円高

13日の東京外国為替市場は、米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題による市場混乱への不安からドルが売られ、円相場は一時、1ドル=100円95銭まで急伸、95年12月以来12年3カ月ぶりの円高水準をつけた。早朝のオセアニア市場で1ドル=101円10銭まで急騰した流れを引き継いだもので、市場では「1ドル=100円突破もあり得る」との見方が一段と強まっている。(毎日新聞)
とのことです。
先進主要国の一部金融機関がサブプライム問題を受け
やっと証券差し替えによる資金調達を始めたようですが
200兆とも400兆ともいわれる焦げ付きの
10分の一から20分の一程度。
回避するには難しいでしょうね。
日本も嘗てそうでしたが国の介入が必要です。
しかし現在大統領選挙の真っ只中でもあり
共和党候補者はもちろん現在までの政策評価を失う
形にもなりこの施策も選挙後になるでしょうか。
嘗ての日本もそうでしたが、
あの時は時の内閣総理大臣宮沢氏。
しかしながら経済連やら多くのなんやらが猛反対して遅れた。
そりゃそうですけど。
でも国の崩壊に繋がりますからね~。困ったものです。
遅れて竹中平蔵氏が施策を遂行したカタチで
現在ではほぼ貸し出し回収が終わっているようですが
また最近ありましたね・・・お役所がらみの金融機関で。
なんとかなりませんかね~。
とにかく
世界経済への影響が大きいアメリカには
早く何とかして欲しいものです。
日本ではサブプライムに関わる直接被害はみずほさんが一番多かった
ようですが全体として考えれば比較的少ないようです。
しかし政策による日本離れで実質的に弱い日本では
株も傾向として下げ止まりが効いてない感じですね。
原油高もあり、すべてのものがほぼ同時に値上げ。
それを受けて好業績の大手企業の賃上げも微妙に。
中小零細においては・・・。悪いサイクルですね。
景気後退は避けられない感じです。
欲しいのはいい政治家。何がやりたいのか分からない
できない、官僚支配の日本政治を革新してほしいものです。
でなけりゃ更に日本は後退です。
さてさてそうは言ってもみんなでより良く頑張るしかないですね。