1

高気密じゃないと断熱性能が力を発揮しない

例えると、

断熱は「暖かいセーター」で、
気密は「ウィンドブレーカー」です。

真冬の凍えるような強風に備えるには
分厚いセーターの上に
風を通さないウィンドブレーカーを
羽織る必要があるように

断熱性能が本来の力を発揮するためには、気密性が欠かせません。

 


ダウンジャケットで例えるなら
中の綿はできる限り良質ものを使い、
さらに厚みを持たせることで
より良いダウンジャケットになります。


そして気密とは、
「ダウンジャケットに穴が空いているか、空いていないか」です。

どんなに良質なダウンを使用しても
穴が空いていては意味がありません。

冷たい風が穴を通り、
体を冷やしてしまいます。

住宅も同様に、
断熱だけを良くしても

効率が悪くなってしまいます。

断熱・気密、どちらも良くすることで
過ごしやすい温熱環境を獲得することが
できます。

2

壁内結露を起こす

気密性が低いと家の隙間から空気が出入りし、
壁の中で結露を起こしてしまいます。

この壁内結露が起きるとカビが繁殖し
木材が腐ってしまいます。

また断熱材も湿気を吸って、
萎んで断熱性能が低下してしまう可能性があります。

つまり、家の寿命にも影響します。

3

実は高気密は低コストで叶う

高断熱を叶えるには、
高い性能を獲持った断熱材を
できる限り厚みを持たせる必要があります。

そのため、どうしてもコストが
高くなってしまいます。

しかし、気密はそうではありません。

コツと施工次第で、高い気密を
獲得することができます。

特に、

大工の腕と丁寧さは気密に直結します。

1つ1つを組み立てることによって
できる
木造住宅は、大工の腕1つで
全く違う気密性能になります。

だからこそ、良い大工とコツを知っている住宅会社を選ぶだけで
高い気密性能は獲得できると言えるでしょう。

4

高気密住宅の注意点

気密性が高いためファンヒーターや
石油ストーブといった家の中で
火を燃焼させて暖める暖房器具は
酸欠の恐れがあります。

ただ、排気用の煙突がついた
ファンヒーターや薪ストーブは使うことができます。

 

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