子育てしやすいリビングに!間取りを決める8つのポイント|ママに人気の建築実例集
毎日毎日、やることが多く大変な子育て。大変な毎日が続くからこそ、少しでも子育ての負担を減らすことができるように工夫しながら間取りは考えていきたいですよね。そこでこだわりたいのがリビングの間取りです。子どもの成長と日々の暮らしを考えながらつくられたリビングなら、大変な子育てをちょっとでも楽に感じることができる工夫がたっぷり詰まっています。
今回のコラムでは、子育て世帯にも安心のリビングの間取りを決めるポイントをご紹介します。子どもたちがのびのびと過ごす横で、親も一緒に笑顔で過ごすことができるようなリビングを一緒につくっていきましょう。
コラムのポイント
・子育てしやすいような間取りを考えた上で家づくりをしておけば、毎日の暮らしをグッと楽にすることができます。子どもの成長を考えた上で、必要な工夫をしていきましょう。
・子育ての負担を軽くして、家族みんなが笑顔で毎日寛ぐことができる家づくりを進めていきましょう。
目次
◼ 間取りで子育てのストレス度合いは変わる?
◼ 子育てしやすいリビング8つのポイント
◼ 家族の笑顔が増えるリビングの間取りを考えよう!
間取りで子育てのストレス度合いは変わる?
慣れないことが多く、思うようにいかない子育て。さらに子育てだけでなく、仕事も家事も両立して…と考えるとストレスが溜まって辛いという方は多いのではないでしょうか。
どうしてもストレスが溜まりやすくなる子育てだからこそ、子育てしやすいような間取りを考えて家づくりを進めていくことが大切です。毎日の暮らしを穏やかで快適なものにしていくためにも、子育ての負担が軽くなるような、家族みんなが笑顔で毎日寛ぐことができるような家づくりを進めていきましょう。
子育てしやすいリビング8つのポイント
子育てしやすいかどうかの鍵は『リビング』が握っています。家事の負担を軽くするのはもちろんのこと、子どもの成長にもつながる間取りのポイントを順番にみてみましょう。
ポイント① 散らかってもイライラしない専用収納スペース
絵本や積み木、ぬいぐるみ、ミニカーなど子どもたちはたくさんのおもちゃで遊びます。楽しく遊んでくれるのは良いのですが、遊んだ後そのまま、片付けられずに放置…となってしまうとストレスになってしまいますよね。
リビングで使うものを収納するスペースをつくっておくのはもちろんですが、お子様専用の収納スペースも合わせてつくっておきましょう。造作家具なら、家の雰囲気を損なうことなく最適なサイズの収納をつくることができます。何を収納する場所なのかをわかりやすくするため、写真や絵で貼り付けることで子どもたちは自分で片付けをすることができます。その環境づくりを事前にしておくことで、『片付けなさい!』のストレスをなくすことができます。
子どもが小さいうちは、ほとんどの時間をリビングで過ごします。ハイハイをはじめて段々と動き出す時期、走り回るようになり一人遊びをし始める時期、などどの成長段階も目を離すと不安ですよね。スッキリと片付いたリビングなら、子どもたちの様子を見ながら家事の手を止めることなく過ごすことができます。もちろん、子どもたちがのびのびと遊び回ることができる環境は、身体機能の成長に大きく役立つでしょう。
ポイント② 家事も遊びも!畳スペースの活用
近年、家を建てる若い世代の方々の多くは、畳スペースを設けない傾向があります。しかし、結婚してこれから子育てをしていく世帯にとっては、畳スペースはとても重要なスペースです。子どもが遊んだり昼寝したりするスペースとして活用するのはもちろんのこと、洗濯物を畳んだりアイロンをあてたりと家事をすることもできます。両親が遊びに来た時は寛いでもらうことができますし、来客時は散らかったものを押し込めて目隠しとして使うこともできます。
畳には二酸化炭素を吸収して空気をきれいにする力がある上、イグサの香りによるリラックス効果は言わずもがなでしょう。子育てのイライラやストレス解消、精神の安定にも役立ちます。
ポイント③ スムーズに効率の良い家事動線
リビングで過ごす時間を考えた時に、どこに何があれば家事をしやすいのかを考えた上で間取りを考えていくようにしましょう。例えば、子どもが遊ぶ姿を家事をしながら見守るためにはどこに机を設置したら良いのか、リビングからキッチン、水回りがどう繋がっていれば家事効率が良くなるのか、工夫することで家事のストレスを減らすことができます。
