ウォークインクローゼット扉なしのメリット・デメリットを解説|後悔しない解決策と目隠しアイデア、施工事例
ウォークインクローゼットは、大容量の収納力や汎用性の高さから多くの住宅で採用されています。
ですが、扉をつけるべきか悩む方も少なくありません。
そこで今回は、ウォークインクローゼットの扉なしのメリット・デメリット、後悔しないための解決策や目隠しアイデアを解説します。
施工事例もご紹介しますので、おしゃれさと機能性を兼ね備えた収納スペース作りの参考になさってください。
<コラムのポイント>
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・ウォークインクローゼットの扉の有無を判断するためのヒントをお伝えします。
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・扉の有無によって後悔しないための解決策をご紹介します。
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・ウォークインクローゼットの扉代わりになる目隠しアイデアを解説します。
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・施工事例を確認し、理想のクローゼットをイメージしましょう。
目次
ウォークインクローゼットの扉は必要か
ウォークインクローゼットに扉が必要かは、用途やライフスタイルによって変わります。
開放感のある空間を作りたい場合は扉は不要ですが、扉がないことで中の状態が常に見えてしまうため生活感が気になる方や片付けが苦手な方には向きません。
扉の有無によるメリット・デメリットを比較し、ご自身に合った選択をすることが重要です。
ウォークインクローゼットの扉がないメリット
この章では、ウォークインクローゼットに扉をつけない場合に得られるメリットを解説します。
出入りしやすい
扉の開閉が不要なため、モノの出し入れが素早く行えることは大きなメリットです。
行き来しやすく動線がスムーズになるため、日常の使い勝手がよくなります。
扉のスペースが不要になる
扉の開閉に必要なスペースが不要になるため、狭い部屋でも省スペースで設置可能です。
居室の一角に設置した場合でも、扉で遮られないため圧迫感を抑えられます。
採光と通気性がよい
扉がないことで、ウォークインクローゼット内に光や風が入りやすく、湿気がこもりにくくなります。
採光と通気性がよいことで、衣類を清潔に保ちやすくなるのも魅力です。
ウォークインクローゼットの扉がないデメリット
扉がないことで多くのメリットがありますが、ウォークインクローゼット内の整理整頓が苦手な方や、生活感のない空間をめざす方には注意が必要です。
下記のデメリットも確認しておきましょう。
雑然と見える可能性がある
扉で隠せないためクローゼット内のモノが常に見える状態になります。
そのため、部屋全体が雑然と見える可能性があり、整理整頓が欠かせません。
ホコリが付きやすい
扉がないため、クローゼット内の衣類やモノがホコリをかぶりやすくなります。
特に大切な衣類には、専用のカバーをかけるなどの対策が必要です。
プライバシーが確保しづらい
来客時にもウォークインクローゼット内が見えてしまうため、プライバシーの確保が課題になります。
引き出しケースやボックスなど、隠す収納を取り入れてモノが見えない仕様にする必要があります。
扉の有無で後悔しないための解決策
この章では、前述のメリットデメリットをふまえた、扉の有無で後悔しないための解決策をお伝えします。
収納アイテムを取り入れる
ウォークインクローゼット内が美しく見えるよう、統一感のある収納アイテムを使用することで整然とした印象を与えます。
よりすっきりとまとめるなら、白やブラウンなど色をそろえて引き出しボックスを取り入れましょう。
扉の有無にかかわらず、いつでも気持ちよく使えます。
居室から見えづらい間取りを採用する
ウォークインクローゼットの配置を、間取りを決める段階でよく検討しましょう。
居室から見えづらい配置にすれば、扉なしでもプライバシーは確保できます。
たとえば、下記のような間取りを採用すると、扉の有無を気にせず過ごせます。
間取りのポイント |
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ウォークインクローゼットの扉がない場合|目隠しアイデア
ウォークインクローゼットの扉がない場合、中が見えてしまいプライバシーが守られず気になる方も多いのではないでしょうか。
この章では、気軽に取り入れやすい目隠しアイデアをご紹介します。
ただし簡易的な解決策となるため、根本的に目隠しをしたい場合は、先ほど触れたように間取りの工夫なども視野に入れて設計しましょう。
カーテンなどのファブリックを活用する
扉がなく手軽に目隠ししたい場合は、簡易的なカーテンなどを取り付けることですっきりとした印象になります。
必要に応じて、簡単に開閉できることも魅力です。
ロールカーテンやブラインド活用する
カーテンよりも、よりすっきりと洗練された雰囲気にしたい場合は、ロールカーテンやブラインドを取り入れましょう。
壁の色に合わせてなじませれば、統一感のあるインテリアに仕上がります。
スライド式パーティションを活用する
横に開くスライド式のパーティションを取り入れれば、扉のように開閉しやすく便利です。
折りたたみ式のアコーディオンタイプや引き戸式など、さまざまなタイプがあるためお好みやライフスタイルに合わせて選びましょう。
こちらの記事でも、ウォークインクローゼットのレイアウトや目隠しアイデアを解説しています。
合わせてご確認ください。
ウォークインクローゼットの実例集|施工事例5選
最後に、この章ではウォークインクローゼットの扉あり、なしともに参考になる実例集をご紹介します。
施工事例を確認しながら、ご希望に合うタイプを検討しましょう。
施工事例1.|ウォークインクローゼットの扉なし
L字型にハンガーバーを設置したウォークインクローゼットの施工事例です。
開口部が広く、扉がないため開放感があります。
引き出しケースで隠す収納を取り入れているため、生活感を抑えたおしゃれな収納スペースが実現しました。
施工事例2.|ウォークインクローゼットの扉なし
床面にカーペットを敷き、広々とした空間を確保したウォークインクローゼットの施工事例です。
お子様の洋服と大人の洋服を分けてハンギングする、統一感のある引き出しケースを使用するなど、見せる収納と隠す収納のバランスがよくおしゃれな印象に仕上げられています。
施工事例3.|扉の代わりにロールカーテン設置
高い位置にハンガーバーを設置したウォークインクローゼットの施工事例です。
長めの洋服を掛けるのにも便利で、下部には引き出しケースも設置できます。
扉の代わりに、デザイン性のあるロールカーテンを採用しました。
施工事例4.|扉の代わりにロールカーテン設置
洗面所の隣にウォークインクローゼットを設置した施工事例です。
ランドリースペース、洗面所に面しているため、洗濯後すぐに衣類をしまえるスムーズな家事動線が魅力です。
扉がなくロールカーテンを設置しているため、より開放感を演出できます。
施工事例5.|扉の代わりにカーテンを設置
扉の代わりにカーテンを取り付けたウォークインクローゼットの施工事例です。
扉を閉めないことで窓からの光や風がウォークインクローゼット内に届くため、湿気がこもりづらい設計です。
両側にハンガーバーを備え、大容量の収納スペースを確保しました。
こちらの記事でも、ファミリークローゼットのレイアウトや取り入れる際のポイントを解説しています。
合わせてご確認ください。
<あわせて読みたい>
まとめ
この記事では、ウォークインクローゼットの扉なしのメリット・デメリット、後悔しないための解決策や目隠しアイデアを解説しました。
扉なしを選択した場合でも、後付けでカーテンやロールカーテンを取り付けることによって、扉代わりとして目隠し可能です。
ただし扉の有無によって、見た目だけでなく暮らしやすさも左右するため、ウォークインクローゼットの設計時には慎重に選びましょう。
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