横長リビングのおしゃれなレイアウト実例|家事動線と景色のいい間取り
モデルハウスやモダン住宅で人気のリビング×ダイニングを横並びにレイアウトした「横長リビング」。
リビングとダイニングに面したワイドな窓から贅沢な景色が取り込める開放感に加え、キッチンからの見通しや動線も良く、まとまりのいいLDKをつくるのに効果的な間取りです。
今回は、そんな横長リビングの実例を参考にしながら、間取りのメリット・デメリット、快適なな動線と空間づくりのポイントを解説していきます。
ぜひ、ハイセンスで居心地のいいリビングづくりに役立ててみてください。
<コラムのポイント>
- ・横長リビングレイアウトのおしゃれな実例を見ることができます。
- ・横長リビング間取りのメリット・デメリットを押さえておきましょう。
- ・理想の生活・家事動線と憧れの空間づくりに役立つ工事ポイントを解説します。
【実例】横長リビングレイアウトの特徴
まずは、横長リビングの特徴とレイアウトのポイントが分かる実例をご紹介します。
大きな窓からの景色が魅力
ウッドデッキのある中庭へとつながる視線が、開放的な暮らしを演出してくれる住まいの実例。
横長リビングは、リビングダイニングのどちらにも大きな窓を設ける場合が多く、高級マンションやホテルのような連窓スタイルを採用できるのが魅力です。
壁一面が外の景色で彩られる贅沢なデザインに仕上がるので、ハイセンスなリビングづくりにおすすめしたい間取りです。
横つながりで快適な動線のキッチン
縦長リビング向けの間取りに、家具を横向きに配置した横長リビングをつくるのもおしゃれです。
リビングで過ごすご家族と目線を合わせやすいキッチンは、「横並びダイニング」仕様で、インテリアの統一性と動線の回遊性を高めました。
横つながりの利便性を活かしつつも、ゆるやかにリビングをゾーニングするまとまりのいいデザインの住まいです。
リビングとダイニングの区分ができる
約12~18畳のコンパクトなLDKの場合、キッチン・ダイニング・リビングそれぞれのスペースをつくると動線となる通路幅が狭く、各空間の使い勝手も悪くなるケースがあります。
そこで、実例のような「キッチンカウンター兼用ダイニングテーブル」の一体型レイアウトを採用することで、リビング×ダイニング程のゆったりとした床面積をリビングに充てるのもいいでしょう。
2階リビングの間取りで、プライベートテラスを設けた開放感溢れるリゾートライクリビングをつくるのにも、横長レイアウトはおすすめです。
家具の配置で印象が変わる
横長リビングのレイアウトを採用する場合、実例のように壁の少ない空間で家具を配置するには工夫が必要な場合があります。
特に、大型家具のソファや使い勝手が重要な収納の配置は、空間の印象を大きく変えるポイントです。
実例のように、ダイニングとの仕切りにソファを置いて、スタイリッシュなニッチ収納を採用することで、実面積以上の広さとすっきりとしたインテリアが楽しめるリビングに仕上がります。
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横長リビング間取りのメリット
横長リビングの特徴が見えてきたところで、横長レイアウトのメリットをまとめてみましょう。
日当たり・風通しのいいレイアウト
リビング・ダイニングのどちらにも窓が設置できる場合、住まい全体に自然光と風が行き渡る間取りがつくりやすくなります。
連続窓のある開放的で明るいリビングは、家族が集まるおしゃれなリラクゼーション空間にぴったりです。
リビングの広さが自由に決められる
横長リビングは、リビング×ダイニング空間のワイドな広がりが贅沢な間取りです。
例えば、リビングをより広く確保したい場合には「キッチン一体型ダイニング」を採用して、広々とした独立性のあるリビングをレイアウトするのもいいでしょう。
最短移動の生活・家事動線が便利
横長リビングは、キッチンから見た前面にリビング・ダイニングが配置されるので、LDKのどの空間に居ても見通しのいい三角形の視界が手に入ります。
キッチン⇔ダイニング⇔リビング(⇔キッチン)の最短移動が叶うレイアウトで、生活・家事動線の効率化をはかるのにも有利な間取りです。
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横長リビング間取りのデメリット
次に、横長リビングレイアウトのデメリットも押さえておきましょう。
横幅によってはレイアウトが難しい
LDK全体の横幅によっては、リビングとダイニングを横並びにすることでそれぞれの空間や動線が窮屈になってしまう場合があります。
「1人が通るのに必要な約60㎝幅・2人がすれ違うのに必要な約90~120㎝幅」に注意した通路幅の確保を意識することで、ゆとりある空間づくりはもちろん、バランスのいいインテリア工事にもつながります。
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窓の配置と外からの視線に注意
リビング×ダイニングを開け放したような横長窓や連窓がおしゃれな横長リビングは、開放的な内と外のつながりが魅力である反面、道路や近隣住宅、外からの視線が気になる点にも注意が必要です。
プライバシー性や防犯性にも配慮した、中庭や植栽のあるアプローチ、塀・柵を設けてゆるやかに視線を遮るほか、窓の形や配置に工夫して採光・通風・景色が活かせるデザインを検討してみてください。
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家具・収納のレイアウトに制限が出る
大きな窓のある開放的な空間が魅力の横長リビングでは、縦長リビングと比べて壁の面が少ない点で家具や収納の置き場に困るケースがあります。
しかし、不要な家具を置かない、ニッチや壁面収納を活用するなど、動線の邪魔にならない家具・収納工事を心がけることで結果として、上品でモダンな空間に仕上げることが可能です。
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動線と空間の工事ポイント
最後に、快適な動線と空間づくりにつながる横長リビング工事で大切な3つのポイントをご紹介します。
無駄なく快適な動線・広さ
家族が集まり頻繁に行き来するLDKでは、まず動線を考えた上で最適なレイアウトを決めることが大切です。
例えば、キッチン⇔ダイニングの配膳・片付けの動線、家族がすれ違うリビング周りの動線、LDKから洗濯家事への動線など、集約させた方が便利なエリアと独立させた方が快適なエリアを明確にすることで、効率的な動線や理想的な広さの確保につながります。
景色を取り込むデザイン工事
横長リビングをレイアウトするなら、ぜひ取り入れたいワイドな視界が広がるおしゃれな大窓のデザイン。
オープンな全面窓や高級感のある連窓、プライバシー性にも配慮した高い位置の横長窓や連続窓など、採光・通風だけではなく、贅沢な借景も楽しめる豊かな暮らしを実現させてみましょう。
家具選びに注意する
壁面の少ない横長リビングでは、テレビやソファ、収納といった大型家具のレイアウトも空間のイメージづくりに大きな影響を与えます。
間取りの広さや形に合わせた快適なレイアウトを検討した上で家具選びに進むことが大切です。
また、横長リビングの開放感を損なわないために、できるだけ背の低い家具を選ぶのもポイントです。
まとめ:おしゃれで心地いい新築間取りを実現
横長リビングの実例と共に、横長レイアウトの特徴や便利な動線・快適な空間づくりのポイントをご紹介してきました。
高級マンションやホテルのような、モダンで開放的な窓デザインを最大限に活かせるおしゃれな横長リビングの間取りで、実面積以上の広がりや優雅な景色が楽しめるワンランク上の暮らしをぜひ実現してみてくださいね。
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