本日から建物の本質編です!



皆さんこんにちは!
本日からは
見学会に向けて、デザインだけではなく
建物の性能や本質を少しでも分かって頂き
どこがどのように違うから快適か、
そしてメンテナンスにお金がかからないか。
などを少しずつお話させて頂こうかと思います。
では。
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住まいの寿命は断熱材にかかってます!
断熱材は住宅の命。
日本の家は平均寿命は26年と言われておりますが、
原因は「内断熱」よる壁内結露が原因です。
どんなに優れた構造・厳選素材を採用しても、結露を起こす家では意味がなく、長持ちしません!
グラスウールなどの内断熱材は、薄いポリエチレンフィルムで覆われているため、簡単に言えば家はビニールハウスのようになります。
それに加えて、一緒に施工する薄い気密シートは壁の上下や端部など複雑な形状に貼付が難しい上に、釘や金物に弱く修繕・改築などで壁に穴を開けた際に、そこを塞ぐことが困難になります。
そして、夏場の冷房によって通気孔から新入した高温多湿の空気が断熱層(壁内)で結露を起こし、汚れやカビの原因となりその後大切な構造体にも悪影響を及ぼすのです。
この高温多湿の日本で、結露を防ぐことなど可能なのでしょうか?
当社では、内部結露を防ぎ住まいの寿命を長持ちさせる家をコンセプトに
「ダブル断熱工法」を標準仕様といたしております!
それが、フレックスパネル外断熱材とセルロースファイバーです。
この優れた断熱材と工法は他社ではできません。
詳細は明日に続きます・・・。
では、生活コストの面で電気代は?
といいますと・・・
電気代比較表
株式会社オーパス
データ
平成15年1月~12月 4人家族 同じ30坪の総2階住宅で比較
セルロースファイバー グラスウール
1月 9,568 18,568
2月 9,713 18,113
3月 9,268 16,261
4月 7,619 14,797
5月 6,825 13,265
6月 6,140 11,802
7月 6,934 15,758
8月 6,956 14,203
9月 8,451 14,980
10月 5,873 13,308
11月 6,703 12,777
12月 7,238 14,461
91,288 178,293 87,005
(年間差額)
こんなに差ができます。
しかも実際に住んでみると夏涼しくて冬暖かい。
カラッとしてます!
内断熱のセルロースファイバー断熱材と外断熱のビーズ法ポリスチレンホーム保温版3号
はウレタンに換算すると何ミリの厚みに相当するかを検証してみる
①セルロースファイバーの熱伝導率=0.040W/(m・k)  (断熱材区分C)
硬質ウレタンフォーム保温版の熱伝導率=0.024W/(m・k) (断熱材区分E)
例 セルロースファイバーが100mmだとすると・・・・・・
100mm÷0.040×0.024=60mmのウレタンに相当
② ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版3号の熱伝導率=0.040W/(m・k)
(断熱区分C)
硬質ウレタンフォーム保温版の熱伝導率=0.024W/(m・k) (断熱材区分E)
例 ビーズ法ポリスチレンフォーム保温版3号が25mmだとすると
25mm÷0.040×0.024=15mmのウレタンに相当
よって この場合の60+15=75mmのウレタンの厚みに相当する
これは地域Ⅰという寒冷地での断熱の基準がウレタンフォーム70mmなので
地域Ⅰの標準断熱よりも1.07倍の断熱性能を有するということになる
     これは北海道などの寒冷地の水準を超えてます。
続く・・・・