窓なしトイレで失敗しない|メリット・デメリットと後悔しないための3つのコツ

窓なしトイレで失敗しない|メリット・デメリットと後悔しないための3つのコツ

注文住宅で窓なしのトイレを検討されている方も多いのではないでしょうか。

防犯性の向上や間取りの自由度アップなどのメリットがある一方で、自然光が入らないなどデメリットがあります。

本記事では、窓なしトイレのメリット・デメリットや後悔しないためのコツ、さらに内装や照明のアイデアまでご紹介します。

窓なしトイレを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

<コラムのポイント>

・トイレは窓なしでも換気できます。

・窓のないトイレには、広さや明るさを確保する工夫が必要です。

・窓なしトイレで後悔しない設計ポイントを解説します。

 

窓なしトイレのメリット

落ち着いた窓なしトイレの施工事例

窓なしのトイレには、以下の5つのメリットがあります。

  • ・間取りの自由度が上がる
  • ・防犯性とプライバシーが向上する
  • ・断熱性能が高くなる
  • ・掃除が効率化できる
  • ・建築コストを下げられる

順番に解説します。

間取りの自由度が上がる

窓なしのトイレは、間取りの自由度と空間効率を向上させます。

とくにコンパクトな住宅では効果が大きいです。

窓を設置する必要がないので、トイレの間取りに関する制約が緩和されます。

また外壁に接する必要がなくなるため、階段下のスペースなど、これまで活用が難しかった場所にもトイレの設置が可能です。

さらに、窓なしトイレは構造的な制限も軽減します。

窓の設置に必要な開口部や補強が不要となるため、建築コストの削減や構造的な自由度の向上にもつながります。

 

トイレの間取りで失敗しないためのポイントについて、こちらで解説しています。ぜひ参考にしてください。

 

防犯性とプライバシーが向上する

窓なしトイレのメリットの一つは、防犯面での安全性とプライバシーが向上することです。

まず防犯面では、窓がないことで不正侵入のリスクが低減し、留守時や就寝中の安全性が向上します。

また外部から覗かれる心配がないので、安心して利用できます。

プライバシーの確保は、道路に面した住宅やお隣との距離が近い都市部の住宅において、とくに重要なポイントです。

断熱性能が高くなる

トイレに窓を設けなければ、年間を通じて快適な環境を作りやすくなります。

窓からの温度変化を防ぐことで、一年を通して快適な温度の維持が可能です。

夏は外気の熱の侵入を効果的に遮断し、冬は室内の暖かさが逃げにくくなります。

とくに寒暖の差が大きい地域や季節では、効果が大きいです。

トイレの断熱性能の向上は快適性だけでなく、ヒートショックのリスク低減にもつながる重要な要素です。

 

ブルーハウスでは、断熱標準性能をHEAT20 G2とした気密性・断熱性の高い住宅を提案いたします。

<あわせて読みたい>

ブルーハウスの家の性能や標準仕様を詳しく紹介しています。

>ブルーハウスの家づくり|住宅仕様・性能

 

掃除が効率化できる

窓がないトイレは定期的な掃除の手間が省けるので、家事の効率化に貢献します。

掃除の手間削減は、忙しい共働き世帯や子育て中のご家庭にとって大きなメリットです。

掃除にかかる時間を他の家事やご家族との時間にあてられます。

建築コストを下げられる

トイレに窓を設置しなければ、建築コストの削減が可能です。

窓が減ることで材料費を抑えられるだけでなく、工期も短縮できます。

削減した予算で、リビングやキッチンなど、ご家族と多くの時間を過ごす空間の質を向上させられます。

窓なしトイレのデメリット

窓なしトイレのデメリット

窓なしのトイレには、以下の3つのデメリットがあります。

  • ・自然光が入らない
  • ・開放感がない
  • ・掃除の際に臭いが気になる場合がある

順番に解説します。

自然光が入らない

窓なしトイレの大きなデメリットは、自然光が入らないことで、日中も照明が必要な点です。

自然光特有の柔らかな光が得られないため、暗い印象を受ける可能性があります。

しかし照明の配置や種類を工夫することで、快適で魅力的な空間を作り出せます。

間接照明を利用して壁に柔らかな光を当てれば、空間全体に広がりを演出可能です。

また調光機能付きのダウンライトを使用すれば、夜間は明るさを落とせます。

開放感がない

窓がないトイレは開放感を得にくいです。

空間の閉塞感が増すことで、とくにコンパクトなトイレでは圧迫感を生むことがあります。

しかし、設計の工夫しだいで広がりのある空間を演出できます。

(例)

