ダイニングキッチンの間取り実例|横並びや対面型のレイアウト比較も
新築を考える際に悩みがちなのが、間取りについて。今回は間取りの中でも、キッチンとダイニングの間取りについて詳しく解説します。
キッチンとダイニングの間取りには、大きく分けて「対面型」と「横並び型/一体型」の二つのレイアウトがあります。こちらのコラムでは、この2つのタイプの特徴を比較しつつ、さまざまなレイアウトの間取り実例をご紹介。
キッチンとダイニングの間取りでお悩みの方は、ぜひお好みの間取り・レイアウトを見つけてみましょう。
<コラムのポイント>
・キッチンとダイニングの配置は、家事のしやすさや、スペースに余裕をもたせたいか/コンパクトさを重視したいかといった点がポイントとなります。
・今回は基本となる2つの間取りパターンについて、それぞれのメリット・デメリットを解説していますので、間取りを決める際の参考にぜひご一読ください。
目次
ダイニングキッチンの間取りタイプ
ダイニング・キッチンの間取りには、大きく分けて2つのタイプがあります。
・対面型
一つ目の間取りタイプは、キッチンの前にダイニングを設ける対面型の間取り。キッチンとダイニングがそれぞれ独立したレイアウトとなり、多くの住宅に取り入れられているのがこの対面型の間取りです。
・横並び型/一体型
もう一つは、横並び型/一体型の間取り。上記のようにキッチンの横にダイニングテーブルを並べたり、キッチンカウンターを横に広くとり、カウンターの一部をダイニングテーブルとして利用するタイプなどがあります。
対面型の間取りレイアウト
まずは、対面型の間取りレイアウトの特徴をみてみましょう。
・余裕のある空間がつくれる
横並び型/一体型と比較すると、対面型のほうがキッチンとダイニングそれぞれに余裕のある空間がつくれるのが最大のメリット。
ダイニングは家族でゆったりと食事を楽しめるスペースにしたい、収納たっぷりの広々としたキッチンにしたい、といった方は対面型のキッチンがおすすめです。
・ダイニングを多目的に利用できる
ダイニングとキッチンがそれぞれ独立している対面型の間取りは、ダイニングを多目的に利用しやすいのが魅力。子どもの宿題やちょっとした作業スペースとしてなど、日常のさまざまなシーンで利用しやすいのが対面型。
一方で、横並び型/一体型の間取りだとキッチンとダイニングの距離が近く、料理の最中に隣で作業をするのは少し落ち着かないこともあるでしょう。
・導線が長く家事が大変に
対面型の間取りは、横並び型/一体型よりも導線が長くなってしまうのがデメリットと言えるでしょう。
食事の配膳や後片付けの移動が面倒という方は、対面型の間取りでも、キッチンの目の前にダイニングテーブルをくっつけるようなレイアウトにすると良いでしょう。
キッチンダイニング横並び型/一体型の間取りレイアウト
続いて、横並び型/一体型の間取りレイアウトの特徴について見てみましょう。
・家事導線が短くなる
キッチンとダイニングが一体化している間取りは家事導線が短くなるのが大きなメリット。
食事の配膳や食後の後片付けの際は、キッチンとダイニングの間を移動する必要がなく、毎日忙しい中でも家事ラクな家が叶います。
・コンパクトで省スペース化
ダイニングとキッチンが一箇所にまとまっているため、省スペース化になるのももう一つのメリット。
ダイニングとキッチンが独立している間取りよりもスペースを取らないため、その分、広いリビングにできたり収納を増やしたりなど、お家全体の間取りの自由度は上がります。
・窮屈さを感じることも
ダイニングとキッチンがつながっているため、カウンターの幅や長さを十分に考慮しないと窮屈さを感じることもある点が、横並び型/一体型の間取りの注意点。
調理スペースとダイニングスペースが近すぎないかや、家族で食卓を囲んでも余裕があるほどの間取りを取るようにしましょう。
ダイニングキッチンの間取り実例集
最後に、ダイニングキッチンの間取り実例をたっぷりとご紹介します。さまざまなレイアウトの実例をお見せしますので、ぜひ理想の間取りタイプを見つけてみてくださいね。
・対面型の実例
対面型のスタンダードな間取り。キッチンの手元を隠せるように腰壁をつけることで、見た目もすっきりと清潔感のある印象に。
こちらも対面キッチンの前にダイニングテーブルを設けた間取り。木のぬくもりを感じる内装デザインに合わせて、テーブルと椅子も木製のものをチョイス。
一体感のある素敵な和モダンな雰囲気に仕上がりました。
こちらは、奥からキッチン、ダイニング、リビングを並べたレイアウト。キッチンに立ちながら、ダイニングとリビングの様子を見渡せるので、子育て中でも安心の間取りです。
シックな大人の雰囲気漂うキッチン・ダイニングの対面型の間取り。LDKはL字型にして、食事スペースとゆったりくつろぐリビングスペースに自然と分かれるようなレイアウトに。
オープン型のアイランドキッチンとユニークな家具で、まるでおしゃれなバーのような雰囲気に。
こちらはLDKを縦に並べたレイアウト。ダイニングテーブルをキッチンの壁にぴったりと寄せるように配置すると、省スペースにもなり配膳も楽になるのでおすすめ。
・横並び型/一体型の実例
こちらはキッチンカウンターをコの字型にして、一部をカウンターテーブルにした珍しいレイアウト。広いキッチンはキープしながらも、キッチンとダイニングはコンパクトにまとめました。
こちらは、L字型キッチンにダイニングテーブルを設けた一体型の間取り。
一体型の間取りでも広いスペースが確保できれば、上記のように広々としたダイニングテーブルが設置できます。
広々としたアイランドキッチンの延長にダイニングスペースを設けたレイアウト。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどのオープンキッチンは収納量を確保しにくいのがデメリットですが、壁側に背面収納を設ければたっぷりと収納可能に。
キッチンの腰壁に沿って設けられたL字型のダイニング。友人や知人が遊びに来ても安心のダイニングテーブルですね。
ダイニングキッチン一体型の間取りは、料理中の水はねや油はねが気になる点でもありますが、上記のように腰壁を高く付けたキッチンならそういった心配はありません。
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こちらのコラムでは、キッチンとダイニングの間取りについて解説しました。
私たちブルーハウスでは愛知・豊橋エリアにおいて、おしゃれで住み心地の良いさまざまなレイアウトの間取りをご用意しております。
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