合掌

昨日ある寺院へ行った。
70を少し超えられた住職のお母様から
終戦のころの話を聞かしていただいた。
すごく悲惨な話や戦争中の様子。
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そしてそこから這い上がった今の日本の凄さ。
豊かさからくる人の愚かさ。
敗戦国としての使命。
そのとき諸外国から受けた恩恵や感謝。
だから
生まれたときから人間平等ではないという本質。
戦時中と今生まれる環境の差も平等ではない。
同じ両親から生まれた兄弟なのに
出てしまう差だって平等ではない。
でも感謝の気持ちが大切なんだと。
何事も頭で聞くのではなく、
心で照らし合わせて聞くのだと。
生まれてこれた、という偶然への感謝。
そこから、たまたま出会えるすばらしい出会いとの感謝。
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そうするとおのずと手が合わさるのだという。
そして誰がやったとか、
私がしてあげた、とか、ちっちゃなことなど
思わなくなるという。
どこかでいつも聞かして頂く話にかぶった。
本質に迫る話だった。
その後も住職さまとご婦人様から
はるかかなたの素晴らしい人間性と
教えを受けた1日。
ありがとうございます。合掌。