朝起きて夜寝るまでの行動を思い返した上で考えてみると、スムーズに決めていくことができますよ。
ポイント④ 会話が弾むオープンキッチン
おしゃれなオープンキッチンは、注文住宅を建てる人の定番になってきています。リビングに開放感が生まれるのはもちろんのこと、家族との会話を楽しみながら調理をすることもできます。
子育てを考えた時、オープンキッチンは調理をしながら子どもが遊ぶ様子を見守ることができるので安心です。もちろん、子どもが大きくなってからも子どもと顔を合わせやすくなりますし、その分会話も弾みます。料理を運んだり片付けたりするお手伝いも自然と生活の中に取り入れることができるので、教育という視点でも大きな役割を果たすでしょう。
ポイント⑤ 壁面本棚は知育に役立てる
リビングの壁面本棚は、子どもたちの好奇心を満たし、わからないことは調べるという癖をつけることができます。インターネットが発達していることもあり、タブレットやパソコンがあれば十分、と考える方も多いですが、視力や集中力を考えるとあまり小さいうちから与えるのは不安がありますよね。日常に本がある空間で育つことで、子どもたちの学ぶ意欲は刺激されますし、親が手取り足取り物事を伝えなくても自分で学ぶようになります。
ポイント⑥ 造作家具でカフェのようなリビングに
インテリアショップやインターネットで購入するのではなく、部屋に合わせてつくられた家具のことを造作家具といいます。造作家具をつくることで部屋にぴったりとフィットする家具を設置することができます。本棚のサイズが合わずコンセントが使いにくい、椅子のサイズがテーブルに合っておらず掃除の時に何度も出し入れするのが手間…など、家具と部屋が合っていないことで家事のストレスは意外と増えてしまいます。空間に合った造作家具を設置することで、家事のストレスは減らすことができます。
カフェのようなほっこりとしたリビングでのんびり過ごす時間があれば、毎日の疲れも癒やされますね。
ポイント⑦ 集中力が身に付くスタディーコーナー
リビングは適度に静かで安心できる空間なので、宿題や勉強などに適しています。あらかじめスタディーコーナーをつくっておけば、子どもが宿題をする横で大人は仕事をする、といったように親子の時間を大切にすることができます。わからないことはすぐに親に確認する癖がつくだけでなく、親がそばにいてくれることで子どもたちは安心して勉強することができます。
子どもたちが集中する横でなら、安心して家事を進めることができますね。もちろん、おやつを食べたりコーヒーを飲んだりするスペースとしても活用できるため、家事の息抜きにもなります。
ポイント⑧ いつでも想いが伝わる伝言ボードの設置
何度も同じことを伝えたり、幼稚園や学校で必要なものの準備を忘れていたり…とコミュニケーションがうまくいかず喧嘩やストレスになることは多々あります。こういったストレスをなくすために、伝言ボードの設置がおすすめです。リビングは家族みんなが過ごす場所。常に必要な情報が目に付くようになっていれば、『うっかり忘れていた…』というミスも減らすことができます。
伝言ボードをもとにして家族のコミュニケーションを増やすこともできるため、小学生、中学生と子どもの成長に合わせて使うことができて、子育てに役立てられるような環境をつくっておくことが大切です。
家族の笑顔が増えるリビングの間取りを考えよう!
ずっと続く子育てだからこそ、いかに楽にできる環境を整えるかはとても重要です。家事や育児のストレスを少しでも減らすためにも、成長に応じたリビングの間取りを想定し、柔軟に変更できるような間取りを考えていきましょう。
快適な家をつくること。家族が笑顔で過ごせる家をつくること。
同じように見える建物であっても、建物に込められている想いは、ひとつひとつ違います。形のないものを表現することは、とても難しいことです。ブルーハウスでは、どんな小さな声も住宅という形にするお手伝いをしています。こうなったらいいな!などの声をぜひお気軽にご相談ください。
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