平屋注文住宅の相場を解説|二階建てとの違いや価格に影響する要素3選も紹介
- ▶︎平屋注文住宅の価格相場はどのくらいなんだろう
- ▶︎これから平屋の住宅を購入しようとしているから相場を知りたい
このようなお悩みを抱えている方はいませんか。
平屋の注文住宅は、施工内容によって値段が高くなりやすいため、注意が必要です。
そこで、今回は平屋の注文住宅の相場や価格に大きく影響する要素を紹介します。
他にも、平屋注文住宅を購入する際の注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<コラムのポイント>
- ・平屋注文住宅の相場を紹介します。
- ・平屋注文住宅の相場に大きく影響する要素3選を見てみましょう。
- ・平屋注文住宅を購入する際の注意点も解説します。
平屋注文住宅の相場
平屋の注文住宅の相場は、1坪あたり60万円程度です。
また、4人家族が問題なく暮らすには30坪程度が必要になります。
そのため、家族が問題なく暮らせる30坪の平屋の注文住宅を建築する場合は、2,000万円程度が必要です。
しかし、この2,000万円に土地代は含まれていないため、土地代も含めると最低でも3,000〜4,000万円程度かかります。
平屋の注文住宅を購入するときは、土地代も含めると最低でも3,000万円はかかると意識しておくとよいでしょう。
平屋と二階建ての費用の違い
平屋と二階建てでは費用が異なり、平屋のほうが相場が高くなりやすいです。
今回は以下の2つの費用について解説します。
- ・建築価格
- ・固定資産税
それぞれについて詳細にお伝えしますので、ぜひごらんください。
建築価格
一般的に床面積や材料などが同じ場合、平屋と二階建てでは平屋のほうが建築価格は高くなります。
平屋のほうが価格が高くなる理由は、基礎や屋根といったコストがかかる部位を多く使用するからです。
加えて、平屋のほうが土地を広く購入する必要があるため費用がさらにかからやすくなります。
具体的に、10〜20%ほど二階建てより平屋のほうが値段が高くつく傾向があります。
そのため、平屋の注文住宅は建築価格が高くなりやすいことに注意しておくとよいでしょう。
固定資産税
家を建築したり、土地を保有したりすると固定資産税がかかりますが、固定資産税額は以下の2つによって左右されます。
- ・土地の広さ
- ・建物の評価
先ほども説明しましたが、平屋は土地が広くなりやすいです。
また、平屋は評価が高くなりやすい屋根や基礎を二階建てよりも多く使用しているため評価額も高くなりやすいです。
平屋のほうが土地の広さも建物の評価も大きいため、固定資産税も高くなります。
平屋注文住宅の相場に大きく影響する要素3選
平屋注文住宅の相場に大きく影響する要素は以下の3つです。
- ・建物の形状
- ・廊下
- ・屋根
それぞれについて詳細に解説します。
①建物の形状
建物の形状に凹凸があると、壁の面積が増えるため費用がかかります。
建物の形状には具体的に以下の5つがあります。
- ・正方形
- ・I字型
- ・コの字型
- ・ロの字型
- ・L字型
この5つの中で正方形とI字型は、壁の面積が少ないため費用がやすくなりやすいです。
また、形状が四角いと崩れにくくなり、正方形やI字型は耐震性に優れています。
加えて、外壁面積が少ないため屋外の気温の影響も受けにくく、気密性にも優れている特徴があります。
耐震性や気密性を求めていて、かつ費用を抑えたい方は正方形やI字型の平屋がおすすめです。
②廊下
マイホームにおいて廊下は必ずしも必要というわけではありません。
実際に「廊下は必要なのだろうか?」と考える方が一定数いらっしゃり、「廊下が少ない家」も実在します。
また、平屋の建築において廊下の面積を少なくすることで費用を抑えて、住宅の価格を抑えることも可能です。
しかし、廊下を少なくすると以下のデメリットがあります。
- ・音や匂い・光などが周りに漏れやすい
- ・プライバシーを確保しにくい
- ・友人などの来客を呼びにくい
こういったデメリットがあるため、廊下を少なくするときは注意が必要です。
建築費用を抑えるメリットと、廊下を少なくして生じるデメリットを検討して設計するのがおすすめです。
③屋根
平屋は価格に大きく影響する屋根の面積が大きいため、屋根次第で価格が上下します。
平屋の屋根には主に以下の5種類があります。
- ・切妻屋根
- ・片流れ屋根
- ・寄棟屋根
- ・陸屋根
- ・招き屋根
この5つの中で費用を抑えやすいのは、「切妻屋根」や「片流れ屋根」・「招き屋根」です。
