平屋にビルトインガレージを設けるメリット・デメリット

「平屋にビルトインガレージを設けたいけれど、デメリットはある?」、「どのような間取りにすべきかイメージが湧かない…」とお悩みの方へ。
ビルトインガレージは、愛車を雨風や盗難から守れたり、趣味を楽しむプライベート空間をつくれたりと、魅力の多い間取りです。
しかし、住み始めてからの後悔をなくすためには、デメリットについても理解しておく必要があります。
そこで本記事では、平屋にビルトインガレージを設けるメリット・デメリット、間取り実例、設計のポイントについて詳しく解説します。
理想のビルトインガレージを実現したい方、家づくりの間取り決めでお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
<コラムのポイント>
・平屋にビルトインガレージを設けるメリット・デメリットを解説します。
・平屋のビルトインガレージで理想を叶えた間取り実例を紹介します。
・平屋のビルトインガレージを設計する際に押さえておくべき5つのポイントを紹介します。
目次
ビルトインガレージ(インナーガレージ)とは

ビルトインガレージとは、建物に組み込まれた駐車スペースを表し、インナーガレージとも呼ばれます。
車を駐車するだけでなく、趣味の空間や収納スペースとして幅広く活用できます。
特に、都市部などの限られた土地で敷地面積を有効活用できる点から、近年人気を集めている間取りの1つです。
平屋にビルトインガレージを設ける具体的なメリット・デメリットについては、次の見出しで詳しく解説します。
平屋にビルトインガレージを設けるメリット

ビルトインガレージは、愛車を大切に保管できたり、趣味の空間として活用できたりと、多くの魅力があります。
この章では、平屋にビルトインガレージを設ける4つのメリットを紹介します。
雨の日も濡れずに出入りできる
ビルトインガレージがあれば、雨の日も傘をささずに車へ乗り降りできます。
ガレージと玄関をつなげることで、荷物が多くなりがちな休日の買い物帰りでも快適です。
また、小さなお子さまやご高齢の方がいるご家庭では、濡れた土間で滑るリスクが解消され、安全な暮らしを実現できます。
雨の日の些細なストレスを減らせる点は、ビルトインガレージの大きな魅力です。
防犯性が高まり車を守りやすい
シャッターや鍵付きのドアで閉じられるビルトインガレージは、防犯性に優れています。
愛車へのいたずらや盗難のリスクを大幅に軽減できるため、高級車や趣味のカスタムカーをお持ちの方も安心です。
また、屋外駐車場と比べて、車内に貴重品を置き忘れた際の不安も少なくなります。
さらに、ガレージ内に防犯カメラやセンサーライトを設置することで、安全性をより一層高められます。
趣味や収納スペースとしても活用できる
ビルトインガレージは、車を停めるだけでなく趣味を楽しむ空間や収納スペースとしても活用できます。
例えば、バイクや自転車のメンテナンス、DIY作業、アウトドア用品の手入れなど、多目的に使えるのが魅力です。
壁面に棚を設ければ、工具やタイヤ、季節用品をすっきりと収納できます。
また、照明や換気設備を整えることで、快適かつ衛生的なプライベート空間を実現できます。
ビルトインガレージの採用によって、日々の暮らしに豊かさと楽しみが加わるのです。
限られた敷地で駐車場を確保できる
都市部や狭小地など敷地が限られる場合、別途駐車スペースを確保するのが難しいケースがあります。
ビルトインガレージなら、建物の一部に駐車場を組み込めるため、敷地を有効活用できるのです。
また、建物と駐車場が一体化しているため、外構工事にかかるコストを抑えられる場合もあります。
限られた敷地で駐車スペースを確保したい方にとって、ビルトインガレージは魅力的な選択肢となるのです。
平屋にビルトインガレージを設けるデメリット

続いては、平屋にビルトインガレージを設ける4つのデメリットを解説します。
デメリットの解消法についても紹介するので、家づくりの参考にしてください。
建築コストが上がりやすく設備費も増えやすい
ビルトインガレージを設けると、通常の平屋より建築コストが高くなる場合があります。
これは、シャッターや換気扇、照明などの設備費に加え、耐震性を確保するための構造補強が必要になるためです。
コストを少しでも抑えるためには、ガレージの広さを必要最小限にとどめたり、シンプルな仕様を選んだりするのが効果的です。
また、複数の施工会社から見積もりを取り、予算内で実現できるプランを慎重に検討しましょう。
排気ガスや騒音など快適性への対策が必要
ビルトインガレージを設ける場合、排気ガスや騒音といった快適性への対策が不可欠です。
ガレージ内でエンジンをかけると、音や振動が響いたり、排気ガスやにおいが室内に流れ込む恐れがあります。
また、ガレージ内の空気が汚れることで、健康に悪影響を及ぼすリスクもあるのです。
排気ガスへの対策として、換気扇の設置や、ガレージと居住空間を仕切るドアに気密性の高い製品を採用しましょう。
また、シャッターの開閉音やエンジン音が生活空間に響かないよう、遮音性の高い建材を使用するのが望ましいです。
振動・騒音対策として、ガレージとリビングや寝室との距離を離す間取り計画も効果的です。
居住スペースが圧迫され間取りの自由度が下がる
ビルトインガレージを設けると、その分だけ居住スペースが狭くなり、間取りの自由度が下がります。
特に、狭小地や複雑な形状の土地の場合、リビングや寝室の広さに影響が出る恐れがあります。
ビルトインガレージを採用しつつ間取りの自由度を保つには、ガレージの配置とサイズを考慮した設計が重要です。
用途やライフスタイルの変化に対応した必要最小限のサイズで、生活動線を意識した配置を行いましょう。
広さ確保や照明・コンセントなど計画項目が増える
ビルトインガレージを設ける場合、車のサイズに合わせた寸法設定、照明計画、電動工具を使うためのコンセントの位置決めなど、施主自身で考える項目が増えます。
ただでさえ計画項目が多い家づくりにおいて、確認事項が増える点はご家族の負担となる恐れがあります。
理想のビルトインガレージを実現するためには、細かな項目も妥協することなく、慎重に検討を行うことが大切です。
手間や時間はかかりますが、丁寧に考えた分だけ満足度の高いガレージ空間を実現できます。
ビルトインガレージを検討する際に、維持費や税制面で不安をお持ちの方は、以下の記事も参考にしてください。
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平屋のビルトインガレージで理想を叶えた間取り実例