  • ・内装に明るい色調の壁紙や床材を使用する
  • ・鏡を効果的に配置する
  • ・ダウンライトや間接照明を使って壁面を照らす

 

ただし、個人の感覚には差があるため、設計段階でご家族の好みや要望を十分に考慮することが重要です。

掃除の際に臭いが気になる場合がある

「トイレに窓がないと換気ができないのでは?」

このように心配される方も多いでしょう。

意外に思われるかもしれませんが、窓がなくても換気扇を稼働させておけば、十分に換気が可能です。

むしろ窓を開けていない状態の方が、効率良く換気できます。

しかし、塩素系など強い臭いの洗剤を使用する際は、一時的に臭いが気になるかもしれません。

掃除中はトイレのドアを開けっぱなしにしたり、自然由来の洗剤を使用したりすることで臭いを軽減できます。

後悔しないための設計ポイント

収納の充実した窓なしトイレの施工事例

窓なしトイレで後悔しないためには、以下3つの設計ポイントに注意が必要です。

  • ・明るさを確保する照明プラン
  • ・広さを感じさせる内装を選ぶ
  • ・快適性を高める収納アイデア

これらのポイントを押さえることで、快適な窓なしトイレを実現できます。

明るさを確保する照明プラン

窓なしトイレの課題である明るさの確保は照明計画によって解決できます。

単に空間を明るくするだけでなく、快適性と機能性を兼ね備えた照明プランがおすすめです。

たとえば天井や壁に間接照明を設置すると、まぶしさを抑えながら空間全体を柔らかく照らします。

間接照明により、自然光に近い柔らかな光環境を作り、リラックスした雰囲気になります。

また、色温度の選択も重要なポイントです。

  • ・昼白色(太陽光のような色味):空間を明るく照らし、朝や日中の使用に適している
  • ・電球色(オレンジがかった色味):リラックスできる雰囲気を作り出し、夜間の使用に適している
  • ・温白色(​​昼白色と電球色の中間の色味):落ち着いた明るさで、使い勝手が良い

 

調色可能な照明を使うと、求める雰囲気や時間帯に応じて最適な光環境を実現できます。

色温度や照明器具にこだわった照明プランにより、窓なしトイレでも明るく快適な空間を生み出せます。

広さを感じさせる内装を選ぶ

窓なしトイレでは、壁紙や内装材の選択が空間の印象を大きく左右します。

適切な選び方で圧迫感を軽減し、広さや開放感を演出できます。

まず、明るい色調を採用するのが効果的です。

白やベージュ、淡いグレーなどの明るい色は光を反射し、空間を広く明るく感じさせます。

とくに天井を白くすることで、高さを強調できます。

次にパターンや柄の工夫も有効です。

縦のストライプは天井を高く見せ、空間に縦の広がりを与えます。

一方で横のストライプや波模様は、空間を横に広く感じさせます。

さらに、アクセントクロスもおすすめです。

一面だけ異なる色や柄を使うことで空間に変化をつけ、奥行き感を出せます。

快適性を高める収納アイデア

窓なしトイレの快適性を高めるには、限られたスペースを効率的に活用する収納計画が必要です。

効果的なのは、壁面収納の活用です。

床から天井までの縦長の収納棚を設置することで、視線を上に誘導し、空間を広く感じさせます。

また棚の高さを変えられる可動棚にしておけば、掃除道具やトイレットペーパーの予備などを効率的に収納できます。

コンパクトなトイレで収納スペースを十分に確保できない場合は、掃除道具を廊下に収納するのもおすすめです。

アイデアを組み合わせることで、窓なしトイレでも整理整頓された、広々とした印象の空間にできます。

まとめ

照明が印象的な窓なしトイレの施工事例

窓なしトイレには、防犯性向上や間取りの自由度アップなどのメリットがある一方で、自然光の不足や圧迫感などのデメリットも存在します。

課題を解決するためには、照明計画や視覚的な広がりをもたらす内装デザインが重要です。

この記事でお伝えした適切な設計と工夫が、快適な窓なしトイレの参考になれば幸いです。

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