これらは構造がシンプルなため屋根の建築費用を低く抑えられます。
予算が少し厳しい方は、「切妻屋根」や「片流れ屋根」・「招き屋根」などの安価な屋根の形状にも注目してみてはいかがでしょうか。
<合わせて読みたい>
平屋注文住宅を購入する際の注意点
平屋注文住宅を購入する際の注意点は以下の2つです。
- ・平屋住宅向きの土地を選択する
- ・実績が豊富な業者に依頼する
購入する際の注意点を知っておけば、建築後に後悔するリスクが下がりますので、ぜひ参考にしてみてください。
平屋住宅向きの土地を選択する
平屋の注文住宅を建築するときは、土地が平屋に適しているか確認することが重要です。
平屋に適していない土地だと、生活の利便性が確保されないからです。
具体的に、平屋に適している土地の条件は以下になります。
- ・庭も含めて十分な面積があるか
- ・地震や水害などの災害が起きにくいか
- ・日当たりや風通しは問題ないか
特に、平屋は1階で生活することになるため、日当たりや風通しを意識するのがおすすめです。
周りに高い建物などがあると日当たりや風通しが悪くなる可能性があり、生活しにくいからです。
平屋の住宅を購入するときは、土地が平屋に適しているか注意してみてください。
実績が豊富な業者に依頼する
実績が豊富な業者であれば、高品質な住宅が期待できるためおすすめです。
また、業者によっては独自のデザインや設計を取り入れている業者もあります。
独自の強みがある業者では、より魅力的なマイホームが建築できるため満足度が向上しやすいです。
そのため、豊富な実績がある業者に依頼してみるといいでしょう。
ブルーハウスは平屋注文住宅の実績が多くありますので、住宅を購入する予定のある方は、ぜひ一度、お問い合わせください。
【坪別】平屋注文住宅のおすすめ間取り事例を紹介
坪ごとにおすすめの間取り事例を2つずつ紹介
【30坪】平屋注文住宅の間取り
延床面積29.3坪の暑さに強い平屋
こちらの平屋は気密性や外からの断熱に優れているため、暑い時期でも快適に過ごすことができます。
また、壁を白と灰色のタイルでデザインすることで、お店のようなオシャレさが出ています。
延床面積29.56坪の耐震性に優れている平屋
こちらは、地震に強く耐震性に非常に優れている安全な平屋です。
さらに、玄関付近を目隠しフェンスで隠すことでプライバシーを確保しやすくなっています。
建物の中が見えにくいですので、平屋でも屋外を気にせずに生活することが可能です。
【40坪以上】平屋注文住宅の間取り
延床面積40坪のプライバシーが確保できる平屋
こちらは、窓が高い位置にありプライバシーを確保している平屋です。
また、この平屋は三角形の土地の中に建っており、「平屋に適している土地に建てる」という固定概念を排除しています。
ブルーハウスは、こういった難しい住宅の建築も可能です。
延床面積50坪の気密性・断熱性に優れている平屋
こちらは、気密性・断熱性に優れており快適に暮らせる平屋です。
また、耐震性が非常に秀でている耐震等級3を誇っており安全性も確保されています。
まとめ
今回は平屋の注文住宅の相場について解説しました。
平屋の注文住宅は建物だけで2,000万円程度、土地代も含めると3,000万円程度は必要です。
これから平屋の注文住宅の購入を検討している方は3,000万円は必要であると心がけるのがおすすめです。
また、平屋は建物の形状や屋根などで価格が大きく変わります。
そのため、住宅を購入するときに設計したいデザインや予算などを業者にお伝えすれば、ご希望のマイホームが購入しやすくなります。
ご希望の平屋注文住宅の購入に、この記事が参考になりますように。
愛知・名古屋付近で注文住宅を手がけるブルーハウスからのメッセージ
ブルーハウスは、愛知・名古屋でオーダーメイドのデザインと快適性、住みやすさ、本記事で述べた耐震性、それらをすべて満たす家づくりをしています。
- 高度な耐震構造を用いた、地震に強い家づくりにも注力しています。非常に重要な耐震・制震ダンパーも採用。
- デザインも性能も叶えて、長く快適に経済負担の少なく住める家をつくっています。
- ・ブルーハウスは、高気密高断熱住宅にこだわっています。(現在HEAT20G2グレードを中心に建築。全棟気密測定(C値測定)を実施)
- ・無垢材や塗り壁など、自然の素材を使った家づくりが得意です。
- ・土地探しからも始められて、建てたい家や住みたい地域、住みたい環境から適した土地をお探しします。
愛知に住む人、そしてその郊外に住む人を家づくりで幸せにする。「人生を最高に楽しむ家」をつくることを目指して家づくりをしています。