ここからは、平屋のビルトインガレージで理想の暮らしを実現した間取り実例を紹介します。
ブルーハウスが手がけたビルトインガレージを厳選して紹介するので、ぜひご自身の家づくりにお役立てください。
大切な愛車と整備道具をガレージに集約

こちらの間取り実例は、大切な愛車と整備道具をガレージ内に集約し、居室とプライベート空間を区別しています。
ガレージ内は、愛車の整備ができるよう広めのスペースと収納棚を確保しました。
休日は、お子さまと一緒に愛車を愛でる場として活用されています。
あえてシャッターを設けず出入りの負担を軽減

ビルトインガレージにはシャッターを設けるケースが多いですが、こちらはあえてシャッターを設けない設計を採用しました。
これにより、シャッター開閉による車の出入りの負担が軽減され、ストレスなく外出できます。
また、ガレージの天井を木目デザインにすることで、モダンで洗練された外観を演出しています。
ガレージと居住空間を分離し快適な暮らしを実現

こちらは、ガレージ部分と居住空間をあえて切り離し、暮らしの質を高めた間取り実例です。
独立しているように見えるガレージ部分は、リビング直通の廊下からスムーズにアクセス可能です。
ガレージのメリットを最大限に活かしつつ、騒音や振動などのデメリットをカバーしています。
他にもガレージを採用した施工事例を見たい方は、以下の記事を参考にしてください。
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平屋のビルトインガレージ設置のポイント

この章では、平屋のビルトインガレージを設置する際に必ず押さえておくべき5つのポイントを紹介します。
家づくりに今すぐ活かせる設計のコツを紹介するので、ぜひご自身の家づくりにお役立てください。
採光と通気性を考慮して窓の配置やサイズを決める
ガレージ内は照明を点けないと暗く、湿気や排気ガスがこもりやすいです。
そのため、採光と通気性の確保を意識した窓の計画が不可欠です。
以下のような工夫を取り入れることで、明るく衛生的なガレージ空間を実現できます。
- ・窓を対角線上に配置し、空気の通り道をつくる
- ・大きめの高窓を採用し、プライバシーを守りつつ自然光を効率的に取り込む
これらの方法を実践し、快適に利用できるビルトインガレージを目指しましょう。
ガレージの使用目的を明確にする
ガレージをどのように使いたいのかを明確にすることが、家づくりの満足度を高めるカギとなります。
使用目的を具体的に設定すると、無駄なスペースを抑えながら、必要な部分に予算を配分できます。
駐車のみに使うのか、趣味を楽しむ空間として使うのか、収納スペースにするのかなど、実際の使用シーンをイメージしながら検討しましょう。
生活動線を意識した間取りにする
平屋にビルトインガレージを設ける際は、以下のような動線を意識すると生活の快適性向上につながります。
- ・ガレージから玄関を経由せずにクローゼットに入れる動線
- ・ガレージからキッチンやパントリーへ直結する動線
- ・趣味部屋とガレージを直結する動線
ビルトインガレージの間取りは、実際の暮らしを何度もシミュレーションすることで、具体的なイメージが湧いてきます。
上記の動線例を参考に、ご家族の生活スタイルに合わせてカスタマイズしてみてください。
建物の耐震性を考慮する
ビルトインガレージは、壁や柱が少ない大きな開口部を確保するため、建物の耐震性に影響を与えやすい構造です。
どれだけ便利で理想的なビルトインガレージを実現できても、建物の強度に問題があっては安心・安全な暮らしは送れません。
設計段階で精密な構造計算を行い、耐震性を十分に確保することが求められます。
耐震性の高い工法の採用や、部分的な補強、高品質な施工によって強度を保つため、ハウスメーカーの技術力が問われます。
照明・コンセント・防犯もまとめて整える
照明、コンセント、防犯設備をまとめて計画することで、後から追加工事をする手間とコストを削減できます。
ガレージ内の照明は、使用目的に応じて適切な明るさと位置決めを行いましょう。
センサーライトを採用すれば、夜間でも安全に出入りでき、防犯効果も期待できます。
コンセントの数や配置は、実際に使用するシーンを具体的にイメージして計画を行うのがおすすめです。
また、大切な愛車や趣味用品を守るために、防犯カメラの設置を検討しましょう。
まとめ
今回の記事では、平屋でビルトインガレージを設けるメリット・デメリット、間取り実例、設計時の5つのポイントについて解説しました。
ビルトインガレージは魅力の多い間取りである一方、騒音や振動、においなどが生活に悪影響を及ぼすリスクがあります。
満足度の高いビルトインガレージを実現するためには、デメリットとその解消法を理解したうえで、使用目的に応じて計画することが大切です。
ブルーハウスでは、お客様のご要望に丁寧に寄り添い、理想の暮らしを叶える住まいをご提供しています。
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