上の図は各国の樹脂窓普及率になります。
日本は29%
10年前の日本と比べたら約4倍に増えましたが、
それでもアメリカや韓国・ローロッパと比べると
まだ普及が遅れている状態です。
日本と世界の普及率の差は
断熱性能への意識や断熱基準の違いなどが
要因とされています。
しかし近年では、
断熱基準の義務化により
樹脂窓の普及が
増えてくると考えられます。
今までの日本の断熱基準
今までの日本の断熱基準は定まってなく、
建築許可がなくても建築ができるため
窓の断熱性能の努力事項でした。
そのため樹脂窓よりも安いアルミ窓の方が
多く採用されておりました。
これからの家づくりが大きく変わります
2025年「省エネ基準適合の義務化」
法改正で2025年4月以降に着工する
全ての建築物に「省エネ基準」への適合を義務付ける
ことが決まっています。
2025年度から
断熱性能の最低ラインが「等級4」
さらに2030年度から
断熱性能の最低ラインが「等級5」に引き上がります。
そのため窓も比例して
断熱性能を上げる必要があります。
これからのスタンダード
断熱性能の最低ラインが「等級5」
に引き上がることで
住宅市場全体が「等級6」を目指す
動きになっています。
樹脂窓にするメリット
①窓から断熱性能を上げることで
年間の冷暖房費を抑えられる
冬の時期に暖房をつけた際
熱は壁よりも窓から逃げていきやすい特徴があります。
せっかく暖房をつけていても
家の中が暖まりにくいので電気代が
余計にかかります。
窓の断熱性能を高めることで
省エネ運転でも家の中が暖かい状態で
維持することができるので
電気代の節約につながります。
②結露が起きにくい
結露は室内の暖かな空気と
窓の表面温度の差を小さくすることで
結露を防ぐことができます。
さらに結露を抑えることで住宅の
断熱性能の低下を防げます。
窓の結露は内部結露を引き起こします。
壁の内部に水滴ができてしまうと
断熱材が湿気って、断熱効果がしっかりと
発揮されなくなってしまします。
そのため窓は結露のしにくい
(熱貫流率の低い)窓を選択しましょう。
③冬の窓辺のひんやりがなくなる
冬に暖房をガンガンにつけているのに
窓から冷気が入ってきて、
寒い思いをしたことありませんでしょうか?
アルミ窓から樹脂窓に変えるだけで
ひんやりをなくすことができます。
住宅寿命を延ばして住宅ローンに追われない生活に
日本の住宅は一世代が住んでは
取り壊してまた新しい家を建てるというのを
繰り返しています。
そのため日本の住宅寿命は
平均32.1年
住宅寿命を比べるとアメリカは日本の約2倍、
イギリスは約2.5倍も長く
親世代が建てた家は子ども世代へ受け継がれています。
次の世代に受け継ぐメリット
住宅ローンに追われない生活ができる
人生において、奨学金や車のローンなど
お金を借りる場面があります。
その中でも住宅ローンは大きな額になります。
住宅ローンを借りる必要がなくなれば
生活にゆとりが生まれ、
趣味ややりたいことにお金を
回すことができます。
そのためBLUEHOUSEでは
次世代になっても安心して快適に過ごせる
家づくりが大切だと考えています。
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