アメリカンドリーム
共和制が採用され、誰にも均等な機会が保証されている
アメリカ社会では、人はその才能と努力次第で成功し
社会的、経済的に限りなく上昇できるとする考えだ。
世界金融危機にしても、過剰で仕組みのない
また経験もなかった共和制の基、強烈なアメリカン文化を伴って
よくも悪くも今回の事態を迎えた。
しかしアメリカンドリームというのは
ある意味こういう事ではないようにも思う。
フラッグシップで巨大なアメリカに大志を抱き
考えも及ばぬほどの努力や思考。そして才能。。
壮絶で達成感のある日々の生活がアメリカンドリームを掴むのではないか。
例えばスポーツの世界、
日本人も闘志を燃やしあらゆる分野で活躍する選手たち。
もしかしたら我々はその苦労を見ずにして
結果的にアメリカンドリームを掴んだ、または掴もうとする
ヒーローを見ている気がしてならない。
個人的にゴルフ好きなぶんゴルフ選手についてみてみると
青木功、岡本綾子・・・、輝かしい結果を残し既に世界殿堂入りしている。
最近では石川遼。4月のマスターズ、
今年の活躍が楽しみでしかたない。
そういえば先日、尾崎直道の記事を読んだ。
現在、彼はアメリカシニアツアーで戦っている。
日本で出せるような結果は今も出ていない。
想像以上に孤独な戦いになっているようだ。
試合後ホテルに帰り夕食までの時間、その後の時間、
退屈で孤独な時間、悩み考えることが多いそうだ。
それでも悩んだ結果、今年もアメリカに行くそうだ。
そういう姿を見ていると実に清清しく思え
憧れるに値するからヒーローとなるのであろう。
しかし彼らは、創造を絶するあらゆる努力の天才でもある。
そういえばタイガーウッズが約1年間の療養から復帰するそうだ。
この休暇は彼にとってこの先を考えたベストな選択なのだろう。
話が変わるが
この世界金融危機も多くの犠牲を伴い非常事態に変わりはないが
視点を変えればまだまだ幸せなのである。
戦争でもなければ、食べるものがないわけでもない。
そして、
そういう糸口からいいサイクルに進化していき
一日も早く正常な環境を創るべきであるように思う。
まだまだ現代日本は幸せ、努力をするべきと感じる今日この頃である。
努力をし、進化をすれば
やがてアメリカンドリームは向こうから現れるだろう。