本日は上棟しております!!

本日はT様の上棟。
朝少し寒かったのですがこの時間は快適。
順調に推移しております(笑)。
さて、能登沖で先日地震が起きたのをきっかけに
改めて耐震について色々考えさせられます。
今もまだ余震が続いており被災地では深刻な状況です。
被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
ニュースで被災地の状況を見ると、
数年前の新潟の地震と同じく古い家屋が倒壊しましたが、
建築基準法が耐震について新基準を適用した
比較的新しい建物はさほど被害は少ないように見えました。
昨日ワールドビジネスサテライトでも地震についての報道がされてましたが
2階建てのような低い建物は短い周期の振動に弱く
高ければ高いほど長周期の揺れに弱く長く揺れるとのことです。
例えば今回の能登沖地震の余波は300Kはなれた東京まで約1分で到達し
高層階では表層が軽震度程度でもそれ以上に揺れ、揺れが納まるまで長いとのことです。
超最近の高層ビルでは最先端の減震装置が施工されていますが
なかなか安心は出来ないかもしれません。
それと地震と建物の関わりを言えば
地盤が弱く建物の重量も重いほど一般的に揺れは大きくなります。
鉄筋コンクリートや鉄骨の家は強度が強く地震にも強いと思われがちですが
地震の揺れの力(水平荷重)は建物の重量に比例して大きくなります。
たとえば、延床面積35坪程度の建物で比較した場合、
建物の大よその重量は、
木造:25トン
鉄骨造:50トン
鉄筋コンクリート造:125トン
となります。
つまり、地震の際に掛かる水平荷重もそれぞれ
25トン:50トン:125トンとなるわけです。
木造と鉄筋コンクリートを比べるとその差は約5倍
木造住宅は地震に弱いと思われがちですが、実はそうでもありません。
ちょっと自慢ですが、弊社の標準仕様のように
耐震耐火ボードや耐震ナッター、耐震金物を多用し
耐震構造で的確に施工すれば木造建築はかなりの耐震強度を持ちます。
いずれにしても地震の多い日本では事前に地震対策を考えられておいた方が懸命です。
今度弊社で新築されるT様も建築地の地盤強度を知りたいというお話があったのでご紹介・・・
T様は阪神大震災も経験されかなり地震について考えられております。
各地域の地盤強度はこのページでご確認してみてください。