝付きにくくなったりなど、生活リズムが不安定になってしまうことも。
・光熱費が高くなる
日当たりが良くない場合、日中でも電気をつける必要がでてくるため、電気代が高くなりがちに。また、秋冬は屋内が冷えて寒くなるため、暖房も長時間つけつづけることになります。
家は長く住み続ける場所でもあるため、毎月の電気代も、何十年単位で考えるとかなりの金額に。日当たりの良し悪しは、経済的な面にも影響をあたえるポイントのひとつです。
・湿気がカビの原因に
日当たりが悪く屋内がジメジメしていると、湿気がたまりカビの原因につながります。特に梅雨の時期は要注意。
カビはアレルギーや喘息の原因にもなるとされているため、子どもからお年寄りまで、だれでも健康に過ごせる住まいを実現するには「日当たりの良さ」は外せないポイント。
明るいリビングを実現する8つの要素
続いては、明るいリビングを実現するために、家づくりで気をつけたいポイントを8つご紹介します。
・間取り
光をなるべく多く取り入れるために重要なのが、リビングの間取り。よく知られているように、「南向き」が日照時間がもっとも長くなるとされているため、オススメの方角です。
また周囲の建物が高く、光を取り込みにくい場合は、2階にリビングを設けるのも一つの手。その土地の環境によって、最適な配置を見つけるのがカギとなります。
・窓
「窓」は屋内に太陽光をとり込む、重要な役割を果たしています。
窓の数を増やすことも大切ですが、おすすめなのが、リビングには大開口の窓を取り入れること。たっぷりと採光できるのはもちろん、外へと視線が突き抜けるようになるため、部屋が広く見えるという嬉しい効果も。
・天井
明るいリビングづくりには、「勾配天井」や「吹き向け天井」が相性◎
本来なら2階となる高い位置から採光できるようになるため、明るい空間づくりにはぴったりの間取りです。また、縦に空間が広がるため、一気に開放感も増しておしゃれな部屋に。
・照明
日当たりについては「環境や家の構造上、これ以上は限界がある‥」という方もいるでしょう。そんな時にこだわるべきなのは、照明選び。
明るい部屋にするには、まずは部屋の広さに適した明るさの照明を選ぶこと。部屋全体を照らすシーリングライトやペンダントライトでは理想の明るさにならない場合は、ポイントでダウンライトなど、部分照明を取り入れてみるのがおすすめ。
・カーテン
日が沈んだ夕方〜夜の時間帯の部屋の明るさを左右するのが、カーテンの色。
カーテンは、白やアイボリー、ベージュなど明るい色味を選ぶと、カーテンを閉めたときに屋内をパッと明るくみせてくれます。反対に濃いグレーや深い緑など、ダーク系のカラーを選んでしまうと、部屋全体が暗い印象に。
・床や壁
床や壁は多くの面積を占めるため、色味によって屋内の明るさは大きく変わってきます。
壁は、部屋を明るく見せてくれる「白」を選ぶ人が多い傾向にありますが、床の色味も慎重に選びたいところ。木材のフローリングの場合、木の種類によって濃いブラウン、薄いブラウンなど明度が異なります。
部屋の明るさを最優先させたいのであれば、濃い色は避けて、薄い色味をチョイスするのがおすすめ。
・インテリア
インテリアは、好みによって自由に選びたいという方も多いでしょう。一方で意識しておきたいポイントは、「高さが低めの家具にすること」と「ツヤっとした質感のものを選ぶこと」。
高い家具が多いと、それだけで圧迫感を感じてしまう原因に。また、表面がツヤツヤとしている素材の家具は、光を反射して空間を明るく見せてくれる効果があります。
採光たっぷりの明るいリビング【実例紹介】
最後に、私たちブルーハウスが手掛けた「明るいリビングの実例集」をご紹介します。
・実例①
リビングもキッチンも、すべてが明るい贅沢な空間を叶える家。
窓の数を増やして、空間全体に光が行き届くように。
ダイニングには、ペンダントライトで部分照明をプラス。
・実例②
低めの家具でまとめて、すっきりと明るいリビング。
もっとも日当たりの良い窓沿いにリビングを、奥にダイニング・キッチンをまとめたレイアウトに。
・実例③
リビング階段がおしゃれな吹き抜けのLDK。
1階と2階をつなぐ吹き抜け天井は、日当たりの良い部屋づくりにはぴったり。
愛知・豊橋で採光たっぷりの明るい家づくりは、ブルーハウスへ
こちらのコラムでは、明るいリビングづくりを叶えるコツを8つの要素に分けてご紹介しました。マイホームをご検討中の方は、重要なポイントを意識しながら、日々を穏やかに楽しく過ごせる快適な家づくりをスタートしてみましょう。
ブルーハウスでは愛知・豊橋エリアにおいて、明るく開放的なLDKを設けた住まいを数多くお届けしております。家づくりのリサーチを始めたばかりの方や、まず何から始めたら良いか分からない方は、ブルーハウスのブルーハウスの家づくりセミナー・オープンハウスにぜひご参加ください。
お客様が理想のマイホームを実現することができるよう、最適なご提案・サポートをさせていただきます。
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