気密性能が大事な理由

気密性能が高くないと、

せっかくの断熱が力を発揮しません。

 

【大事な理由1】

例えると、

断熱は「暖かいセーター」で、
気密は「ウィンドブレーカー」です。

 

真冬の凍えるような強風に備えるためには
分厚いセーターの上に
風を通さないウィンドブレーカーを
羽織る必要があるように
断熱性能が本来の力を発揮するためには、
気密性が欠かせません。


 

断熱は、中綿のダウンです。

できる限り良質のダウンに
厚みを持たせることで
より良いダウンジャケットに
なると思います。

 

そして気密とは、

「ダウンジャケットに穴が空いているか、
空いていないか」

です。

 

どんなに良質なダウンを使用したものでも、
穴が空いていては意味がありません。
冷たい風が穴を通り、
体を冷やしてしまいます。

 

住宅も同様に、断熱だけを良くしても、
効率が悪くなってしまいます。

 

断熱・気密、どちらも良くすることで
過ごしやすい温熱環境を獲得することが

できます。

 

 

【大事な理由2】

低コストで高気密は実現できます。

 

断熱は、高い性能を獲持った断熱材を
できる限り厚みを持たせる必要があります。
そのため、どうしてもコストが

高くなってしまう…

 

しかし、気密はそうではありません。

コツと施工次第で、高い気密を
獲得することができます。

 

特に、

大工の腕と丁寧さは気密に直結します。

 

1つ1つを組み立てることによってできる
木造住宅は、大工の腕1つで
全く違う気密性能になります。

 

だからこそ、良い大工と、
コツを知っている住宅会社を選ぶだけで
高い気密性能は獲得できると
いえるでしょう。

 

 

 

 

 

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