200年住宅ビジョン
200年住宅ビジョンが平成19年5月当時の住宅土地調査会長である福田現首相の肝いりでスタートします。
「作っては壊す」フロー型から、「いい物を作って長く大切にする」ストック型への移行は環境面から考えてもいいことだと思います。
欧米諸国では普通です。
200年住宅といっても、200年持つ頑丈な住宅を作るという事ではなく、20年毎に点検し、必要なメンテナンスを行うシステムをつくり、それを10回繰り返すことで、200年が可能となるということです。
ですのでメンテナンスがキーポイントといえますが極力コストは落としたいです。
住宅をスケルトン(躯体部分)とインフィル(設備・内装)に区分し、耐用年数はスケルトン200年、インフィルは20年に設定します。インフィルは、その社会の変化と生活スタイルからの要求も多く、また耐用年数も短いですが、
更にそれを突き詰めるとインフィルに工事時点で変更自由度を持たせ
インフィルの耐用年数を増やし低コストでの変更可能度も求められます。
これからの住宅金融も、取得時のローンのみでなく、点検・メンテナンスやリモデルを含めた長期視点をもって、住宅価値を増進し、長寿命化を促進する方向に向かうべきと考えられますね。すなわち必要な時の家を選択売買、、、、
結婚→出産→子育て時代→夫婦2人。といった生活ステージ変化で家を買い替えする。
ストックビジネスの到来ですか・・?。
住宅の長寿命化により、既存住宅市場においても良質な住宅が増え、逆に良質でない住宅が淘汰されてくるでしょう。若い世代のマイホーム取得が新築一辺倒から既存住宅へも目を向けることができるようになります。
住宅の資産価値がでてきます。=住宅は金融商品とも言えます。
ブルーハウスでは現在200年住宅ビジョンに向けてあらゆる素材、
詳細工法などを推進確立しています。
どこで家を建てるかで将来的に価格にも反映される時代になるでしょうね。