ブルーハウスでは品質・性能が保証されたJAS構造材を採用しています。
JAS規格では、製品の寸法の精度や材面の品質のほか、乾燥処理を行う場合は含水率試験、
機械等級区分を行う場合は曲げ試験を行って、性能を明確化しています。

品質・性能

JAS規格では集成材の外面の品質だけではなく、見た目ではわかりにくい
接着性能・強度性能・ホルムアルデヒド放散量などについて、試験方法と適合基準が定められています。
これらの検査項目に合格する集成材にだけ
JASマークを表示することができ、
使用者に対する集成材の品質を保証することができます。

JASマークの付いている集成材は、JASに定める基準以上の品質を持つ製品であることになります。
集成材の原材料である木材は天然物であるため、製品の品質バラ付きがあります。
JASはそのばらつきが一定の範囲内にあることも含めて基準化しています。

等級

構造用のJAS製材には目視等級区分と機械等級区分があります。

目視等級区分:
人の目で材面の品質を等級区分しています。節の数や大きさ・年輪の間隔などを測定して、
1級から3級までの3段階で分けられます。
1級のほうが節が少なく強くて良い材料なので、見た目もきれいな材料になることが多いのです。

・同じ品質の板を積層した同一等級構成集成材
・外側の層ほど強度の強い板を配置して積層した異等級構成集成材
(対称構成、非対称構成、特定構成)
に区分されます。

機械等級区分:
専用の機械で曲げ試験機等で数値を測定し測定されたヤング係数で区分されます。
曲げヤング係数の測定値によってE50からE150までの6段階に分けています。
機械等級は
1
本ごとに測定するので、より実際的な強度が示されます。
見た目で判断されないため、E90の強い材料であっても節が比較的多い場合もあります。

 

 

関連ワード

 

資料請求・問合わせ

見学会・セミナー