仏陀の教えを学ぼう

お釈迦さまは「無財の七施」の中で、
眼施(げんせ)・・優しいまなざしを施す
和顔施(わげんせ)・・笑顔を施すを教えられています。
その次に
★「言辞施(ごんじせ)」を教えられています。
言辞施とは、心からの優しい言葉をかけるという意味です。もっと簡単にいうと、
「褒める」ということです。
心施とは、心からの感謝の言葉を伝えるという意味です。簡単にいえば、
「ありがとう」と言うことですね。
私たちが毎日悩みは、人間関係上の悩みが中心です。そうした悩みは、
病気や借金の苦しみとは違って、ちょっと心掛けを変えてみることで、
ガラリと解決できることがほとんどなのです。
なぜなら、人間関係のトラブルのきっかけになっているのは、言葉遣いです。
ですから、優しい言葉を使うことに気をつければ、その瞬間からよりよい
人間関係を築けるからです。
「素晴らしいですね」「大変でしたね」「本当にうれしいです」「感謝でいっぱいです」
苦しい時に優しい言葉をかけてもらったり、自分の苦労や努力をねぎらってもらい、
感謝の言葉を言われたりする。
それだけで、人は「やってよかったな」「頑張ってよかったな」と
思ってうれしい気持ちになります。
小遣いをもらったり、何かを買ってもらったりするのもうれしいですが、
言葉のプレゼントは、それ以上に心にずっと残りますね。
うれしい一言は、何年たっても忘れず、自分を励まし続けてくれます。

うれしい一言を相手に届けることができれば、
一生、相手から好意を持たれることだってあるのです。
仏陀の教えより
そうですね!人は表情や言葉、仕草によって
相手を潤し、活力を与え
巡って信頼や尊敬を与え
善のサイクルが回り始めます。
なかなか難しいことですが、
地道にでもそんな思いを持ち日々を過ごせば
何かが変わっていくのを感じることが出来ると思います。
朝からいい言葉に出逢ったので
忘れないように書き留めました。