平屋の外観にこだわる家づくり|外壁はツートンカラーでスタイリッシュに
シンプルで落ち着いた造りが特徴の平屋では、外壁の色や素材、外観のバランスでセンスの良さを発揮させるのがポイントです。
人気の和モダンテイストでは、かっこいい大人の品格とどんな場所にも馴染みやすいナチュラル素材を組み合わせたツートンカラーの外壁、外観が好まれやすい印象です。
そこで今回は、平屋でツートンカラーの外壁を選ぶ際に役立つ色選びのコツや、おしゃれな外観に仕上げるためのポイントを解説します。
真似したくなるモダン平屋の実例もご紹介しますので、ぜひイメージづくりの参考にしてみてくださいね。
<コラムのポイント>
- ・こだわりの平屋外観を考える際に役立つ色選びのポイントを解説します。
- ・ツートンカラーの外壁で仕上げた、おしゃれな平屋の実例を見てみましょう。
- ・平屋の外観づくりを成功させるためのポイントを押さえておきましょう。
平屋のおしゃれな外観を考える
平屋の外観を決める時には、まず建物全体のシルエットやバランスの良さを考える必要があります。
今回のテーマである、平屋の外壁ツートン配色を決める際にも、面積の広い屋根や窓も含めた建物の「全体像を見る」ことが、おしゃれな外観づくりポイントになります。
それではまず、平屋の屋根や窓のスタイルについて見ていきましょう。
屋根の高低で決まる
平屋建ての場合、二階建て以上の住宅と比べて屋根の位置が低くなるため、より屋根の面積が外から見えやすいのが特徴です。
そのため、平屋を建てるなら屋根の高低によって、住まいの印象が大きく変わることを覚えておきましょう。
一般的な平屋では、低い屋根は「和」の雰囲気を、高い屋根は「洋」の雰囲気を演出します。
窓の数と大きさ
また、二階建て以上の高さがない平屋では、外から窓内への視線の入りやすさにも注意が必要です。
ご家族のプライバシーを守るために、フェンスや植栽で視線をずらしたり、窓の数や大きさを抑えたりする方法も考えておきましょう。
とは言え、日当たりや風通しの確保は大切なので、通りからは見えない高い配置にハイサイドライトや天窓を採用する他、中庭をつくって建物と道路の距離をあけておく方法もおすすめです。
窓の数や大きさ、配置でつくる外観イメージは、実際のモデルハウスやショールームで確認してみるのがいいでしょう。
ブルーハウスでは、おしゃれな平屋での見学会を随時予定しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ツートンカラーの外壁でかっこよく
平屋の外観づくりの特徴が分かったところで、ツートン外壁の色選びや配分、バランスについて3つのポイントで解説していきましょう。
①ベースカラーとのバランス
ツートン外壁の平屋を建てるなら、建物のほぼ全体を占めるベースカラーとそれを引き立てるアソートカラーとのバランスに注目するのがポイントです。
これらの理想的な配分としては、ベースカラー:アソートカラーを6:4あるいは7:3程度にすることで仕上がりが良くなります。
アプローチや外構の色を含めても、できるだけ3色までに抑えられるよう意識しておきましょう。
屋根・窓枠の色も揃える
大きな平屋を建てる場合も、外壁や屋根、窓枠、ドアを含めても、3色までに抑えることが大切です。
それ以上になると、落ち着きのない印象をつくり出してしまう可能性があります。
上品でまとまりのいい平屋外観をつくるためには、相性のいい屋根や窓枠、ドアの色や素材をよく検討する必要があります。
また、外壁塗装で雨どいや窓枠を同系色にしてもらうのもポイントです。
景色との調和が大切
外観のデザインは、周りの自然や建物との相性を見ながら進めていくのがポイントです。
いくら平屋自体がおしゃれでも、周囲から浮いてしまうと近隣に悪い印象を与えかねないので、街並みや景観との調和を意識した外観づくりが大切です。
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【実例】ツートンカラーの外壁が映える平屋
それでは実際に、ツートン外壁がおしゃれな平屋の実例をご紹介しましょう。
温かみのある高級感が魅力
昼は、平屋の黒と外構アプローチの淡いグレーがかっこいい印象の住まい。
夜は、シャープな黒の塗り壁の建物を照らす、オレンジの柔らかな光が、温かみと高級感を演出しています。
モダンな雰囲気のガルバリウム外壁との組み合わせで、程よい重厚感と上品さを叶えた平屋の実例です。
モダングレー×木目でハイセンスに
モダンテイストの住まいで人気のグレーの外壁をベースに、色味のあるレッドシダーがセンス良く映える玄関の板張り天井と壁がおしゃれな実例。
シンプルですっきりとした外観ですが、無機質なガルバリウムとナチュラルな木目の組み合わせで、親しみやすいかっこ良さが魅力の仕上がりです。
3つのキューブを組み合わせた外観
3つの箱型の建物を組み合わせたようなスタイルが楽しい、オリジナリティのある平屋外観です。
ネイビーのビルトインガレージを中心に、両サイドの白い建物がツートンカラーのデザイン性を引き立てています。
玄関先におしゃれな植栽を施すことで、単調な雰囲気が一気にセンスのいい見栄えに変わります。
ガレージとの相性を見るスタイル
敷地内にガレージを設ける際の外観にも注意してみましょう。
外壁の色や素材を選ぶ時には、隣接する住宅のデザインや周囲の景色との調和を考えることも大切なポイントです。
実例は、隣の建物に同化し過ぎず、自然との相性もいい、住まいとガレージのツートンがかっこいい、バランスの取れた仕上がりです。
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平屋の外観づくりで失敗しないためのポイント
最後に、平屋の外観づくりを成功させるためのポイントをまとめてみましょう。
全体像を決めてからパーツを選ぶ
外壁の色・素材選びや外構を決める前には、外観全体のイメージをしっかりと固めておくことが大切です。
ついつい好みの色や気になる素材を取り入れたくなるものですが、パーツから先に選んでしまうと完成イメージから、かけ離れたアンバランスな仕上がりになることがあります。
環境との調和や外構と建物の統一感を意識しながら、相性のいいパーツを探し出すようにしましょう。
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テラスや屋根の大きさは実用性にも配慮
ツートンカラーの外観を考える際には、テラスや屋根の大きさも、バランスのいい配色を決めるのに影響してきます。
セカンドリビングとして活用できるテラスや雨を受ける屋根の大きさ、直射日光を遮る軒の長さなど、実用性と外観デザインの両方に配慮しながら検討を進めていくことが大切です。
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窓の開放感とプライバシー性に注意
安定した平屋の構造を利用して、開放的な大開口や連続した窓をつくるのもおしゃれです。
しかし、見栄えのいい外観はそれだけ注目を集める住まいでもあります。
窓の配置や大きさを決める際には、外からの見え方や視線の入り具合に注意して、ご家族のプライバシー性と外観デザインのバランスをよく考える必要があります。
まとめ:かっこいい外観の平屋を手に入れる
外壁ツートンの平屋をお考えなら、建物全体のイメージはもちろん、周囲の環境や暮らしの実用性、プライバシー性にも配慮した外観づくりが成功へのカギとなります。
シンプルで安定した平屋の特徴を活かして、ぜひ理想の「和」や「洋」「モダン」スタイルの外観デザインも楽しめる住まいを検討してみてくださいね。
ブルーハウスではさまざまな施工事例をご紹介しています。
気になるツートン外壁・外観の実例を家づくりの参考にしたり、ご家族や依頼先とデザインのイメージを共有したりするのにもぜひお役立てください。
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